日本では取り扱いがない人気のある海外銘柄の仮想通貨「アルトコイン」を紹介しています。アルトコインにもたくさんの種類が存在し、買い方や購入できる仮想通貨取引所は異なります。
海外銘柄アルトコイン(種類)一覧表
国内の取引所や販売所では取り扱いがない海外銘柄の仮想通貨アルトコインを一覧表にしています。それぞれのアルトコインの特徴や購入できる取引所も一緒に紹介しているので参考にしてくださいね。
現在では数千種類ものアルトコインが存在するといわれています。ここではその数あるアルトコインの中でも人気の通貨や時価総額が高い通貨をピックアップしています。
※随時更新して増やしていきます。
時価総額が高いほとんどの通貨はBinance(バイナンス)で購入可能ですよ。
国内で取扱いのあるアルトコイン一覧まとめは下記から確認できます。
Binance Coin(バイナンスコイン):BNB
名称 | Binance Coin(バイナンスコイン) |
通貨単位 | BNB |
リリース日 | 2017年7月 |
発行上限 | 2億BNB |
規格 | BEP2(Binance Chain) |
開発 | Binance(バイナンス) |
詳細解説 | BNBの詳細はコチラ |
バイナンスコイン(BNB)の特徴と概要
バイナンスコイン(BNB)は世界最大の仮想通貨取引所Binance(バイナンス)の取引所トークンとして誕生しました。
BNBはバイナンスで手数料の割引に利用出来たり、バイナンスローンチパッド(IEO/ICO)に参加できる特別な通貨です。
バイナンスのBNBを使った巧みな取り組みで、時価総額や価格を着実に上げており、短期間で300倍以上も価格を伸ばしています。
Binance Coin(バイナンスコイン)BNBが購入できる取引所
Dogecoin(ドージコイン):DOGE
名称 | Dogecoin(ドージコイン) |
通貨単位 | DOGE |
リリース日 | 2013年12月 |
発行上限 | 上限なし |
規格 | PoW(Proof of Work) |
開発 | – |
詳細解説 | DOGEの詳細はコチラ |
ドージコイン(DOGE)の特徴と概要
ドージコイン(DOGE)は2013年にネットミームであるDOGEの柴犬をモチーフにして作られた仮想通貨です。
ブロック生成が1分と速いことから決済に向いているとされていますが、もともとジョークで作られた通貨の為、多くの取引所で取扱いのある通貨ではありません。
しかしコミュニティの力が強く、世界一の富豪としても知られるテスラCEOのイーロン・マスク氏の支持もあり1年で200倍以上も価格を伸ばしています。
Dogecoin(ドージコイン)DOGEが買える取引所
ChiliZ(チリーズ):CHZ
名称 | ChiliZ(チリーズ) |
通貨単位 | CHZ |
リリース日 | – |
発行上限 | 8,888,888,888 CHZ |
承認方式 | – |
開発 | – |
詳細解説 | CHZの詳細はコチラ |
チリーズ(CHZ)の特徴と概要
チリーズ(ChiliZ)は、スポーツやe-Sports(eスポーツ)に特化したプロジェクトです。
チリーズを利用すると、自分がオーナーや株主になったイメージで、ファンがチームの運営に参加できるのが最大の特徴です。
プロサッカーチームのパリ・サンジェルマン(ネイマール選手が在籍)とユヴェントス(C.ロナウド選手が在籍)とすでに提携をしていおり、今後もサッカー以外にも様々なプロチームとの提携を控えています。
チリーズは、大きな材料が豊富で、世界一の取引所バイナンスとの密接な関係にも注目が集まっています。
ChiliZ(チリーズ)CHZが購入できる取引所
Terra(テラ):LUNA
名称 | Terra(テラ) |
通貨単位 | LUNA |
リリース日 | 2019年4月メインネット開始 |
発行上限 | 10億 枚からバーン制度導入 |
承認方式 | – |
提唱者 | Daniel Shin・Do Kwon |
公式サイト | https://www.terra.money/ |
テラ(LUNA)の概要と特徴
Terra(テラ)は各国の法定通貨に連動するステーブルコインを発行する韓国発のプロジェクトです。
テラには二つの通貨が存在しており、一つは法定通貨とペッグした分散型のステーブルコイン、もう一つはステーブルコインを安定させるために作られたLUNAです。
ステーブルコインは大きな価格の変動はありませんが、LUNAは価格変動があるほか、プラットフォームに預けることでステーキング報酬なども得られるので時価総額も急上昇しています。
