日本国内で取扱いのある仮想通貨アルトコインについて記載しています。アルトコインの種類や特徴を仮想通貨銘柄一覧としてまとめました。アルトコインを取扱っているおすすめの取引所も紹介しています。
国内銘柄のアルトコイン
ビットコイン以外の仮想通貨は全てalternative coin(オルタナティブコイン)と呼び、略称でaltcoin(アルトコイン)と呼びます。
国内で取扱いのあるアルトコインは時価総額が比較的高く、金融庁の認可を受けた厳選された仮想通貨が揃っています。
アルトコインはどれもビットコインより後にできた新しいものばかりなので、まだまだ価格を大きく伸ばす可能性を秘めています。
ここでは国内の仮想通貨取引所で取扱われている仮想通貨の特徴とともに、アルトコインを買える取引所を一覧で確認できるようにまとめました。
Bitcoin(ビットコイン):BTC
名称 | Bitcoin(ビットコイン) |
通貨単位 | BTC |
リリース日 | 2009年1月3日 |
発行上限 | 2100万 BTC |
取引承認システム | PoW(Proof of Work) |
提唱者 | Satoshi Nakamoto |
詳細解説 | BTCの詳細はコチラ |
ビットコイン(BTC)の特徴と詳細
ビットコインは2009年にSatoshi Nakamoto(ナカモトサトシ)という謎の人物の論文で発表されました。
管理者が分散されるブロックチェーンや、通貨のネットワークをつなぐマイニングの仕組みが画期的とされています。
当時は1BTCが1円以下の価値しかありませんでしたが、2017年には1BTCが200万円を超える値が付いて、その後も大きな価格変動を繰り返しています。
今ではビットコインは金(ゴールド)のデジタル版「デジタルゴールド」と呼ばれるほど世界中の投資家から注目を集めています。

ビットコイン(BTC)が購入できる取引所
- bitFlyer(ビットフライヤー)
業界No.1の実績とセキュリティ - coincheck(コインチェック)
ダントツの使いやすさ
Ethereum(イーサリアム):ETH
名称 | Ethereum(イーサリアム) |
通貨単位 | ETH(Ether) |
リリース日 | 2015年7月 |
発行上限 | なし |
取引承認システム | PoW(PoSに移行予定) |
開発 | Ethereum Foundation |
詳細解説 | ETHの詳細はコチラ |
イーサリアム(ETH)の特徴と詳細
イーサリアムは発表当時は19歳だったヴィタリック・ブテリン氏によって提唱されたイーサリアムプロジェクトというブロックチェーンを使ったプロジェクトです。
イーサリアムは「スマートコントラクト」と呼ばれるブロックチェーンに契約内容を取り込む技術を採用しているのが一番の特徴です。
イーサリアムの技術は世界の多くの企業が取り入れるなどして活躍の場所を広げています。
時価総額もアルトコインの中では不動の1位に君臨し、圧倒的な人気を誇っています。

イーサリアム(ETH)が購入できる取引所
- GMOコイン(ジーエムオーコイン)
取引所も販売所もレバレッジも可能 - bitbank(ビットバンク)
プロも愛用している取引所
Ethereum Classic(イーサリアムクラシック):ETC
名称 | Ethereum Classic イーサリアム クラシック |
通貨単位 | ETC |
リリース日 | 2016年7月 |
発行上限 | ※2億1000万ETC |
取引承認システム | PoW(Proof of Work) |
開発 | Ethereum Foundation |
詳細解説 | ETCの詳細はコチラ |
イーサリアムクラシック(ETC)の特徴と詳細
イーサリアムクラシックはイーサリアムからハードフォークで分裂した仮想通貨です。
イーサリアムクラシックは、イーサリアムが2016年6月にTHE DAO事件でハッキングを受けた際にハードフォークして「イーサリアムクラシック」と「イーサリアム」に分裂しました。
イーサリアムクラシックはイーサリアムから分裂した仮想通貨なので、特徴はイーサリアムと似ています。

