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USDC完全ガイド:仮想通貨初心者が知りたい特徴と将来性

USDCとは 国内銘柄
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仮想通貨に挑戦したいけど、「価格が急に下がったらどうしよう…」そんな不安を抱えるあなたに朗報です。

初心者の方でも安心して使える価格が安定したステーブルコインUSDC(USD Coin)という仮想通貨があり、ついに日本国内でも取扱いがスタートしました。

この記事では、USDCの基本から使い方、さらにはUSDCの増やし方や最新動向まで、まるっと解説します。USDCが最高の相棒になるかもしれませんよ。

USDC(USD Coin)とは?

USDCポイント
  • USDCは米ドルと1対1の価値
  • 仮想通貨暴落時にも退避先として活躍
  • ステーブルコインで2位の市場
  • 市場規模は数兆円の大規模
  • 透明性があり信用力抜群
  • サークル社の中央集権で運営
  • 日本国内でも取扱い開始
ポイントまとめ
名称USD Coin
通貨単位USDC
リリース日2018年9月
発行上限上限なし
ネットワークERC-20
承認方法PoS(Proof of Stake)
管理・開発Centre
公式サイトhttps://www.usdc.com/

仮想通貨に興味はあるけど、「ビットコイン(BTC)の大暴落しているニュースが怖い…」なんて思っていませんか?そんな時にぴったりなのが、USDC(USD Coin)です。

USDCは「ステーブルコイン」と呼ばれる仮想通貨の一種で、価格が安定しているのが最大の特徴です。具体的には、1 USDCが常に1アメリカドル(USD)にペッグ(等しい価値)になるように設計されています。

USDC

1 USDC ≒ 1 USD(米ドル)にペッグするように設計されている

ミー
ミー

ビットコイン暴落時にもUSDCに資産を移動すれば資産が守られるよ!

ステーブルコインって何?

ステーブルコイン

ステーブルコインとは、簡単に言うと「価格が安定した仮想通貨」のこと。

ビットコインやイーサリアムは1日で10%以上価値が上下することもありますが、ステーブルコインはそんな心配がほぼゼロ。

USDCの場合、アメリカドルに「ペッグ(固定)」されているので、1ドル分の価値がキープされます。これなら、仮想通貨初心者でも「価値が突然半分に!?」なんて恐怖を感じずに済みますね。

ミー
ミー

USDCやステーブルコインには多くのメリットがあるよ!USDCのメリットは後で詳しく解説しています!

ステーブルコインの種類

ステーブルコインの種類

USDC以外にも、最も時価総額が高くUSDCと同じくドルと同等と価値を持った「USDT(テザー)」、さらに日本円にペッグした「JPYC(ジェーピーワイシー)」、金(ゴールド)価格とペッグした「ZPG(ジパングコイン)」など様々なステーブルコインがあります。

ここでは、そんな代表的なステーブルコインの一例を紹介します。

その他の代表的なステーブルコイン一例
  • USDT(テザー):ペッグ対象「米ドル」
    • 概要:USDTは、テザー社によって発行されるステーブルコインで、1USDT=1米ドルとなるよう設計。市場での流動性が非常に高く、多くの取引所やDeFiプロジェクトの基軸通貨として広く利用されています。過去には裏付け資産の透明性に関して議論がありましたが、現在もステーブルコインの中で時価総額1位と多くのユーザーから使用されています。
  • JPYC(ジェーピーワイシー):ペッグ対象「日本円」
    • 概要: JPYCは、日本円に1:1で連動するステーブルコイン。JPYC株式会社が発行しており、国内決済や資金移動の手段として、ブロックチェーン上で利用されるほか、利用者は1JPYC=1円として価値を保持できる点が特徴です。
  • ZPG(ジパングコイン):ペッグ対象「金」
    • 概要:三井物産デジタルコモディティーズ株式会社が発行。金(ゴールド)の価格に連動するように設計されており、国内初の「デジタルゴールド」とも呼ばれています。
  • DAI(ダイ):ペッグ対象「米ドル」
    • 概要:DAIは、MakerDAOが発行する分散型ステーブルコイン。イーサリアムなどの暗号資産を担保として発行され、1DAI=1米ドルを目指して設計されています。担保の超過担保方式により、中央管理者が存在せずに安定性が保たれる仕組みとなっています。
  • RLUSD(Ripple USD):ペッグ対象「米ドル」
    • 概要: RLUSDは、リップル社が発行する米ドル連動のステーブルコイン。1RLUSD=1米ドルを維持するよう設計され、裏付け資産として米ドル預金や米国債などを保有し、厳格な規制体制や定期監査により信頼性が確保されています。

