国内取引所から乗換えが続出しているMEX(メックス)!ビットコインの100倍レバレッジ取引が可能なBitMEX(ビットメックス)の使い方や特徴を分かりやすく記載しています。
BitMEX(ビットメックス)とは
現在BITMEXは日本居住者の方は利用できなくなりました。レバレッジ取引なら最大で20倍までレバレッジを上げれるBinance等の海外取引所をご利用ください。
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国内のビットコインFXを提供している取引所では、不利な条件や手数料、価格の乖離や重要な相場でのシステムダウンなどで悩まされている方が多くいます。
そんなトレーダーが悩みを解決してくれる取引所として、愛用しているのがBitMEX(ビットメックス)です。
BitMEX(ビットメックス)の特徴・メリット
BitMEXは100倍のレバレッジ取引が可能なのに追証がなく、ゼロカットシステムが採用されているためリスクが低く大きな利益を出せることが最大のメリットです。
また管理画面は日本語に対応しているので、迷うことなく仮想通貨の取引ができるのも嬉しいポイントです。
BitMEXではセキュリティが非常に高くサーバーも安定していることから、日本の多くのFXトレーダーも利用しています。
レバレッジ取引(仮想通貨FX)は少ない資金で大きな利益を出すことも可能ですが、反対に損失が出る(資金がゼロになる)可能性も高いことに注意してくださいね。
- ビットコインのレバレッジが最大100倍
- アルトコインでもレバレッジ取引が可能
- 追証なしのゼロカットシステムを採用
- サーバーが軽く動作が安定している
- 最高峰のセキュリティ
- 管理画面が日本語に対応
ビットコインのレバレッジが最大100倍
BitMEX(ビットメックス)と聞くと最大で100倍のレバレッジ取引が可能な仮想通貨取引所というイメージが強いと思います。
ただし、実際には100倍のレバレッジはあまり使われておらず、ユーザーは「責任感がある」とBitMEXのアーサー・ヘイズCEOが公表しています。
もちろん、ここぞという時はレバレッジを上げて取引するのはOKです。しかしそれだけリスクも高くなるということもしっかりと覚えておきましょう。
証拠金(BitMEXではビットコイン)を取引所に預けることによって、その数倍の取引を可能にする仕組みのこと。
例:1万円の証拠金で100倍のレバレッジをかけると最大で100万円までの取引が可能になる
日本の取引所ではレバレッジ取引は最大で4倍に統一される見込みです。
以前は25倍が最大でしたが、日本仮想通貨交換業協会(JVCEA)の自主規制に従う形で、各取引所がレバレッジの引き下げを表明しています。
今後は日本の取引所でビットコインFXを行っていたトレーダーも、BitMEX(ビットメックス)などのセキュリティが安全で条件が整っている取引所に移っていくと考えられます。
少額の資金で大きな利益を出せることは魅力だけと大事なのはリスク管理だよ
アルトコインでもレバレッジ取引が可能
BitMEX(ビットメックス)ではビットコイン以外にも上位アルトコインの取扱いがあります。
またビットコインでは最大で100倍のレバレッジ取引が可能ですが、アルトコインでは通貨によってレバレッジの倍数が異なります。
通貨名 | シンボル | レバレッジ倍率 |
ビットコイン | XBT | 100倍 |
イーサリアム | ETH | 50倍 |
ライトコイン | LTC | 33.33倍 |
リップル | XRP | 20倍 |
ビットコインキャッシュ | BCH | 20倍 |
カルダノ | ADA | 20倍 |
イオス | EOS | 20倍 |
トロン | TRX | 20倍 |
BitMEXではビットコインの通貨単位をBTCではなくXBTと表しています。
BitMEXではビットコインを「XBT」というデリバティブ商品にすることによって100倍のレバレッジを可能にしてるんだ
追証なしのゼロカットシステムを採用
BitMEX(ビットメックス)の最も大きな特徴とメリットは「追証なしゼロカットシステム」を採用している点です。
追証(おいしょう)というのは、レバレッジ取引で損失が出た場合に「追加で資金を入金してください」という催促です。
言い方を変えると追証は『借金』ですね。
この追証があるため「FX(レバレッジ取引)は危ない、大きな借金を背負う可能性がある」とイメージを植え付けてしまう原因ともなってしまっています。
BitMEX(ビットメックス)ではゼロカットシステムを採用しているので、もしマイナスという損失が出てしまっても預けている証拠金以外の損失が出ることがありません。
追証がないため借金のリスクがないということですね。
BitMEXの追証なしのゼロカットシステムはFXトレーダーには大きな味方
サーバーが軽く動作が安定している
ビットコイン価格が暴騰または暴落した時はFXの注文が殺到して、どの取引所もサーバーが重くなります。
実際にビットコインの取引量が多くなった2017年から2018年には多くの国内取引所でサーバーダウンやサーバーが重くなって注文が通らずに、多額の追証(借金)を背負ってしまったという事案がたくさんありました。
しかしBitMEX(ビットメックス)はサーバーが軽く、取引所のシステムが安定していることでも定評があります。
取引量が多くなった時でも注文がサクサク通っていたことを確認しています。
ビットコインの注文が殺到している時でもシステムが安定しているのは安心できるポイント!