イーサリアムクラシック(ETC)が購入できる取引所
- bitFlyer(ビットフライヤー)
業界No.1の実績とセキュリティ - DMM Bitcoin(DMMビットコイン)
アルトコインでレバレッジ取引可能
- 安定と安心を求めるならbitFlyerで決まり
- ETCでレバレッジ取引ができるDMM Bitcoinもおすすめ
Ripple(リップル):XRP
名称 | Ripple(リップル) |
通貨単位 | XRP |
リリース日 | 2012年 |
発行上限 | 1,000億 XRP |
取引承認システム | PoC(Proof of Consensus) |
開発 | Ripple Labs.,Inc |
詳細解説 | XRPの詳細はコチラ |
リップル(XRP)の特徴と詳細
リップル(XRP)は国際送金を主な目的とし、取引処理がビットコインと比べて超高速という特徴を持った仮想通貨です。
中央に管理者がいない他の仮想通貨とは違い、リップルはリップル社が中央集権となりXRPを主権的に稼働させているのも大きな特徴です。
金融機関や銀行などが取引相手なので、次々と大企業との提携を発表していることでも話題を呼んでいます。
価総額ランキングでもビットコイン、イーサリアムに続く第3位の人気通貨です。

リップル(XRP)が購入できる取引所
- bitbank(ビットバンク)
XRP取引量が世界一にもなった取引所 - GMOコイン(ジーエムオーコイン)
取引所も販売所もレバレッジも可能
BitcoinCash(ビットコインキャッシュ):BCH
名称 | Bitcoin Cash ビットコインキャッシュ |
通貨単位 | BCH/BCC |
リリース日 | 2017年8月1日 |
発行上限 | 2100万 BCH |
取引承認システム | PoW(Proof of Work) |
開発 | – |
詳細解説 | Bitcoin Cashの詳細はコチラ |
ビットコインキャッシュ(BCH)の特徴と詳細
ビットコインキャッシュはビットコインからハードフォークで2017年8月1日に誕生した仮想通貨です。
ビットコインから派生した仮想通貨なので、基本的な作りはビットコインと同じですが、ブロックサイズの拡大やセキュリティの向上や独自の進化を果たしています。
ビットコインキャッシュは性能や拡張性がビットコインよりもはるかに上だと認知が広がっています。

ビットコインキャッシュ(BCH)が購入できる取引所
- GMOコイン(ジーエムオーコイン)
取引所も販売所もレバレッジも可能 - coincheck(コインチェック)
ダントツの使いやすさ
NEM(ネム):XEM
名称 | NEM(ネム) |
通貨単位 | XEM(ゼム) |
リリース日 | 2015年3月 |
発行上限 | 8,999,999,999XEM |
取引承認システム | PoI(Proof of Importance) |
開発 | NEM財団 |
詳細解説 | XEMの詳細はコチラ |
ネム(XEM)の特徴と詳細
ネムはNEW ECONOMY MOVEMENTの頭文字を取ってNEM(ネム)と呼びます。通貨単位はXEM(ゼム)と記載します。
総発行量は8,999,999,999XEMでロックされておりマイニングではなくハーベスティングという特殊な新規発行形態をとっています。
ネムはビットコインで採用されているマイニングのように一部のマイナーが富を独占できないように、PoI(Proof of Importance)というシステムが採用されており「富の再分配」とも呼ばれて注目を集めています。

ネム(XEM)が購入できる取引所
- coincheck(コインチェック)
ダントツの使いやすさ - DMM Bitcoin(DMMビットコイン)
アルトコインでレバレッジ取引可能
- XEMのレバレッジ取引ならDMM Bitcoin
- 現物を日本円で購入するならコインチェック
Litecoin(ライトコイン):LTC
名称 | Litecoin(ライトコイン) |
通貨単位 | LTC |
リリース日 | 2011年10月 |
発行上限 | 84,000,000LTC |
取引承認システム | PoW(Proof of Work) |
開発者 | Charlie Lee(チャーリー・リー) |
詳細解説 | LTCの詳細はコチラ |
ライトコイン(LTC)の特徴と詳細
ライトコインはビットコインを金で例えるならライトコインは銀というコンセプトの中、実用性に優れた通貨として開発された仮想通貨です。
ライトコインの大きな特徴は認証時間の速さで、ビットコインが10分かかる中、ライトコインはビットコインの1/4の2.5分で認証できるように作られています。
ライトコインはビットコインの弱点を補う形で作られた仮想通貨なので、様々なところで仮想通貨決済として取り入れられようとしています。

