Binance(バイナンス)のアカウント登録方法(口座開設方法)や使い方を画像付きで解説しています。Binanceの手数料一覧やバイナンスへの送金や入金・出金方法、アプリの使い方、通貨の買い方なども徹底解説しているので参考にしてください。
目次で概要を確認
Binance(バイナンス)とは
Binance(バイナンス)は中国の最大手取引所でもあるOKcoinの元共同創設者兼CTOのチャオ・チャンコン氏、通称CZが2017年7月に開設した海外取引所です。
取り扱い通貨も非常に多く、日本では取扱いのない100種類以上の仮想通貨を取り扱っています。
現在では、世界の仮想通貨取引量ランキングが1位になり名実ともに世界ナンバーワンの仮想通貨取引所です。
またバイナンスは、非常に高いセキュリティ意識や売買手数料の安さにも定評があります。
さらにバイナンスでは独自の通貨Binancecoin(BNBトークン)を発行しており、売買の際に利用すると手数料が50%割引されるのも特徴です。
バイナンスの特徴
Binanceの大きな特徴やメリットは下記
- バイナンス管理画面は日本語対応 ※現在はGoogle翻訳で対応
- 仮想通貨取引量が世界1位(※18年11月現在)
- 独自通貨BNBトークンを発行し手数料が割引される
- 取引手数料が激安
- 取扱い通貨が100種類以上
- 専用アプリが使いやすい
- 上場する通貨を投票で決めている
Binanceでの取扱い通貨は今現在もドンドン増えています。
厳選されたアルトコインからICOから間もない新しいアルトコインまで取り扱っているので数日で何十倍や何百倍に価格が高騰する通貨もまだまだ眠っているかもしれませんね。
Binance(バイナンス)の登録方法
ここでは、Binance(バイナンス)のアカウント登録方法(口座開設方法)を一から説明しています。
海外取引所と聞くと登録方法などが難しく感じる方もおられるかもしれませんが、バイナンスでは、Google翻訳で日本語化することも可能なので、難なくアカウント登録することができるので安心してくださいね。
Binance口座登録方法の要点は下記の4つです。
- パスワードの登録
- メール認証登録
- 2段階認証の設定
- 身分証明の設定(任意)
身分証明の設定をすることで、2BTCの出金限度が100BTCまで出金ができるようになります。※日本在住で身分証明の設定をするためには運転免許証もしくはパスポートが必要です。
①パスワードの登録(アカウント登録)
まずは、Binanceの公式ページよりメールアドレスとパスワードを入力します。バイナンスの公式サイトは下記のバナーから。
アカウント作成
- メールアドレスを入力します。
- パスワードを入力(パスワードは大文字数字が入った8桁以上)
- パスワードを再入力します。
- 四角のボックスを左から右にスライドします。
- 利用規約にチェックを入れます。
- 全て入力できれば最後に登録ボタンを押します。
パスワードは「パスワード生成ツール」などで数字や記号などを混ぜた長いものを設定するのを推奨します。
②メール認証登録
次に、登録したメールアドレス宛にBinanceからメールが送信されるので、メールをチェックします。
登録した時期によっては、Binanceから送信されてくる内容は多少異なる場合はありますが、基本的にはリンクをクリックしてアカウントを有効にさせます。
メール認証に成功すると「お客様のアカウントが有効になりました。ログインして取引を始めましょう」という画面が表示されるので、ログインのリンクからBinanceにログインします。
ログイン画面では、初めに入力したメールアドレスとパスワードを入力してログインします。
ログイン画面でパズルを合わせる
ログイン画面ではパズルのような画面が表示されます。ピースを空白の場所にドラッグアンドドロップして解除しましょう。
スライドする速度が速かったり、ずれていた場合は再度認証画面が出てくるので焦らずにゆっくりとスライドして合わせてあげると上手にいきやすいですよ。
④2段階認証の設定
続いて、2段階認証の設定画面に進みます。
2段階認証はセキュリティを高めるために必ず初めに設定しておきましょう。
またバイナンスでは2段階認証を設定しないと出金制限もかかるので、2段階認証の設定は必須項目ですね。
バイナンスでは2段階認証のアプリは「Googl authenticator」が推奨されています。
アプリはios版とandroid版どちらもリリースされている使いやすいアプリです。アプリをスマホに入れていない方は下記からダウンロードできますよ。
Binanceの画面で表示されたQRコードをアプリで読み込むとコードが表示されるので、表示されたコードをBinanceの「2段階認証のコード」の欄へ入力します。
Googl authenticatorの使い方は、下記のページで詳しく解説しています。
⑤身分証明の設定をして出金制限の解除する
Binanceでは、通常は24時間で2BTC以上の引き出しができないように出金制限がかかっています。
しかし、身分証明証を提出して、アカウントLevel2に上げると24時間で最大100BTCまで引き出しが可能になります。
Binanceトップページ右上の人のアイコインをクリックして → メールアドレスをクリック → 身分証明完成をクリックして身分証を提出します。


- Binance管理画面ホーム右上、人のアイコインをクリックします。
- 次にメールアドレスが記載されている部分をクリックします。
- 身分証明完成をクリックします。
身分証明の提出
バイナンスの身分証確認では『運転免許証』もしくは『パスポート』『マイナンバーカード』を提出することができます。
私はパスポートを持っていませんので運転免許証をアップロードしました。(運転免許証でも翌日には問題なく審査に通っていました)
下記では運転免許証をアップロードした時の解説をしています。
- Binanceの身分証明提出の画面では一番上のタイプを選択するで「ほかの国と地域」を選択します。
- 名前を入力します。ファーストネーム(名前)とラストネーム(苗字)が分かれています。