最高峰のセキュリティ
世界各国の大手取引所でハッキング被害が相次ぐ中で、取引所のセキュリティは最重要課題です。
世界的にみてもBitMEX(ビットメックス)では世界最高峰のセキュリティを誇っているデータがでています。
セキュリティ分析ツールを使った診断では仮想通貨取引所の中で1位を獲得、ICOrating.comが出したセキュリティランキングでも3位、サイバーセキュリティ企業のHACKENの調査でも4位というセキュリティの高さを誇っています。
様々な角度から分析した結果なので、BitMEX(ビットメックス)のセキュリティは、世界基準でトップクラスを誇っているのは間違いありません。
ちなみにその他のセキュリティの高い上位取引所は、コインベースとクラーケン(どちらも米国)となっています。
- 100%コールドウォレットで管理
- マルチシグ対応
- 出金には手動のダブルチェックも入る
ビットメックスでは2019年5月現在、一度もハッキング被害がないことでも有名だよ
管理画面が日本語に対応
BitMEX(ビットメックス)は海外の香港に拠点を構える取引所ですが、管理画面が日本語に対応しています。
海外の取引所を利用するのに抵抗があるという方もスムーズに取引を行うことができますよ。
さらにビットメックスではサポートも日本語で対応してもらえるので、なにかトラブルが起こった時には日本語で迅速に対応してもらえるのも大きな特徴です。
ビットメックスは日本に進出の噂もあるから要チェック
BitMEX(ビットメックス)の手数料
ビットコインFXを行う上でもっとも気になるのが手数料です。
BitMEX(ビットメックス)では、上手に利用するとユーザーに有利な手数料体系になっているので、しっかりと確認しておきましょう。
取引手数料
BitMEX(ビットメックス)ではメイカーとテイカー、さらにビットコインとアルトコインで取引手数料が異なってきます。
通貨名 | メイカー | テイカー | 決済料 |
ビットコイン(XBT) | -0.025% | 0.075% | 0.05% |
イーサリアム(ETH) | -0.025% | 0.075% | – |
ライトコイン(LTC) | -0.050% | 0.250% | – |
リップル(XRP) | -0.050% | 0.250% | – |
ビットコインキャッシュ(BCH) | -0.050% | 0.250% | – |
カルダノ(ADA) | -0.050% | 0.250% | – |
イオス(EOS) | -0.050% | 0.250% | – |
トロン(TRX) | -0.050% | 0.250% | – |
※ETHは先物の場合はメイカー:-0.05%、テイカー:0.25%の手数料になります。
メイカーはビットコインとアルトコインともにマイナス手数料に設定されています。
メイカーで注文を出すと逆に取引手数料が貰えるということですね。
アルトコインのテイカー(成行注文)だと取引手数料が少し高め(「0.25%」例:100万円の約定に対して2500円)に設定されているので注意が必要です。
メイカー:新規で注文を出した人・取引板に自分の注文を載せた人
テイカー:今ある注文を取りにいった人・取引板に載っている注文に合わせた人
厳密には少し違うけど、ビットメックスではメイカーが指値注文でテイカーが成行注文と覚えておいたらOK!
