イーサリアム(Ethereum)の今後や将来性をチャートから分析!

仮想通貨時価総額第2位のイーサリアム(Ethereum)ETHについて記載しています。イーサリアムのチャートをもとにETHの今後や将来性(メトロポリス)についても分析しています。イーサリアムの相場や価格推移について、その他イーサリアムが購入できる取引所についても記載していますので是非参考にしてください。

イーサリアム(Ethereum)とは


イーサリアム(Ethereum)とは仮想通貨の一つでビットコインに次いで時価総額ランキング第2位に位置する人気の高い仮想通貨です。

取引所での売買も盛んに行われており、2017年の初頭では1ETHが日本円にして約1,000円台を下回っていたのに対して、9月現在で1ETHが40,000円台まで登り詰めています。

価格は2017年だけで見ても40倍まで高騰しており、今後もメトロポリス(※後述)なのでさらなる将来性が期待されています。

イーサリアムの通貨単位は「イーサ/ETH」と呼ばれています。

また正確にはイーサリアムは「イーサリアムプロジェクト」と呼ばれる計画のプラットフォーム総称です。そのイーサリアムプロジェクトで使われる仮想通貨をイーサリアムと呼びますが、現在ではイーサリアム自体が固有名詞となっています。

イーサリアム(ETH)が買えるおすすめ取引所3選
Zaif(ザイフ)
coincheck(コインチェック)
bitFlyer(ビットフライヤー)

イーサリアムの概要と特徴

名称Ethereum(イーサリアム)
通貨単位Ether(ETH)
リリース日2015年7月
発行上限なし
取引承認システムPoW(PoSに移行予定)
開発Ethereum Foundation

イーサリアムプロジェクトとは

イーサリアムプロジェクトとは「スマートコントラクト」を使って、契約を自動化してしまおうという計画です。

スマートコントラクトについては後程詳しく解説しますが、要点を絞って説明すると、ビットコインで使われている改ざんできないブロックチェーンに加えて契約というものを織り込んでしまおうというのが「スマートコントラクト」です。

このスマートコントラクトがイーサリアムプロジェクトの最大の特徴でもあり、注目を集めている要因となっています。

イーサリアム(Ethereum)のチャート

下記がイーサリアム(Ethereum)の現在のチャートです。チャートのローソク足はデフォルトでは1日足です。インジケーターからテクニカル分析もできますがスマートフォンからご覧になっていただいている方は、表が横に伸びている場合がございます。



こちらのイーサリアムのチャートを見て頂ければ大体の相場観はつかめると思いますが、イーサリアムの価格は2017年の5月ごろから急成長を遂げています。

過去にはハッキングなどの大きなトラブルもあり所々で調整が入っていますが、それでも相場は伸び続けています。

イーサリアムの価格推移

下記がイーサリアムの主な価格の推移です。イーサリアムがローンチしたのは、2015年の7月ですが、実際に上場したのは2016年の1月からになります。

  • 2016年1月 1ETH = 114円
  • 2016年2月 1ETH = 733円
  • 2016年3月 1ETH = 1,696円(前年末比約16倍UP)
  • 2016年12月 1ETH = 738円
  • 2017年2月 1ETH = 1,198円
  • 2017年3月 1ETH = 6,746円
  • 2017年5月 1ETH = 29,126円(半年間で40倍UP)
  • 2017年6月 1ETH = 48,990円
  • 2017年7月 1ETH = 19,000円(先月の半額以下に)
  • 2017年8月 1ETH = 32,517円
  • 2017年9月 1ETH = 33,517円
  • 2017年10月 1ETH = 34,513円
  • 2017年11月 1ETH = 39,865円
  • 2017年12月 1ETH = 62,000円

2017年の6月には最高値の4万円強まで行きますが、その翌月に大きな調整が入り、半額以下に戻されています。その後、3万円台に戻し8月、9月、10月は伸び悩みますが、11月後半から大きく金額を伸ばしています。

現在(※12月)では最高値で76,000円まで上昇しています。

イーサリアムアライアンス

これだけの短期間でここまでイーサの価格を伸ばしたのはイーサリアムプロジェクトの「スマートコントラクト」がいかに魅力的なものなのかを表している数字でもあります。

イーサリアムの技術を企業に取り入れようとする動きも盛んで「イーサリアムアライアンス」という企業連盟を結成し、マイクロソフト、トヨタ、三菱UFJなどの超一流企業などもこの「イーサリアムアライアンス」に賛同して話題になりました。

イーサリアムアライアンス公式

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スマートコントラクトとは


ここでイーサリアムの根幹にもなっている「スマートコントラクト」の詳細について記載していきます。

スマートコントラクトとは、上記でも記載していますが、不正改ざんできないブロックチェーンという取引に、契約条件を付け加えれるというものです。

スマートコントラクトは「契約の自動化」とも呼ばれています。

例えば、家や車を購入すると様々な書類や契約書に署名捺印をしないといけません。またそういった書類を不動産屋さんや車屋さんに代行してしてもらうと数万円の手数料(もしくは含まれている)が取られます。しかしそういった、面倒な書類や契約書の署名捺印を「スマートコントラクト」が全て代行してくれるということです。