ライトコイン(LTC)が購入できる取引所
- GMOコイン(ジーエムオーコイン)
取引所も販売所もレバレッジも可能 - coincheck(コインチェック)
ダントツの使いやすさ
- ライトコインを取引所の現物取引でもレバレッジ取引でも購入できるのはGMOコインだけ。手数料も安いのでお得。
LISK(リスク):LSK
名称 | Lisk(リスク) |
通貨単位 | LSK(LISK) |
リリース日 | 2016年5月 |
発行上限 | なし |
取引承認システム | DPoS |
開発 | Lisk Foundation |
詳細解説 | LISKの詳細はコチラ |
リスク(LISK)の特徴と詳細
Lisk(リスク)はビットコインやライトコインようなデジタル通貨そのものではなく、イーサリアムのような「スマートコントラクト」を使ったプラットフォームの名称です。
2016年5月24日にリリースされ、開発はマックスコーディック氏とオリバーベドウズ氏が「Lisk Foundation」(リスク財団)という会社を共同設立して研究・開発を行っています。
LISKの大きな特徴はブロックチェーンのメインチェーンとは別にサイドチェーンを使用していること、プログラミング言語にJavascriptを使用していることが挙げられます。

リスク(LSK)が購入できる取引所
- bitFlyer(ビットフライヤー)
業界No.1の実績とセキュリティ - coincheck(コインチェック)
ダントツの使いやすさ
Factom(ファクトム):FCT
名称 | Factom(ファクトム) |
通貨単位 | FCT(ファクトイド) |
リリース日 | 2015年9月 |
発行上限 | なし |
取引承認システム | PoW(Proof of Work) |
開発・管理 | Factom Inc. |
詳細解説 | FCTの詳細はコチラ |
ファクトム(FCT)の特徴と詳細
ファクトムは登記簿や貸付記録や証券に保険など、ありとあらゆる書類や記録をブロックチェーン上に管理する目的で作られた分散型のデータ管理プラットフォームです。
ファクトムハーモニーと呼ばれる米国の住宅ローンをターゲットにしたプロジェクトや、ディーロックバイスマートロックと呼ばれる医療履歴などをファクトムのブロックチェーンに記載するプロジェクトが注目を集めています。

ファクトム(FCT)が購入できる取引所
- coincheck(コインチェック)
取引所形式でも販売所形式でもOK - Bittrex(ビットレックス) 海外
取扱通貨が多い古参の取引所
Monacoin(モナコイン):MONA
名称 | Monacoin モナコイン(モナーコイン) |
通貨単位 | MONA |
リリース日 | 2014年1月1日 |
発行上限 | 105,120,000 MONA |
取引承認システム | PoW(Proof of Work) |
開発 | – |
詳細解説 | モナコインの詳細はコチラ |
モナコイン(MONA)の特徴と詳細
モナコインは掲示板サイトの「2ちゃんねる」から生まれた日本発で日本初の仮想通貨です。
モナコインのアイコンにもなっている猫のイラストは、2ちゃんねるのAA(アスキーアート)のモチーフにもなっている「モナー」からきています。
モナコインのブロック生成時間の間隔は約90秒と早く、SegWitが既にアクティベート済みなのも特徴的。
日本ではモナコインを実際に使用できるリアル店舗やネットショップも存在します。

モナコイン(MONA)が購入できる取引所
- bitbank(ビットバンク)
プロも愛用している取引所 - bitFlyer(ビットフライヤー)
業界No.1の実績とセキュリティ
QASH(キャッシュ)
名称 | QASH(キャッシュ) |
通貨単位 | QASH |
リリース日 | 2017年11月6日 |
発行上限 | 1,000,000,000 QASH |
開発 | QUOINE |
詳細解説 | キャッシュの詳細はコチラ |
キャッシュ(QASH)の特徴と詳細
QASH(キャッシュ)は、国内取引所Liquid(リキッド)を運営するQUOINE社が発行する仮想通貨です。
QASHは、LIQUID(リキッド)というプラットフォーム(取引所)で基軸通貨として使用されるために発行された仮想通貨です。
LIQUIDは、世界中に散らばる仮想通貨の注文をワールドブックによって一つに集約するという壮大なプロジェクトです。

