9月4日にビットコイン含む仮想通貨(暗号通貨)全体の価格が大暴落しました。仮想通貨の価格が下落した原因は中国政府並びに韓国政府がICOの規制を発表したものが原因だということが分かりました。中国と韓国では詐欺まがいのICOが非常に多く問答無用で企業、個人ともにICOを全面的に禁止するICO禁止令を敷いた形になります。
仮想通貨暴落の原因は中国のICO規制
どうもミーです。
9月4日の仮想通貨の全体の相場を見て驚かれている方が非常に多いようです。
私も椅子からひっくり返りそうなぐらい驚いています!
というのも国内で取り扱われているビットコイン含む仮想通貨(暗号通貨)の価格が軒並み暴落したためです。
かなり調子よく上げ続けていた仮想通貨市場だったのに全ての仮想通貨が前日比より10%~20%のダウンです。
この状況を見て何が原因??と思って調べてみるとちょっと安心しました。
仮想通貨全体の価格が暴落した原因は中国と韓国がICOの禁止を全面的に発表したためということでした。
私はブロックチェーンの技術に不具合でも発見されたかと思ってヒヤヒヤしました。
私個人としては、このICOの禁止に関しては全然問題ない状態だと感じています。というのも中国や韓国では詐欺まがいのICO案件が非常に多くICOの規制は当たり前の政府の対応だと思ったからです。
ブロックチェーンに問題があったり、政府が仮想通貨(暗号通貨)そのものを禁止したりされたら大問題ですが、ICOでの資金調達に規制が入っただけで、本来の仮想通貨(暗号通貨)には間接的には関係があっても直接的には問題がないのではと楽観的に捉えているからです。
ICOとは
ICOとはイニシャル・コイン・オファリングの略で、新しい仮想通貨を発行しそれを購入してもらい資金を調達する手法を指します。
ICOでは法整備が追い付いていないため、安易にどんな企業でもICOができてしまい実体がない詐欺まがいのICOがたくさん出てきてしまっているのが現状です。中国では今年に入ってから65件ものICOが発表されており、その90%が違法な資金調達か詐欺案件のICOとされています。中国だけでもICOに参加した人数は10万5000人とされており、ICOで26億2000万元、日本円にすると約437億円を調達しています。
今回はそんな詐欺まがいのICOから一般投資家を守るために中国や韓国がICOの禁止令を出したものと推測されます。後々に仮想通貨の法整備が整いだしたらICOの規制なども明確にされると考えられます。
今回の注目は中央銀行が動いているということ
今回のこのニュースの注目すべきところは、中国政府(正確には中国人民銀行「中央銀行」)が動いているということではないでしょうか。
中央銀行とは日本では日本銀行に当たるところで、金融機関の中心です。その中央銀行からの発表ということもあり、事態が大きく膨らみ仮想通貨全体の大暴落につながったのではないでしょうか。
中央銀行は法定通貨(その国のお金)を発行しているので、その法定通貨に革命をもたらすような暗号通貨の容認は安易にはできないのは理解できます。しかしそれに関わるICOを一刀両断で禁止するのはどうかと個人的に思います。
もちろん詐欺まがいのICOから投資家を守るためという銘を打つと大義名分ができますが、しっかりと段階を踏んでほしいものです。良いものは伸ばして悪いものだけを取り除くような方法は取れなかったのでしょうか。。私は専門家でもなんでもないので「具体的には!?」と詰められれば一瞬で気絶してしまいますが、少し腑に落ちない部分もあります。
日本でのICOは
ICOは日本ではまだあまり馴染みがありませんが、コムサやALISなどの日本発のICOプロジェクトもすでに発表されています。日本でも今後出てくるかもしれない詐欺まがいのICOを取り締まるためにも法的な整備を整える必要もあるのかもしれません。
投資はあくまで自己責任
現段階で日本ではICOの規制はありませんが、先に述べたようにコムサやアリスなどのプロジェクトが始動し始めています。日本でもICOが流行りだすと詐欺まがいのICOも出てくる可能性は非常に高いと思われます。というか確実に出てくると思います。
また規制や法的処置が施されていないので、詐欺まがいのICOをつかまされても誰も保証してくれません。ICOに参加するのはもちろん自由ですが、投資はあくまで自己責任です。当然リスクもあると思いますので、入念に下調べしてICOに参加するべきだと私は思います。
私が応援する日本発のICOアリス
私が仮想通貨の世界に興味を持ったのは最近のことですが、ICOについて詳しく調べだしたのは、日本発のICOであるコムサやALIS(アリス)が発表されてからです。
ICOはほとんどが英語でとっつきにくい部分がありましたが、日本発のコムサやALISはしっかりと理解を深めることができたので、入念に調べることができました。
特に先日発表されたALIS(アリス)に関しては、プロジェクト自体に共感して応援したい気持ちで微力ながら参加することにしました。
ALIS(アリス)につては下記記事に詳細を記載しています。
ALIS(アリス)公式Twitterでご紹介
光栄なことにALIS(アリス)の公式Twitterで私のこのブログを紹介していただきました。
面白い観点でのまとめをありがとうございます!
>広告がうっとうしいと思っている傾向が如実に現れているのが、スマホのアプリランキングです。仮想通貨ICO案件ALIS(アリス)トークンとはなんぞや!? https://t.co/2qPutePr30#ALIS #ICO
— ALIS (@ALIS_media) 2017年9月2日
そんなことをされると益々応援したくなります!!このALIS(アリス)プロジェクトについては、私個人として本当に素晴らしいものだと思っています。マーケティング次第で、爆発的に伸びる可能性があるものと確信しております。ICOに興味がある方は是非一度ALIS(アリス)の内容について覗いてみてはいかがでしょうか。
今回の大暴落についてまとめ
今回の中国政府や韓国政府でのICO禁止令は新たな仮想通貨(暗号通貨)を禁止するというものではありません。あくまでもICOを使って資金調達をすることを禁止するというものです。
当然、仮想通貨の投資家たちは一時的に持っている仮想通貨を手放して他のものに変えようとするとは思いますが仮想通貨(暗号通貨)に明るい未来や将来があることに変わりはありません。私は、今現状で所持している仮想通貨をその場の相場の流れで手放す(損切りする)つもりはありません。またすぐに価格が持ち直すと思って信じているからです。
今回の一件は、私みたいな世界情勢勉強中の一般ピーポーが偉そうに言えたものではないのかもしれませんが、そんな私ですら「大丈夫」と思っているほどのことだと思っています。逆に下落している今こそがチャンスだと考えています。相場の有名な格言に「総悲観は買い・総楽観は売り」「人の行く裏に道あり花の山」というものがあります。私は、余力資金がないため、買い増しできませんが、仮想通貨に投資するなら今がチャンスかもしれません。…でもさらに下落するかも…という一言も最後に付け加えておきます。
それではまた仮想通貨界隈でニュースが出ましたら随時更新したいと思います。