これがブロックチェーンという取引に契約を結び付けた「スマートコントラクト」です。

従来の取引(ブロックチェーン)だけではどういった契約(約束)かは分かりません。ただ、スマートコントラクトを使うとそんな取引に契約内容を書き込めるので企業やユーザーは大幅に手間やコストを削減できます。

ケンケン
スマートコントラクトは、改ざんできないブロックチェーンにメモ帳機能を搭載したイメージかな

メトロポリスとは


メトロポリスとはイーサリアムの大型アップデートのことを指します。

元々イーサリアムには4段階の大型アップデートが用意されており、そのうちの2つはすでに完了してます。3つ目のアップデートが「メトロポリス(Metropolis)」になり、最後の4つ目のアップデートが「セレ二ティ(Serenity)」になります。

  1. フロンティア(Frontier)
  2. ホームステッド(Homestead)
  3. メトロポリス(Metropolis)
  4. セレ二ティ(Serenity)

メトロポリスで何が変わる?

メトロポリスでは主に重要な4つの項目がアップデートされます。その4つの項目が下記です。

  1. セキュリティ強化
  2. プライバシー保護強化
  3. スマートコントラクトのコスト削減
  4. マイニング方式移行

セキュリティの強化

メトロポリスではイーサリアムの最も重要視されているセキュリティが強化されます。イーサリアムでは過去に「THE DAOトークン」という仮想通貨を発行した時にTHE DAOの大きな欠陥ををついたハッキングにあっています。この「THE DAO事件」では360万ETHものイーサリアムがハッカーに盗まれています。

こういったイーサリアムのセキュリティの脆弱性をなくすためにネットワークの強化及び、ユーザー自身で秘密鍵を持てるようなマスキングというシステムを組み込んでセキュリティの強化を図ります。

プライバシー保護強化

仮想通貨ではセキュリティと同様にプライバシー保護も重要視されています。

これから先は、少しばかり難しい言葉を使ってしまいますが、書いている私ですらあまり理解していないので、「あぁメトロポリスでイーサリアムのプライバシー保護が強化されるんだなぁ」と理解していただければ幸いです。

具体的には匿名性が高いとされているZcashと共に開発した、「ゼロ知識証明」が実装されます。ゼロ知識証明とは暗号学において、ある人が他の人に、自分の持っている命題が真であることを伝えるのに、真であること以外の何の知識も伝えることなく証明できるようなやりとりの手法を指してゼロ知識証明またはゼロ知識対話証明(ZKIP)と呼びます。※一部Wikipedia引用

スマートコントラクトのコスト削減

メトロポリスではイーサリアムの根幹になっているスマートコントラクトでのシステムの簡略化が予定されており、現在のプログラマーの負担を軽減できるとされています。これによって、スマートコントラクトで使われるガス(取引に使われる燃料)が調整できコストの削減につながるとされています。

マイニング方式移行

メトロポリスではマイニング方式も従来のPOW(プルーフオブワーク)からPOS(プルーフオブステーク)に変更予定となっています。

このマイニング方式移行には、賛否両論があり、POWでマイニングしていた今までのマイナーからは賛成を得れていないのが現状です。

POW(プルーフオブワーク)とは
POWとはビットコインで使われている同じマイニング方式で、取引を成立させるために大量の電力を消費する従来の方法です。イーサリアムでは取引量の増加と伴い大量の電力を消費してしまうPOWを廃止して、個人間がPCをつなぐだけでマイニングできるPOSを取り入れようとしています。

メトロポリスの予定はいつ?

メトロポリス実装の当初の予定は2017年の6月でした。しかしメトロポリスの議論が長引き未だに実装されていないのが現状です。

現状ではメトロポリスは一度に全て実装されずに「ビザンチウム」と「コンスタンティノープル」の2つに分けて実装される予定となっています。

1度目の実装である「ビザンチウム」は現段階では9月末とされていますが、間に合わない場合は10月…と暫定的な予定として遅れているのが現状です。

2017年10月16日追記

メトロポリスのビザンチウムが無事に完了

2017年10月16日にメトロポリスの一部「ビザンチウム」が無事完了しました。

「コンスタンティノープル」は来年の予定とされています。

イーサリアムの将来性について

イーサリアムの将来性についてですが、私個人の感想としては非常に明るいものを感じます。アルトコインは全て共通して言えるのが、「明確なビジョンがあるかないか」がそのアルトコインを見極める大きなポイントではないでしょうか。