日本国内の仮想通貨取引所ではステーブルコインは、そこまで馴染みはありませんが、海外取引所であればステーブルコインは円やドルといった法定通貨に代わる基軸通貨として活躍しています。

そんなステーブルコインの中で時価総額が1位のUSDT(テザー)と、2位のUSDCが圧倒的シェアを誇っています。

ミー
ミー

USDT(テザー)は以前に裏付け資産の透明性に関して問題になったから、透明性の高いUSDCは非常に人気だよ!

USDCの誕生とその目的

USDCは2018年に誕生しました。生みの親は、Circle(サークル)社というフィンテック企業と、仮想通貨取引所の米大手Coinbase(コインベース)が共同で設立した「Centre Consortium」が始まりです。※現在のUSDCの運営はサークル社が行っておりコインベースはサークル社に出資することでサポートしています。

彼らの目標は、仮想通貨をもっと実用的で信頼できるものにすること。たとえば、国際送金やオンライン決済で使える、安定したデジタルドルを作りたかったんです。

信頼性と使いやすさを追求した結果、USDCは今や時価総額が約9兆円でステーブルコイン市場でもUSDTに次ぐ2位と世界中で愛される存在になりました。※2025年3月時点


USDCの仕組みを簡単解説

「USDCってどうやって安定してるの?」と疑問に思うかもしれません。ここでは、その仕組みを初心者の方でもスッと理解できるように解説します。

1ドルに固定される秘密①

USDCの価値が1ドルに固定される理由は、1:1のドルペッグにあります。これは、発行されるUSDCの量が、裏付けとなる資産と完全に一致しているというところにあります。

たとえば、100万USDCが発行されたら、新たに「80万ドル分の短期米国債と20万ドル分の現金」が銀行にしっかり保管されるような仕組みを取っています。

資産の種類割合特徴・ポイント
短期米国債約80%安全性が高く、短期で満期を迎えるため、リスクが低い。市場変動の影響が限定的。
現金・預金等(現金同等資産)約20%高い流動性を持ち、引き出しや交換が迅速に行える。

このように、USDCはその安定性と信頼性を確保するために、主に短期米国債(約80%)と現金・預金等(約20%)という安全性の高い資産で裏付けられています。

これらの仕組みが、USDCを仮想通貨市場の中でも特に安定した資産として支持される理由となっています。

1ドルに固定される秘密②

ERC-20に準拠
USDCはイーサリアムのルール(ERC-20)に従って作られたトークンで、イーサリアムのブロックチェーン上で動いています。これにより、イーサリアムのサービスと相性が良く、使いやすいんです。

スマートコントラクトの利用
スマートコントラクトは自動で動くプログラムで、USDCの発行や米ドルとの交換を管理しています。米ドルを預けるとUSDCが発行され、USDCを返すと米ドルが戻ってくる仕組みです。

スマートコントラクトって何?
スマートコントラクトは、「自動販売機」に例えると分かりやすいです。自動販売機では、お金を入れるとジュースが自動で出てきますよね?それと同じで、スマートコントラクトは、あらかじめ決められたルールに基づいて、自動的に取引や契約を実行するプログラムなんです。人間が手動で操作しなくても、条件が揃えば勝手に動いてくれます。