テラ(LUNA)が購入できる取引所
Avalanche(アバランチ):AVAX
名称 | Avalanche(アバランチ) |
通貨単位 | AVAX |
リリース日 | 2020年9月 メインネットローンチ |
発行上限 | 720,000,000 枚 |
承認方式 | PoS(Proof of Stake) |
提唱者 | Emin Gün Sire |
公式サイト | https://www.avax.network/ |
アバランチ(AVAX)の概要と特徴
アバランチ(AVAX)は非常に高いトランザクション処理能力を持ったDeFi(分散型金融)のプラットフォームです。
アバランチのスケーリング性能はイーサリアムの約300倍もあることから多くのユーザーを獲得することに成功しています。
DeFi市場の拡大をサポートしているほか、専用ウォレットを使ってNFTを発行できることも人気の通貨のポイントになっています。
アバランチ(AVAX)が購入できる取引所
Shiba Inu(柴犬コイン):SHIBA
名称 | Shiba Inu(シバイヌ) |
通貨単位 | SHIBA |
リリース日 | 2020年8月 |
発行上限 | 1000兆 枚 |
承認方式 | – |
提唱者 | Ryoshi(匿名) |
公式サイト | https://shibatoken.com |
柴犬コイン(SHIBA)の概要と特徴
柴犬コイン(SHIBA)はDOGEコインのミームコイン(ネット上のネタコイン)としてペンネームRyoshiという匿名の人物によって作られた仮想通貨です。
当初の価格はほぼゼロでしたが、開発したトークンの50%をヴィタリック氏に送ったり、イーロンマスク氏の発言により当初の3000倍にも価格が高騰しました。
SHIBAはイーサリアムベースで作られているので「ShibaSwap」と呼ばれるDEXもありますが、使い道などはないので仮想通貨の中でも投機商品の位置付けになっています。
柴犬コイン(SHIBA)が購入できる取引所
Uniswap(ユニスワップ):UNI
名称 | Uniswap(ユニスワップ) |
通貨単位 | UNI |
ローンチ | 2018年11月 |
発行上限 | 10億枚 |
開発 | Uniswap Labs |
公式サイト | https://uniswap.org/ |
ユニスワップ(UNI)の概要
Uniswap(ユニスワップ)は、管理者がいない分散型取引所(DEX)で通貨の自動売買取引を可能にするプロトコルです。
UNIは、はじめ(2020年9月に)流動性マイニングの報酬としてユニスワップ内に資金をプールしたユーザーにガバナンストークンとして配られました。UNIは現在バイナンスやHuobi Global、コインベースなど世界的な取引所にも上場しています。
UNIが発行されてからのUniswapは圧倒的な人気を誇り、DeFi(分散型金融)銘柄としてもUNIは不動の人気を誇っています。
Uniswap(ユニスワップ)UNIが購入できる取引所
Monero(モネロ):XMR
名称 | Monero(モネロ) |
通貨単位 | XMR |
リリース日 | 2014年4月18日 |
発行上限 | なし |
承認方式 | PoW/Crypto Night |
開発 | Monero Project |
詳細解説 | XMRの詳細はコチラ |
モネロ(XMR)の特徴と概要
Monero(モネロ)はエスペラント語で「コイン」という意味を持つ匿名性に優れた仮想通貨です。
モネロはビットコインのソースコードを基にせず、Bytecoinという仮想通貨のCryptoNoteと呼ばれる匿名性特化のプロトコルを利用しています。
またMoneroはCryptoNightというアルゴリズムを採用し、ワンタイムリング署名という独自の技術により匿名性に長けたアルトコインとなっています。
XMRの発行上限はなし、ブロック生成間隔は2分でブロックの容量を大きく上げることができるので、スケーラビリティ問題に直面しにくい優秀な通貨です。
Monero(モネロ)XMRが購入できる取引所
Dash(ダッシュ):DASH
名称 | Dash(ダッシュ) |
通貨単位 | DASH |
リリース日 | 2011年10月 |
発行上限 | 18,900,000DASH |
承認方式 | PoW(PoSe) |
開発 | Evan Duffield |
詳細解説 | DASHの詳細はコチラ |
ダッシュ(DASH)の特徴と概要
DASHは匿名性の高さと取引スピードの速さを特徴とした仮想通貨です。