Funding(ファンディング)手数料
BitMEX(ビットメックス)では「Funding手数料」も条件により変更されるので確認しておきましょう。
Funding手数料 | -0.375%~0.375% |
手数料発生時間 | 5時・13時・21時(8時間毎) |
Funding(ファンディング)手数料とはポジションを維持してる利子(スワップポイント)のことを指します。
日本時間の5時・13時・21時の1日3回のタイミングで手数料が発生します。
ロングポジション(買い)とショートポジション(売り)の資金調達率の比率によって、-0.375%~0.375%まで常に変動しています。
Funding手数料はBitMEXのトップの管理画面で確認することができます。上記画像だと「資金調達率+0.082%」「1時間後に発生」ということになります。
つまりこの比率のままでいくと、ロングポジションを持っている人が0.082%の手数料が発生し、ショートポジションを持っている人は逆に手数料が0.082%貰えるということになりますね。
BitMEXのFunding手数料は重要な指標にもなるのでチェックしておきましょう。
Funding手数料を確認することでロングとショートのどちらに比率が多いのかを知ることができよ
入出金手数料
入金手数料 | 無料 |
出金手数料 | 0.0002BTC~ 推奨:0.001BTC |
BitMEX(ビットメックス)では入金・出金にはビットコイン(BTC)以外は使えません。
日本円はもちろん、BitMEXで取扱いのあるアルトコインの入出金もできないので注意してくださいね。
ビットコインの入金は無料ですが、出金に関しては、マイナーに支払う送金手数料が0.0002BTCから設定することが可能です。(BitMEXの推奨手数料は0.001BTC)
またBitMEXでの出金は、日本時間の午後10時の一日一度のみに制限されています。
これは不正を防ぐためにBitMEXの従業員2人が手動でダブルチェックの承認作業を行っているためです。
一日一回のみの出金は、不便に感じるかもしれませんが、利便性を犠牲にしてもセキュリティを重視している姿勢が見て取れますね。
BitMEX(ビットメックス)登録方法
BitMEX(ビットメックス)でアカウントを作るのは、本人確認が不要なのでとても簡単!約1分で完了します。
こちらのリンクから登録すると手数料が6カ月間10%割引になるのでぜひ活用してください。
まずは、BitMEX公式サイトのトップページバナー上部から日本を選択して「日本語表記」にしておきましょう。
続いて下記の情報を入力フォームに記入していきます。
- メールアドレス
- パスワード
- 居住国または地域
- 名前
入力が完了したら利用規約にチェックを入れて「登録」ボタンを押します。
登録が完了すると入力したメールアドレスに確認メールがBitMEX(ビットメックス)から送信されます。
実際にBitMEX(ビットメックス)から届いたメールを開いて、「メールを検証」ボタンを押します。
以上でBitMEX(ビットメックス)の登録は完了です。
BitMEXの二段階認証設定
続いてセキュリティをアップさせるために二段階認証を設定しておきましょう。
- アカウント
- マイカウント
- Google Authenticatorを選択
BitMEX(ビットメックス)のトップ画面の上部「アカウント」から左メニューの「マイアカウント」を選択し、2要素認証を有効化の中から「Google Authenticator」を選びます。
続いて、認証コードをバックアップして、スマホの「Google Authenticator」アプリでQRコードを読み取ります。
スマホに表示された6桁のコードを画面に入力し「送信する」をクリックすれば二段階認証の設定は完了です。
BitMEX(ビットメックス)の使い方
ここではBitMEX(ビットメックス)の基本的な使い方や見方を解説していきます。
BitMEX(ビットメックス)のトップ画面には様々な情報が載っています。
はじめは多くの情報に戸惑うかもしれませんが、この画面は自分の好きなようにカスタムが可能になっていますよ。
これだけで、自分の好きな場所に好きなウィジェット情報を表示させたり、大きさを変更させたりできるので、ぜひ活用してみましょう。
BitMEXへの入金方法
まず、BitMEX(ビットメックス)で取引を開始するにはビットコイン(BTC)を入金する必要があります。