USDCでの役割
USDCの場合、このスマートコントラクトが「USDCの発行や交換」を管理しています。どういう仕組みか、次の項目で詳しく見てみましょう。

この「ERC-20に準拠」と「スマートコントラクトの利用」の仕組みのおかげで、USDCは常に「1 USDC = 1米ドル」の価値をキープしています。

USDCの発行と交換の仕組み

USDCは、「1 USDC = 1米ドル」という価値を保つように設計されています。では、どうやってその価値を維持しているのか、具体的に見ていきましょう。

  1. 米ドルを預けてUSDCをもらう(発行)
    • たとえば、あなたがUSDCを手に入れたいと思ったら、まず米ドルを預けます(USDCを発行する会社、例えばサークル社に送金します)。
    • すると、スマートコントラクトが自動で動き出して、預けた米ドルと同じ量のUSDCを作ってくれます。
    • 具体例:100米ドルを預けたら、100 USDCが発行される
  2. USDCを米ドルに戻す(交換)
    • 逆に、USDCを米ドルに換えたいときは、USDCをスマートコントラクトに送ります。
    • スマートコントラクトがそのUSDCを受け取って消滅させ(バーンと言います)、代わりに同じ量の米ドルを返してくれます。
    • 具体例:100 USDCを送ったら、100米ドルが戻る

このように、スマートコントラクトが「米ドルとUSDCの交換」を自動で管理しているから、USDCは常に米ドルと同じ価値を保てるんです。

ミー
ミー

まるで、自動販売機にお金を入れると商品が出てくるように、スマートコントラクトが正確にそして自動で動いてくれます!

裏付け資産と信頼性の裏側

USDCの信頼性は、裏付け資産の透明性にも支えられています。

サークル社は、USDCを裏付けるドルや短期米国債を安全な金融機関に預け、毎月第三者機関による監査を受けています。

その結果は公開されるので、「本当にドルがあるの?」なんて疑う必要なし。この透明性が、USDCを初心者にオススメできる理由の一つです。

USDC裏付け資産の裏側
裏付け資産に関する主なポイント
  • 完全な裏付け
    発行されるUSDCは、常に同額の法定通貨や安全性の高い資産(短期米国債や現金など)で担保されています。
  • 定期監査
    第三者機関による月次や定期的な監査を通じ、実際に保有している裏付け資産の総額と発行されているUSDCの価値が一致しているかを検証しています。
  • 分別管理
    裏付け資産は、発行体であるCircle社の他の資産とは厳密に分別管理されています。万が一、発行体に問題が生じた場合でも、USDC保有者の資産は保護される仕組みとなっています。
  • 高い流動性
    現金や現金同等資産が含まれているため、USDCは迅速な引き出しや交換が可能となっています。

USDCのメリットとデメリット

どんなものにも良い面と悪い面がありますよね。USDCも例外じゃないので、使う前にしっかりチェックしておきましょう。

USDCを使うべき理由

USDCのメリットはたくさんあります。

USDCのメリット
  1. 価格が安定:1ドルに固定されているので、安心して持てる
  2. 信頼性が高い:監査済みの裏付け資産で、透明性がバッチリ
  3. 使いやすい:多くの取引所やウォレットでサポートされていて扱いやすい
  4. 送金が早い:銀行より安く、早くお金を送れる
  5. インフレ予防:日本円をUSDCに替えるだけで円安対策
  6. 退避先:仮想通貨暴落時に退避先として非常に有能

たとえば、海外の友達に送金する時、USDCなら手数料が安く、数分で届くなんてこともあります。

またUSDCは、ビットコインや仮想通貨市場が下落している時の退避先としても非常に優秀ですね。

知っておきたい注意点

良いことばかりじゃないのが現実。デメリットも見てみましょう。

USDCのデメリット
  1. 中央集権的:サークル社が管理しているので、ビットコインみたいな完全な分散型ではない
  2. 規制のリスク:ステーブルコインへの法律が厳しくなる可能性があり、将来が少し不安
  3. 課税のリスク:現行の法律だと通貨から通貨に替えてても利益が出ていれば課税対象に

サークル社が管理(中央集権的な管理)しているというのは、サークル社に問題があればUSDCにも直撃しかねない問題にもつながります。しかし、USDCは「完全な裏付け・定期監査・分別管理」を行っているので、その点はクリアできるポイントでもあります。

また世界の規制のリスクも現在は、不正がないように、よりよくステーブルコインを利用できるような法整備に動いているのが現状です。

ミー
ミー

一番のリスクが現行の国内の法律だね!通貨から通貨に替えても利益分が課税の対象になるから、一刻も早い法整備をお願いしたい…

日本国内でも仮想通貨の税金に関して議論が進んでいます。私自身、この辺りも考慮されて、国内でもUSDCが上場したんだと推測しています。


USDCの使い方ガイド

「USDCってどうやって買うの?」という方のために、具体的なステップを解説します。仮想通貨初心者の方でも簡単に始められます!