通貨単位はそのままDASHと記載し、総発行枚数は1,890万DASHと決められいます。
認証にかかる時間は約1.4秒と非常に早く、マスターノードによる認証方式はProof of Service(PoSe)と呼ばれているものを採用しています。
匿名性を維持するためにプライベートセンドとコインミキシングを使って、誰が誰に送ったかを分からなくする仕組みを取り入れています。
Dash(ダッシュ)DASHが購入できる取引所
Zcash(ジーキャッシュ):ZEC
名称 | Zcash(ジーキャッシュ) |
通貨単位 | ZEC |
リリース日 | 2016年10月28日 |
発行上限 | 21,000,000ZEC |
承認方式 | Pow (Proof of Work) |
開発 | Zcash Foundation/Zooko Wilcox |
詳細解説 | ZECの詳細はコチラ |
ジーキャッシュ(ZEC)の特徴と概要
Zcash(ジーキャッシュ)は匿名性に非常に優れた仮想通貨で「送金元」「送金先」「送金量」「送金履歴」を全て匿名にするゼロ知識証明とう特殊な技術を採用しています。
ジーキャッシュの通貨単位はZECで総発行量は2,100万ZEC、認証時間は2.5分、アルゴリズムはEquihashと呼ばれるメモリ量対策が取られたPowになります。
匿名性の仮想通貨は他にも、モネロやダッシュがありますが、匿名性という点では最も優れた通貨になります。
ジーキャッシュの匿名性の技術は世界最大手銀行のJPモルガンや暴露サイトのウィキリークスなどが採用したことでも注目を集めました。
Zcash(ジーキャッシュ)ZECが購入できる取引所
Verge(バージ/ヴァージ):XVG
名称 | Verge (バージ/ヴァージ) |
通貨単位 | XVG |
リリース日 | 2016年2月 |
発行上限 | 16,555,000,000 XVG |
承認方式 | PoW (Proof of Work) |
開発(公式) | Verge公式サイト |
詳細解説 | Vergeの詳細はコチラ |
バージ(XVG)の特徴と概要
Verge(バージ)はZcash、Dash、Moneroと同じ属性の匿名性の仮想通貨です。送金スピードも速く数秒~数分で送金できるのも特徴です。
Vergeが優れているのは、「レイス・プロトコル」で情報の公開と非公開を切り替えられるのが最大のポイントです。またコミュニティが活発で日本では「Verge Japan」が発足し独自のマスコットでもあるバージリスクくんが人気を博しています。
Verge(バージ/ヴァージ)XVGが購入できる取引所
NEO(ネオ/ニオ)
名称 | NEO(ネオ/ニオ) |
通貨単位 | NEO |
リリース日 | 2016年10月 |
発行上限 | 1億NEO |
承認方式 | DBFT |
公式サイト | https://neo.org/ |
詳細 | NEOの詳細はコチラ |
ネオ(NEO)の特徴と概要
NEO(ネオ)は2016年10月にAntshares(アントシェアーズ)「ANS」という通貨でしたが、2017年6月にNEOという現在の名前にリブランディングされました。
NEOはイーサリアムのスマートコントラクト機能を実装しています。
NEOのプラットフォームをベースにした多くのICOが予定されていることから価格が上昇しています。NEOは中国版のイーサリアムと呼ばれていますが、高性能なNEOの機能から世界中から注目を集めている通貨の一つです。
NEO(ネオ/ニオ)が購入できる取引所
EOS(イオス)
名称 | EOS(イオス) |
通貨単位 | EOS |
リリース日 | 2017年6月26日 |
発行上限 | 10億EOS |
承認方式 | DPoS(Delegated Proof of Stake) |
公式サイト | eos.io |
イオス(EOS)の特徴と概要
EOSはビットコインのような取引や決済を目的とした通貨ではなく、イーサリアムのような分散型アプリケーションのプラットフォームです。
企業などにEOSプロジェクトと呼ばれる高性能なプラットフォームを提供し、トークンの発行やブロックチェーンを使ったDApps等の様々なサービスを生み出すことができるとされています。
EOSのICOでは史上最高額の4300億円もの資金調達を達成したことでも企業や投資家たちの期待が高いことが分かります。
EOSは時価総額の上位にランクインしていますが、プラットフォームのプロジェクトなのでEOSトークン自体には使い道や価値がないとされています。
EOS(イオス)が購入できる取引所
Digibyte(デジバイト):DGB
