ビットコインキャシュ(BCH)の11月ハードフォークとは

ビットコインキャシュ(BCH)は11月13日にハードフォークを予定しています。本家ビットコインの2xの分岐ハードフォーク問題で騒がれている中、ビットコインキャッシュのハードフォークについて初心者でも分かりやすく簡単に解説しています。

ビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォーク

ビットコインキャッシュ-ハードフォーク
ビットコインキャッシュ(BCH)では11月13日にハードフォークが行われる予定になっています。このBCHのハードフォークは分岐して新しい通貨が生まれるものではなく、マイニングの難易度調整・アルゴリズムの変更が予定されています。

具体的には、ビットコインキャッシュのマイニング難易度調整アルゴリズムを現行のEDAからDAAに変更するというものです。

マイニングの難易度調整?EDA?DAA?という言葉で既に専門用語的なものができていますが安心してください。全て理解ができるように超簡単に噛み砕いて下記で説明しています!

ケンケン
ん~なんだか難しい言葉がでてきて僕全然分からないよぉ~・・
ミー
大丈夫だよ!一つ一つ説明していくから安心してね
初心者専用 初心者専用
こちらの記事は初心者の方でも分かるように初心者専用に記載しています。難しい言葉が出てきますが安心してください(`・ω・´)暗号通貨の中級者~上級者はスルーしてください!

ビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォークで出てくる用語集

今回出てくる用語を全て一言で表すと下記のようになります。

  • BCH・・・・・・・・ビットコインキャッシュのこと
  • ハードフォーク・・・アップデート
  • マイニング・・・・・取引を承認する作業
  • マイナー・・・・・・マイニングをする人
  • マイニング難易度・・取引の難しさ(計算問題)
  • ディフィカルティ・・マイニング難易度と一緒の意味
  • EDA・・・・・・・・難易度を調整する仕組みpartⅠ(現行)
  • DAA・・・・・・・・難易度を調整する仕組みpartⅡ(実装予定)

※厳密に説明するともっと難しいですが、とりあえずニュアンスとして覚えて頂ければと思います。

マイニングとは

マイニングとは、取引の認証作業をすることでその認証作業の報酬として通貨が貰える仕組みです。マイニングを行う人(コンピューター)をマイナーと呼びます。

例:AさんからBさんに、ビットコインキャッシュを送金すると、Cさんというマイナーがその取引を認証(マイニング)して成立させます。マイニングを行うとCさんマイナーには新たにビットコインキャッシュが報酬として与えられます。

※マイニングの報酬として貰えるBCHは新たに発行されるBCHです。

ケンケン
送金などの取引にはマイナーと呼ばれる人たちが認証作業をしてくれているんだね
ミー
うん。マイナーがマイニングを行わないと取引が成立しないんだよ
ケンケン
マイナーの役目はとても重要なんだね!だから報酬としてBCHが貰える仕組みになってるんだ~
ケンケン
ぼくもマイナーになれるかな!?BCHの報酬が欲しい!!
ミー
ん~・・・マイニングは誰でも参加できるけど、そんな簡単なものじゃないんだよケンケン…

マイニング難易度(ディフィカルティ)とは

マイニングは誰でも参加することが可能ですが、誰もがマイニングをできる権利を得れるわけではありません。マイニングは、与えられた計算問題をより早く解けたマイナー(コンピューター)だけが、マイニングをする権利を得ることができます。この計算問題を「マイニングの難易度」(ディフィカルティ)と呼びます。

例:10+20=30 というような計算問題をより早く解けたマイナーにマイニングの権利が与えられて、取引を承認してマイニング報酬が与えられます。

※当たり前ですが、計算問題はもっと複雑で暗算で解けるようなものではありません。

ケンケン
わぁ!足し算なら僕の得意分野だよ!!僕できる!!
ミー
マイニングの計算は足し算じゃないよ!上で説明しているのはあくまでも例え話で、マイニングの計算はもっと複雑なんだよ
ケンケン
そうなんだ・・・がっかり
ミー
あと「マイニング難易度」と「ディフィカルティ」は同じ意味ということも覚えておいてね
ケンケン
うん!ディフィカルティが高い=計算問題が難しい。ディフィカルティが低い=計算問題が簡単ってことだね!

