ビットコインが大幅下落してしまった要因3つ『①NYダウ下落でBTCも暴落②マイニング業者が7000BTCを売却③詐欺案件プラストークンの資金移動』について解説しています。
6月25日の仮想通貨ニュース
どうも!ママコイナーのミー(@me_memechan)です!
本日のビットコインは悪いニュース3連打によって下落中です。。
そのバッドニュースは▼こちらの三つ
- NYダウ下落でBTCも暴落
- マイニング業者が7000BTCを売却
- 詐欺案件プラストークンの資金移動
① NYダウ下落でBTCも暴落
- NYダウは前日比-2.72%
- 米株とBTCは依然として相関強い
- 好調だったハイテク株も反落
ビットコインが大幅下落した一番大きな要因としてNYダウの3営業日ぶりに反落した事があげられます。
NYダウは前日比2.72%安の下落、これにつられたのがビットコインです。
3月の暴落以降、依然としてS&P500やNYダウ平均などの米株との強い相関が指摘されています。
今回も米株…というかアメリカの経済事情の影響を大きく受けてBTCも下落したものと考えられています。
米国では経済活動を再開したテキサス州やフロリダ州でコロナウイルスの新規感染者が過去最高を更新し続けていることから、再度ロックダウンの懸念から株価が下落しているようです。
また好調だったナスダックのハイテク株も9営業日ぶりに反落していてる状態です。
② マイニング業者が7000BTCを売却
仮想通貨ビットコインに暗雲 マイニング業者7000BTC売却でhttps://t.co/ywvFhUIMIh
— コインテレグラフ日本版(Cointelegraph Japan) (@JpCointelegraph) June 24, 2020
- HaoBTCとPoolin合わせて7153BTCの売却を確認
- 売却は取引所ではなくOTC(店頭取引)
- 難易度調整で+15%上昇している
先日のマイニング難易度調整では14.95%の大幅上昇しましたが、ハッシュレートは安定しています。
マイニング業者も安定して収益を上げているのでは…と言われていましたが、、
ここに来てマイニングプール2社から7153BTC(約72億円)ものビットコインの売却が確認されました。
マイニング業者がビットコインを売却するのは普通のことですが、大量のBTC売却は売り圧力になるのでマイナス要因とされています。
当然マイナー側もビットコイン価格が暴落すると、自身の首を絞めることになるので、通常は売り圧力にならない程度に調整しますが…それだけ収益性が苦しいということでしょうか。。
マイナーの撤退や減少は「ハッシュレート低下 → ビットコインネットワーク低下 → ビットコイン信用低下 → ビットコイン価格暴落」という負のスパイラルにつながる可能性もあるので警戒が必要です。
③ 詐欺案件プラストークンの資金移動
200億円近くの仮想通貨イーサ、”史上最大の出資金詐欺”プラストークン関連アドレスから移動https://t.co/3NgebPHSGF
— コインテレグラフ日本版(Cointelegraph Japan) (@JpCointelegraph) June 24, 2020
- 詐欺で集めた資金を資金洗浄していると思われる
- プラストークンの被害額は約3000億円
- ビットコイン上昇の重しとなっていると予想される
史上最大の仮想通貨詐欺でもあるPlusToken(プラストークン)のウォレットから約79万ETH(200億円相当)の移動が確認されました。
プラストークンは中国発のプロジェクトで高い利率をうたい、約29億ドル(約3000億円)を投資家から集めたポンジ・スキーム、、いわゆる自転車操業の詐欺ですね。
ビットコインが去年半ばから上値を重くしている一番の原因がこのプラストークンで集められた資金のマネーロンダリングとも言われています。
上で紹介したマイニング業者の約72億円相当の売り圧力でも敏感に反応することを考えると、200億円相当の売り圧力と思うと相当強い下落要因となることが分かります。
今回のBTC下落原因は米株下落、マイニング業者のBTC売却、プラストークンの資金洗浄の3つが関係してたんだね!
一概にそうとは言えないけど、大きなマイナス要因が重なると乱高下も激しくなるから注意が必要だね