名称 | Digibyte(デジバイト) |
通貨単位 | DGB |
リリース日 | 2014年1月 |
発行上限 | 21,000,000,000DGB |
承認方式 | PoW(Proof of Work) |
開発 | – |
詳細解説 | DGBの詳細はコチラ |
デジバイト(DGB)の特徴と概要
デジバイトは高速な取引スピードと安全なコミュニケーションに重点を置いて作成された分散型の国際ブロック チェーンである「DigiByte Blockchain」上で動作するオープンソースの暗号通貨ソフトウェアです。
通貨単位はDGBで総発行量は、210億DGBと多いのが特徴です。segwitが初めて実装された暗号通貨としても注目を集めました。取引スピードは約15秒でビットコインの40倍の速さを誇っています。
またデジバイトの大きな特徴として5つのマイニングアルゴリズムを持つことでセキュリティが強化され安全性が高いことも好材料となっています。
Digibyte(デジバイト)DGBが購入できる取引所
ALIS(アリス)
名称 | ALIS(アリス) |
通貨単位 | ALIS |
リリース日 | 2017年9月29日 |
発行上限 | 75,209,200 ALIS |
開発(公式) | alismedia |
プロダクト | ソーシャルメディアプラットフォーム |
詳細解説 | ALISの詳細はコチラ |
アリス(ALIS)の特徴と概要
ALIS(アリス)はブロックチェーン技術を用いた日本初のソーシャルメディアプラットフォームを作るプロジェクトです。ソーシャルメディアプラットフォームとは平たく言うとTwitterやFacebookやInstagramみたいなSNSベースのメディアです。
ALISは記事を書いたり情報を発信する側と、その記事や情報をキャッチするユーザーをダイレクトに繋ぐ架け橋のような存在です。既存の検索エンジンや広告に頼らないメディアなので、無限の可能性を秘めているプロジェクトです。
運営スタッフが日本人が中心なので、プロジェクトの活動実績を日々報告しているのでとても好感がもてます。
ALIS(アリス)が購入できる取引所
Factom(ファクトム):FCT
名称 | Factom |
通貨単位 | FCT(ファクトイド) |
リリース日 | 2015年9月 |
発行上限 | なし |
承認方式 | PoW(Proof of Work) |
開発・管理 | Factom Inc. |
詳細解説 | FCTの詳細はコチラ |
ファクトム(FCT)の特徴と詳細
ファクトムは登記簿や貸付記録や証券に保険など、ありとあらゆる書類や記録をブロックチェーン上に管理する目的で作られた分散型のデータ管理プラットフォームです。
ファクトムハーモニーと呼ばれる米国の住宅ローンをターゲットにしたプロジェクトや、ディーロックバイスマートロックと呼ばれる医療履歴などをファクトムのブロックチェーンに記載するプロジェクトが注目を集めています。
ファクトム(FCT)が購入できる取引所
Tether(テザー):USDT
名称 | Tether(テザー) |
通貨単位 | USDT |
リリース日 | 2014年 |
発行上限 | 上限なし |
規格 | ERC20 |
承認方式 | PoR(Proof of Reserves) |
開発 | Tether Limited |
公式サイト | https://tether.to/ |
Tether(テザー)USDTの特徴と概要
テザー(USDT)は米ドルと同等の価値を持つように設計されているステーブルコイン(ペッグ通貨)です。
「1ドル=1USDT」からほぼ動かないので、最も価格が安定した仮想通貨ともいえます。
USDTはほぼ全ての海外取引所での取扱いがあり、投資対象ではなく利益確定の際や仮想通貨市場の価格変動回避の際にも利用できます。
USDTの発行は同等額のドルを担保にしてTether社が行っているとされています。
Tether(テザー)USDTが購入できる取引所
国内銘柄のアルトコイン
日本国内で取扱いのあるメジャーなアルトコイン一覧は下記の記事でまとめています。
ビットコインの他、イーサリアムやリップル、ネムといった人気の通貨は国内取引所で購入することができます。
海外銘柄のアルトコインならバイナンス
海外の取引所でしか取扱いがない仮想通貨は、ほとんどがBinance(バイナンス)で購入可能です。
バイナンスは誰もが認める世界一の仮想通貨取引所になっています。手数料も非常に安く日本人でも使いやすい仕様になっているので、海外取引所に挑戦してみてもいいかもしれませんね。