EDAとは

EDAとは「Emergency Difficulty Adjustment」の頭文字をとったもので、現行のビットコインキャッシュに実装されているマイニングにおけるアルゴリズムです。

ここでも簡単に説明するとたくさんのマイナーが集まると難易度(ディフィカルティ)調整が行われて、マイニングの計算問題が難しくなる仕組みです。逆にマイナーが少なくなったり、マイニングが活発に行われなくなるとマイニングの難易度が下がって計算問題が簡単になります。10+20だった計算問題がが1+1になるようなイメージです。

このEDAがビットコインキャッシュに実装されているため、たくさんのマイナーがBCHのマイニングに参加すると計算が難しくなってしまい、BCHのマイニングを停止してしまう問題が起こっていました。

ケンケン
アル・・・ゴ・・リズム??
ミー
アルゴリズムは計算方法、ここでは仕組みという意味で使っているよ
ケンケン
そうなんだね。EDA・・・う~ん。。
ミー
難しく考えなくてもいいよ。EDAって単語も特に覚えなくても大丈夫!
ミー
とにかく、「マイナーがたくさん集まったらディフィカルティが高くなって誰もBCHをマイニングしなくなってしまう問題が起こってる」と覚えておけばOKだよ

DAAとは

このDAAが今回のハードフォークで採用されるものです。DAAは「Difficulty Adjustment Algorithms」の頭文字をとったもので、「ビットコインABC」と呼ばれるBCHの開発を行っているアモリ・セシェ氏が開発したD601を基に作成されたマイニングにおけるアルゴリズムです。

簡潔にいうとDAAはEDAに変わりビットコインキャッシュにハードフォークで実装される予定のマイニングにおけるアルゴリズムになります。

今までのビットコインキャッシュでは、EDAでマイニングの難易度が難しくなったり、簡単になったりと頻繁に起こっていたのでマイニング(取引の承認等が)安定しない状態が続いていました。

そういった問題を解決するために、ビットコインキャッシュでは今回のハードフォークでEDAからDAAを採用する予定になっています。言わばこのDAAはマイニングの難易度調整を安定させるためのものということです。

初心者用に記載しているのでここではDAAの難しい説明はここでは割愛させて頂きます。(…というか難しいDAAの仕組みは分かりませんので、興味がある方は専門サイトなどでお調べくださいませヾ(・ω・`;)ノ…

ケンケン
DAA・・・??D601・・・??
ミー
D601はここでは無視しようw ズバリ、今回のBCHのハードフォークはこのDAAを実装するためのものなんだ
ケンケン
DAAって結局なんなの?
ミー
DAAはビットコインキャッシュにおけるマイニングの難易度を安定させるものと覚えておけばOKだよ
ケンケン
分かった!!なんだかいろんな言葉が出てきたけど・・・とにかく「今回のBCHのハードフォークはマイニングを安定させるためのもの」ってことだね
ミー
That’s right!!!

BCHのハードフォークの本題まとめ

ビットコインキャッシュ
上記の説明でざっくりと、マイニングの仕組みとマイニングの難易度(ディフィカルティ)、さらにビットコインキャッシュが採用しているマイニングの仕様が分かりました。

ビットコインキャッシュではEDAを採用していたので、マイナーが集まるとマイニングの難易度が高くなり、マイナーが離れてしまう現象が起こってしまいました。当然マイナーが離れてしまうと取引認証が行われず、ビットコインキャッシュで送金詰まり(取引がなかなか成立しない現象)が起こってしまい、BCHの問題が露出する形に繋がりました。

マイニングプールで大きな影響力のあるジハン・ウー氏や、ビットコインジーザスと呼ばれているロジャー・バー氏が、ビットコインキャッシュを支持するという発言があり、ビットコインキャッシュの価格は公開後に日本円で約10万円を超える高値を付けましたが、送金詰まりなどからBCHの価格は急落し、ビットコインキャッシュ自体の価値(価格)も一時は下がってしまいました。

今回のハードフォークでマイニング難易度を安定させることに成功すると、ビットコインキャッシュ自体の価値を大きく上げることに貢献することになるものと考えられています。

ビットコインキャッシュハードフォークのカウントダウン

ビットコインキャッシュハードフォークカウントダウン

下記のサイトではビットコインキャッシュのハードフォークが実際に行われるまでのカウントダウンを確認することができます。

現在の状況では、ビットコインキャッシュハードフォークは日本時間の11月14日午前4時頃(予定)になっています。

⇒ ビットコインキャッシュのハードフォークカウントダウンサイト

BCHのハードフォークでBCHの価格は上がる?

