5/21の仮想通貨ニュースはナカモトサトシのビットコイン騒動…結局はなんだったの?フランスでもCBDCテスト成功!BITPoint流出事件に進展・新通貨も取扱い予定!等々をピックアップしています。
5月21日の仮想通貨ニュース
どうも!ママコイナーのミー(@me_memechan)です!
本日は「サトシ・ナカモトのビットコインが動いた!」と業界騒然になっていましたね。
ビットコインも下落してしまい、まぁまぁ危ないラインにまで迫ってきています…
ナカモトサトシのBTCではない
- ナカモトサトシのBTCではない可能性が高い
- クレイグ・ライトも否定
- 短期下抜けで幸先が少々不安
ビットコインが誕生して間もない2009年にマイニングされた50BTC(5100万円相当)が移動したと業界が騒然となっていました。
50BTCは2つのアドレスに分けられて、1つは米取引所コインベースに送金された可能性が高いとのこと。
この50BTCはビットコインができた当初のアドレスだったので、「ビットコインの生みの親ナカモト・サトシがビットコインを売却しているのでは」となったわけですね。
この情報が海外で広がると、9765ドルから9300ドルまで一気に下落してしまいましたが、各著名人から「ナカモトサトシの可能性は低い」という発信から値を戻しました。
しかし、この下落で短期でのサポートを割ってしまったのが何より痛い。非常に危ないラインです。
3月暴落から上昇並行チャンネル内にあるものの、短期のペナントは下抜け。
戻してくれればいいですが…今のところは弱気予想です。
クレイグ・ライト氏のビットコイン?
また一部では、自称ナカモトサトシを公言しているビットコインSVの「クレイグ・ライト氏のビットコインではないか」と話題になりました。
これはライト氏が裁判所に提出している書類の中に、今回移動された同一のアドレスが確認されたため。
しかし、CoinGeek社の創業者カルヴィン・エアー氏がライト氏と連絡を取り確認したところ、ライト氏が今回の送金を否定したとのこと。
これでライト氏の自称ナカモトサトシ説の可能性も消され窮地に立たされたことにもなります。
本当にナカモトサトシなら絶対に送金が分からないようにしているはずって言われているよね
バイナンスのCZ氏も今回の送金はサトシではないと否定しているよ!それより今回の下落で短期サポートを下抜けちゃったほうが問題だと思う
フランスでもCBDCテスト成功
フランスが中央銀行デジタル通貨(CBDC)実験に成功 https://t.co/MIfpQaA4jy
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) May 21, 2020
- フランスCBDCのテストは3月に開始
- 銀行間等のホールセール型
- 欧州連合全体で検討する必要あり
フランスが中央銀行が発行する「中央銀行発行デジタル通貨(CBDC)」のテストに成功したと発表がありました。
フランスのCBDCは個人でも利用できるリテールではなく、銀行間や金融機関向けのホールセールになるとのこと。
フランスは独自通貨ではなく欧州連合の単一通貨ユーロを利用しているので、CBDCの導入には欧州全体で足並みをそろえる必要があると考えているそうですよ。
私は、各国のCBDCはブロックチェーンの認識を高めるチャンスだと思っているので、日本も含めて積極的にチャレンジしていってほしいと願っています。
中国のデジタル人民元も話題だったね!アメリカや日本もこの機にトライしてほしいな
コロナの影響で現金需要が減少してデジタル通貨の需要が増すという分析データも出てたね
BITPoint流出事件に進展・新通貨も取扱い予定
- 保守系サーバーがハッキングが原因だった
- BITPointは国内未上場の通貨取扱いを申請中
- レンディングやカスカストディも検討
BITPoint(ビットポイント)を運営するリミックスポイントが2020年3月度の決算資料を公表しました。
BITPointは2019年7月にハッキングに合い、30億円以上の仮想通貨が流出してしまい世間を騒然とさせてしまいましたね。
その流出理由として、決算補足説明資料の中で保守系サーバーがハッキングされ不正侵入された可能性が高いと初めて言及しました。
金融関連事業ではセグメント損失(営業損失)が10億3300万円の赤字だったそう。。
また積極的に海外に進出していましたが、事業進捗が芳しくない海外拠点については撤退・縮小を進める方針とのこと。
BITPointでは「日本未取扱の複数の暗号資産を含め、暗号資産の新規取扱を申請中」と嬉しい報告もありました。
すぐには難しいかもしれませんが、何とか立ち直ってほしい国内取引所です。
ミーはリミックスの株主だよね?
そう!1500円の時に買ったけど今は93円…仮想通貨より辛いボラティリティ・・・
参考 決算補足説明資料