キャッシュ(QASH)が購入できる取引所
- Liquid(リキッド)
アジア最大級の取引所 - Bitfinex(ビットフィネックス) 海外
ビットコインの取引量世界一位
Stellar(ステラ):XLM
名称 | Stellar(ステラ) |
通貨単位 | XLM |
リリース日 | 2014年7月31日 |
発行上限 | なし |
取引承認システム | Stellar Consensus Protocol |
公式サイト | stellar.org |
詳細解説 | – |
ステラ(XLM)の特徴と詳細
ステラはリップル(XRP)をベースとして作られており、リップル同様に国際送金や国際決済用の通貨として誕生しました。
リップルは銀行や金融機関といった大企業間での送金、ステラは個人間での送金用通貨としての特徴を持っています。
ステラには発行上限がなく価格の変動を抑える仕組み等が取られ、XRPとの差別化を図っています。
XLMの性能の高さから多くの企業も注目する仮想通貨で時価総額も上位の人気のアルトコインです。
Stellar(ステラ)XLMが購入できる取引所
- coincheck(コインチェック)
ダントツの使いやすさ - GMOコイン(ジーエムオーコイン)
GMOグループの安定感
Qtum(クアンタム):QTUM
名称 | Qtum(クアンタム) |
通貨単位 | QTUM |
リリース日 | 2016年12月 |
発行上限 | なし |
取引承認システム | PoS(Proof of Stake) |
運営主体 | QTUM CHAIN FOUNDATION |
詳細解説 | – |
クアンタム(QTUM)の特徴と詳細
クアンタム(QTUM)はビットコインの安定性とイーサリアムのスマートコントラクトを合わせたような仮想通貨です。
クアンタムの開発陣には、アリババの元リーダーエンジニアでもあるPatrik Dai氏が携わっていることでも注目されています。
グーグルやアマゾンウェブサービス (AWS)とパートナーシップを締結していることからDappsの開発やビジネス面での活躍も期待が集まっています。
クアンタム(QTUM)が購入できる取引所
- coincheck(コインチェック)
ダントツの使いやすさ - Binance(バイナンス) 海外
世界一の仮想通貨取引所
- 日本円でQTUMを購入するならコインチェックの一択
- 手数料を抑えて安く買いたいならBinance(バイナンス)
Basic Attention Token(ベーシックアテンショントークン)
名称 | Basic Attention Token ベーシックアテンショントークン |
通貨単位 | BAT |
リリース日 | 2017年5月31日 |
発行上限 | 1,500,000,000 BAT |
公式サイト | basicattentiontoken.org |
詳細解説 | – |
ベーシックアテンショントークンの特徴と詳細
Basic Attention Token(BAT)は次世代ブラウザの「Brave(ブレイブ)」で利用される仮想通貨として誕生しました。
Braveは高速かつ安全にインターネットが利用できるプライバシー重視のブラウザ。
利用ユーザーはBrave上で広告を見ることで報酬としてBATが貰える仕組みが取られています。※広告の見る見ないは選択可能
プライバシー重視のうえ超高速でネットが閲覧できるとしてBraveと付属するBATは世界中で人気急上昇中です。
ベーシックアテンショントークンが購入できる取引所
- bitFlyer(ビットフライヤー)
業界No.1の実績とセキュリティ - GMOコイン(ジーエムオーコイン)
取引所も販売所もレバレッジも可能
- 日本円でBATを購入するならbitFlyer(ビットフライヤー)
- 手数料を抑えて安く買いたいならBinance(バイナンス)
Enjin Coin(エンジンコイン)
名称 | Enjin Coin(エンジンコイン) |
通貨単位 | ENJ |
リリース日 | 2017年10月 |
発行上限 | 1,000,000,000 ENJ |
公式サイト | https://enjincoin.io |
詳細解説 | – |
エンジンコインの特徴と詳細
Enjin Coin(ENJ)はオンラインゲーム内で利用できる暗号資産(仮想通貨)として誕生しました。
エンジンコインを利用してゲーム内でアイテムを売買したり、エンジンプラットフォーム内では違うゲームにもENJを送金することも可能になります。
Enjin Coinは全世界で1億人以上のプレイヤーを誇るMinecraft(マインクラフト)とも提携していることから大きな注目を集めています。
今後も提携するゲームが増えれば、ENJ自体の価値も大きく上がる可能性を秘めています。
エンジンコインが購入できる取引所
- coincheck(コインチェック)
ダントツの使いやすさ - Binance(バイナンス) 海外
世界一の仮想通貨取引所
- 日本円でENJを購入するならコインチェックの一択
- 手数料を抑えて安く買いたいならBinance(バイナンス)
海外銘柄のアルトコイン
アルトコインの数は年々増加しており、現在では2000種類以上も存在するといわれています。
国内で取扱いのある仮想通貨は、時価総額が比較的高く厳選された限られた通貨のみが金融庁の認可を受けて上場できます。
国内で取扱いのない海外の通貨は、まだまだこれから価格も価値も何十倍、何百倍に伸びる可能性があるアルトコインも数多く存在します。
しかし、その中には何の価値もない通貨もあるので、海外銘柄に投資するのであれば、その通貨のプロジェクトやプロダクトを見極める力も必要になりますね。
国内で取扱いのない話題のアルトコイン一覧は下記の記事でまとめています。