ビットコインキャッシュのハードフォークは、明らかに本家のビットコインSegwit2xのハードフォーク問題を意識しています。このビットコインSegwit2xのハードフォークは仮想通貨市場に影響があると考えられるので、必読です!

⇒ ビットコインが抱えるSegwit2xのハードフォーク問題

ビットコインのハードフォークは11月15日~16日(早まる可能性あり)に予定されているので、それよりも早い11月13日にBCHのハードフォークを持ってきているということは、BTCのHFで混乱を招いた投資家をパワーアップしたBCHに誘導させるような意図が感じられます。

追記情報
11月9日にビットコインのSegwit2xのハードフォークは無期限延期(事実上の中止)と発表がありました。

ビットコインキャッシュ開発者の思惑通りにいけば、BCHの価格は上がるかもしれませんが、様々な要因が複雑に絡み合っているのでBCHの価格が上がるかどうかは全く分かりません。

BTCやBCHのハードフォークの直前にならないと、どうなるかは見当が付かないので、事前に電波を張っておき新しい情報を常にチェックしておく必要がありますね☆

ビットコインキャッシュ(BCH/BCC)の詳細を記載しています。ビットコインキャッシュと中国の関係やBCHの特徴とチャート・相場・レートから見る今後の将来性についても詳しくまとめています。ビットコインキャッシュを購入できる取引所も紹介しているのでBCHに興味を持った方はぜひ参考にしてください。

コメント

  1. isamist isamist より:

    ムーンライト様

    コメントありがとうございます。
    サイト運営者のミーです。

    こちらの記事では初心者の方でも分かるように、できるだけ噛み砕いて分かりやすいように記載させて頂いています。
    記載内容に一部誤解を生むような文面があったようで大変申し訳ございませんでした。『計算問題はもっと複雑で暗算で解けるようなものではありません。』と記載している部分は10+20=30のようなものと比べて難しいという意味で記載させて頂いております。

    ハッシュ値の計算はムーンライト様のおっしゃる通り、計算というよりも正確には算出になります。

    ハッシュ値とはもとになるデータから暗号学的ハッシュ関数と呼ばれる特殊な計算式により求められた固定長の値です。

    PoWのマイニングにおけるハッシュ値の算出は指定された数以下のハッシュ値が見つかるまでハッシュ値を求めます(2進数の256桁)。要は、大量の暗号学的ハッシュ関数の計算を一番早く計算する、言い方を換えれば一番早くくじ引きのようなものに当たるかなので、これを計算と捉えるか、ただのくじ引きと捉えるかで考え方や言い回し方が変わると思います。

    またご指摘いただいた『目的のハッシュ値を得るのに膨大な計算量をこなさないといけないのでこれがディフィカルティにつながっている』というのも間違いではないと思われます。

    本来ならもう少し、細かく記載すべきことでしたが、なるべく分かりやすくを重視したために、逆に混乱を招いてしまっていたかもしれません。

    また上記の件から、当ブログに記載されている内容は「一つの分かりやすい例をだしたニュアンス」と捉えて頂ければ幸いです。記載内容に明確な誤りがあるようであれば、直ちに記事を修正させて頂きますので、またお気軽にご指摘頂ければ幸いでございます。

    それではよろしくお願い致します。

  2. ムーンライト より:

    当サイトでは難しい計算をやっていると説明していますが、本当にそうでしょうか?
    マイニングはハッシュ値の算出なのでごく簡単な計算だと聞いています。目的のハッシュ値を得るのに膨大な計算量をこなさないといけないのでこれがディフィカルティにつながっていると思いますが違いますか?

トップへ戻る