USDCの購入ステップ

USDCの購入は以下の3ステップで完了。日本の取引所だとSBI VCトレードが国内初USDCを上場させた取引所です。

USDCの購入ステップ
  • STEP1
    取引所に登録

    SBI VCトレードCoincheck(コインチェック)などの取引所でアカウントを作る。

  • STEP2
    JPY入金

    日本円を入金する。

  • STEP3
    USDCを買う

    取引所で「USDC」を検索し、購入ボタンを押す。

ミー
ミー

コインチェックもUSDCと提携しているから早期の上場が期待できるね

USDCを増やす方法(中級者用)

ここでは、少しだけ中級者用のUSDCの運用方法を紹介します。USDCは「レンディング」や「セービング」というサービスで簡単に増やすことも可能なんです。

セービングとは

仮想通貨取引所に仮想通貨(暗号資産)を預け入れて金利を得られるサービス

レンディングは年利で10%ほどの利益を得ることが出来ます。セービングは期間や時期、細かな条件により3%~10%の利率になります。

USDCのレンディングは国内企業の「PBRレンディング」などが行っており、セービングは海外取引所大手の「Bitget(ビットゲット)」や「Bybit(バイビット)」などが行っています。

USDCを増やす方法サービス利率
レンディングPBRレンディング10%~12%
セービングBitget(ビットゲット)約3%~約8%
Bybit(バイビット)約3%~約8%
ミー
ミー

レンディングは資産がロックされるけど、セービングはロックされないよ!でも正直にいって1年で10%も資産が増えるのはすごい!買ってから眠らせる資産があるならレンディングやセービングでUSDCを増やすのも一つの手だね!

BTC,ETH,XRPも利率10%

USDCの将来性と最新情報

USDCはこれからどうなるの?最新の動向をチェックして、将来性を考えてみましょう。

ステーブルコイン市場での位置づけ

ステーブルコインの種類

2025年現在、USDCはUSDT(テザー)に次ぐ2番目に大きなステーブルコインです。

流通量は数百億ドル(数兆円)を超え、DeFiやNFT市場でも使われています。安定性と信頼性で、他のコインをリードする存在になりつつあります。

2025年の注目ニュース

ICEとCircleの提携

米大手取引所グループ「インターコンチネンタル取引所(ICE)」とUSDC発行元のサークル社が、USDCおよび「US Yield Coin(USYC)」を活用した新たな金融商品の開発に向けた戦略的パートナーシップ(MOU)を締結しました。これにより、グローバル市場でのUSDCの活用範囲がさらに拡大する見込みです。

SBI VCトレードの一般向けUSDC取引サービス開始

国内初となる一般顧客向けのUSDC取引サービスが、SBI VCトレードによって2025年3月26日より開始されました。

日本円でUSDCの売買や入出庫が可能となるほか、今後はUSDCのレンディングサービスも早期提供が目指されています。


まとめ:USDCで仮想通貨を始めよう

USDCは、価格の安定性と信頼性を兼ね備えたステーブルコインで、仮想通貨のリスクを軽減するための退避通貨として非常に有能です。

USDCおさらい
  • USDCは米ドルと1対1の価値
  • 仮想通貨暴落時にも退避先として活躍
  • ステーブルコインで2位の市場
  • 市場規模は数兆円の大規模
  • 透明性があり信用力抜群
  • サークル社の中央集権で運営
  • 日本国内でも取扱い開始
ポイントまとめ

購入や送金は簡単で、DeFiでの投資チャンスもあり、将来性も期待大です。

この記事を読んで、「USDCなら私にもできそう!」と感じたら、ぜひ一歩踏み出してみてください。仮想通貨の世界が、もっと身近に感じられるはずです。

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