イーサリアムには「スマートコントラクト/契約の自動化」という明確なビジョンがあります。このスマートコントラクトのシステムは大企業も注目している優れたシステムと言えます。

イーサリアムの今後にも期待大

またイーサリアムにはメトロポリスとセレ二ティという大幅なアップデートが控えています。今のイーサリアムはまだ完全体ではない、未完全というところにもイーサリアムの今後の将来性を感じます。

どのアルトコインやビットコインでも同じようなことが言われていますが、イーサリアムも数ヶ月で凄まじい急成長を見せている仮想通貨です。2017年に入ってからは2、3ヵ月で10倍以上、リリースからすると約1500倍もの金額になっています。

毎度のことながら捕らぬ狸の皮算用で計算するとリリース当初に1万円分だけでもETHを購入しておけば、今では1500万円になっている計算です。夢がありますね~

これからイーサリアムはまだまだ進化していく仮想通貨です。その過程では当然いくつもの困難が待ち受けていることも考えられます。しかし、それを乗り越えてスマートコントラクトが世界の常識になった時のイーサリアムの価値は計り知れないものになっているものと思います。

イーサリアムが購入できる取引所

イーサリアム(ETH)が買えるおすすめ取引所3選
Zaif(ザイフ)
coincheck(コインチェック)
bitFlyer(ビットフライヤー)

現在、日本でイーサリアムを購入する際のおすすめ取引所は、Zaif(ザイフ)coincheck(コインチェック)bitFlyer(ビットフライヤー)です。またbitbank.cc(ビットバンクCC)BITPoint(ビットポイント)もイーサリアムを取り扱っています。イーサリアムは時価総額2位の仮想通貨なので、近い将来どこの取引所でも取扱いがされると思います。

私が初めて購入した仮想通貨もビットコインではなく、イーサリアムです。

私はイーサリアムを長期保管目的、またはICO目的で購入したので、当初、手数料をあまり気にせず購入してしまいましたが、取引所によって手数料が異なるので、ご自身に合った取引所で購入する事をおすすめします。

悩んだ場合はおすすめ取引所ランキングを参考にしてくださいね。メリット・デメリット等記載しています。

仮想通貨の取引所/販売所のおすすめランキングを掲載しています。各取引所の手数料比較表や取り扱い通貨一覧表も記載しています。特におすすめの取引所は特徴が異なるのでメリット・デメリットも挙げています。海外の取引所も厳選しているのでぜひ取引所比較の参考にしてください。

イーサリアムクラシック


イーサリアムを語る上では外せないのが「イーサリアムクラシック」です。イーサリアムクラシックは、現在の「ビットコイン」と「ビットコインキャッシュ」と同じように元々は一つのものでしたが、意見の食い違いで二つに分かれたものです。

イーサリアムでは上記でも記載していますが、「TEH DAO」というトークンを発行した時に、the DAOのプログラムの惰弱性を突かれて大量のETHが盗まれました。(TEH DAO事件)

TEH DAO事件はイーサリアムそのもののバグではなかったものの、イーサリアムのプラットフォームから作られた産物としてイーサリアムの価値を大きく落としました。このTEH DAO事件の対応としてイーサリアムはハードフォークというプログラムを大きく書き換える作業を実施しました。このハードフォークによって過去に起こったTEH DAO事件をなかったことにしようとしたのです。

強行されたハードフォークに反対する勢力

この強行されたハードフォークは仮想通貨の理念に反していると大きな反発が生まれました。このハードフォークに反対する勢力で作られたのが「イーサリアムクラシック」です。

このイーサリアムクラシックは中央集権(特定の人物など)が利益や立場のために強行することはよくないという考えのもとに作られた非中央集権の仮想通貨です。要は、イーサリアムとイーサリアムクラシックの違いは、中央集権か非中央集権化の違いになります。

どちらが良い悪いは私の考えの及ぶところではないとは思いますが、どちらも一長一短があると思います。ちなみにビットコインは非中央集権で、イーサリアムやリップルは管理者がいる中央集権です。

イーサリアムについてまとめ

イーサリアムに関してはまだまだ追記していかないといけないことがたくさん出てくると思います。しかしここでイーサリアムについて一旦箇条書きにして簡単にまとめておきます。

  • イーサリアムは時価総額第2位の人気の仮想通貨(アルトコイン)
  • イーサリアムの特徴は「スマートコントラクト」
  • イーサリアムアライアンスという企業連盟で多くの大企業が賛同している
  • もうじき大型アップデートの「メトロポリス」を控えている
  • イーサリアムは「THE DAO 事件」でイーサリアムとイーサリアムクラシックにハードフォークしている
スマートコントラクトとは
スマートコントラクトとは、従来のブロックチェーンに契約内容を記載することができる契約に特化したもの。契約の自動化とも呼ばれている

またイーサリアムについては追記情報が出次第どんどん更新していきます!

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