上部の「アカウント」→左メニューの「入金」を選択すると、BitMEX(ビットメックス)でのビットコインアドレスが表示されます。
このアドレス宛に、他の仮想通貨取引所やウォレットからビットコインを送金します。
入金画面にも表示されていますが ▼注意点は必ず確認▼ しておきましょう。
- 最小入金額は 0.0001 XBT(BTC)
- 入金はビットコインのみ対応
日本円やアルトコインの入金はできないので注意してください。
BitMEX(ビットメックス)に入金するためのビットコイン(BTC)の購入は国内取引所のcoincheck(コインチェック)がおすすめです。
BitMEXから出金方法
BitMEX(ビットメックス)から出金・送金方法する方法は、入金と同じように上部バーの「アカウント」→左メニューの「出金」を選択します。
- 送金先のビットコインアドレスを入力
- 送金するビットコインの数量(XBT/BTC)を入力
- 送金手数料を入力*
- 送信するボタンをクリックする
※二段階認証を設定してる場合は二段階認証のコード入力が必要です。
※送金手数料(推奨ネットワーク料金)はビットコイン価格で前後する場合があります。
最後に登録しているメールアドレスにBitMEX(ビットメックス)から確認メールが届くので、メールに記載している「出金を確認」ボタンをクリックします。
以上で出金処理は完了です。
BitMEX(ビットメックス)からの出金処理は1日1回、日本時間の午後10時のみということも覚えておきましょう。
BitMEX注文方法
ここではBitMEX(ビットメックス)の最も基本的な注文方法と注文画面の見方を紹介しています。
特殊注文などの詳しい注文方法は別途記事にします。
まずは、指値・成行、ロング・ショート、レバレッジの設定方法を覚えておきましょう。
注文方法には、指値・成行・特殊注文がありますが、まずは、自身の発注したい金額で注文が出せる「指値」注文に慣れていくようにしましょう。
「成行」は今現在の価格ですぐに約定させることができますが、取引手数料が0.075%かかるので、急いで約定させたい時に活用します。
成行は、取引手数料がもったいないと思いがちですが、相場が動いてしまい損失が大きくなったり、利益が小さくなる場合もあるので成行注文も臨機応変に使っていくことをおすすめします。
さらに慣れてくれば特殊注文の「ストップ指値・トレイリングストップ・利食い」なども活用していくといいですね。
レバレッジの設定方法
それでは実際にレバレッジ設定を行っていきましょう。
注文画面の下部にはレバレッジ設定画面があるので、この部分でレバレッジの倍率を設定していきます。
上記画面の「クロス」部分をスライドさせることでレバレッジの倍率を1倍~100倍まで設定することが可能です。
右サイドにあるアイコンをクリックすれば、レバレッジを細かく設定することも可能です。
クロスマージンとは、口座残高に入っている証拠金(XBT/BTC)を全て利用して100倍レバレッジにする手法です。クロスマージンに設定しておくと証拠金維持率が高くなるというメリットがありますが、ロスカットになると全ての残高を失う恐れがあります。
BitMEX(ビットメックス)についてまとめ
ここでは、BitMEX(ビットメックス)の特徴や登録方法、基本的な使い方について記載しました。
ビットメックスの大きな特徴をもう一度めとめると
- ビットコインの100倍レバレッジ取引が可能
- 追証なしのゼロカットシステムを採用
- セキュリティが高く日本語に対応している
BitMEX(ビットメックス)では追証がないので借金のリスクがないのが一番のメリットでしたね。
100倍のレバレッジで有名ですが、最高レバレッジを使っているユーザーが少ないのも特徴です。
証拠金取引はハイリスクハイリターンですが、リスク管理をしっかりと行うことができれば、大きな利益をもたらしてくれます。
またレバレッジ取引は一発逆転の賭け事のように思われる側面もありますが、莫大な資産を動かしている機関投資家や資産運用のプロなども積極的に活用する効率の良い手法です。
レバレッジ管理とリスク管理をしっかりと意識してBitMEX(ビットメックス)で快適なトレードを始めてみてはいかがでしょうか。
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私はアルトコインのトレードはBinanceを利用しています。
バイナンス銘柄は突然爆発することがあるので、宝くじ感覚で超少額を投資して楽しんでいますよ(*´罒`*)