- 性別をラジオボタンで選択します。
- 国または地域の部分は「Japan」を選択します。
- 身分証の番号を入力します。(運転免許証の番号)
- 運転免許証の表面をjpe形式でアップロードします。
- 運転免許証の場合はここに裏面をアップロード。
- 画像で解釈が入っていますが、自分と身分証さらに「Binanceと当日の日付」を書いたメモを一緒に撮影してアップロードします。(ピントは身分証の番号がはっきりと分かるように撮影します)
全てアップロードできれば、一番下の「確認」ボタンを押します。審査に約1営業日ほどかかります。以上で基本的なBinanceの設定は完了です。
管理画面をGoogle翻訳で日本語対応化
バイナンスでは、以前まで管理画面は完全日本語化の機能がありましたが、現在は非対応になっています。
しかし、Google翻訳機能を使えば以前と同じようにバイナンス管理画面を日本語化することが可能です。
右上の「Google翻訳のアイコイン」をクリックして、「言語を選択」 → 「日本語」を選択するとバイナンスの管理画面を日本語化することが可能です。
Binance(バイナンス)の使い方
ここではBinance(バイナンス)の使い方を説明しいます。
Binanceへ仮想通貨を入金する方法、Binanceから他のアドレスへ出金する方法、Binanceで仮想通貨を売買する方法を解説しています。
入金や出金は上部メニューバーの「Funds(資金)」から選択できます。
Fundsのメニューでは「Balancesが一覧画面」「Depositsが入金」「Withdrawalsが出金」「Transaction Historyが取引履歴」となっています。
Binanceへの入金方法
BinanceではJPY(日本円)は使えません。BTC建てまたはETH建てになっているので、Binanceで仮想通貨を購入するためにはまずは、ビットコイン(BTC)または、イーサリアム(ETH)をバイナンスに送金する必要があります。
Binanceの管理画面上部バーの「資産」の中から「預金の引き出し」を選択します。
入金したい通貨を選択して上記画像では「預金」と記載ているところをクリックすると送金(入金)用アドレスが表示されます。
この入金用のアドレスにビットコインなどの仮想通貨を送金します。
ビットコインを送金するのであれば左側に表示されている通貨が、ビットコイン(BTC)を選択できているかを必ず確認してください。
BTC以外の通貨アドレスに、BTCを送ってしまうと反映されません。
Binanceから送金(出金)する方法
Binanceから仮想通貨を送金(出金)する方法も、基本的には上記のBinanceへ仮想通貨を送金する方法と同じです。
送金(出金)したい通貨を選択して上記画像では「お引き出し」と記載ているところをクリックすると送金(出金)用アドレスを入力できる画面が表示されます。
- 送金先のアドレスを入力する。
- 実際に送金する送金額を入力します。
- 「提出する」ボタンをクリックします。
- 二段階認証コードを入力します。
- 確認用のメールが送信されるので認証する。
バイナンスに登録しているメールアドレス宛に確認用のメールが送信されるので、そのメールから「Confirm Withdraw」をクリックします。
以上でバイナンスからの送金が完了します。
バイナンスのアカウントがロックされた場合は下記の記事で解除方法を解説しています。口座が凍結した場合は参考にしてください。
Binanceで仮想通貨を購入(売却)する方法
Binanceで仮想通貨を購入するにはビットコインもしくはイーサリアムを予めBinanceに送金しておく必要があります。
またBinanceでのトレード画面は「ベーシック」と「アドバンス」の2種類が存在します。
通常の売買は「ベーシック」で問題ないと思いますが、チャートを分析してトレードをする方は「アドバンス」がおすすめです。
Binanceのホーム画面から、BTC建てかETH建てかを選択します。
次に、トレードしたい仮想通貨を選択します。
- BTC建てかETH建てかを選択します。
- トレードする仮想通貨を一覧から選択します。
Binanceのベーシックで売買
上記がBinanceでの「ベーシック」でのトレード画面です。
チャートの下部中央に配置されている部分から、購入と売却が可能です。
左側のメニューに買い板と売り板が表示されています。
- 購入したい金額を入力します。左側の買い板や売り板をクリックするとその金額が自動で入ります。
- 購入したい数量を入力します。
- 数量は保有資産の「25%」「50%」「75%」「100%」から選択すると自動で計算されて入力されます。
- 最後に「購入」ボタンをクリックすることで通貨を購入することができます。
指値注文と成行注文は、注文画面の上部タブ「Limit」「Maket」で切り替えることが可能です。
「Market」が成行注文
Binanceのアドバンスで売買
上記がBinanceでの「アドバンス」でのトレード画面です。
購入と売却は、画像の右下から可能です。
移動平均線やローソク足の細かな時間軸も設定できる高機能なチャートなので、テクニカル分析にも使えます。
おそらく、アドバンスを使われる方からすると細かな説明は不要だと思われますが需要があるようであれば追って解説していきたいと思います。
BNB(Binance coin)とは
バイナンスでは取引所Binanceが独自に発行しているBNB「Binance coin」(バイナンスコイン)を購入することができます。
BNBコインは他の仮想通貨と同じように、需要と供給で価格が変動するので、BNBのトレードをすることによって利益を出すことも可能です。
その他、Binanceでは仮想通貨の売買手数料などをBNBコインで支払うことができ、さらにBNBコインで支払うと通常の手数料から最大で50%割引になる特徴があります。
短期トレードを繰り返すデイトレーダーなどには嬉しい得点なので、BNBコインを手数料用として購入するものおすすめです。
手数料支払いの通貨をBNBに設定するには、アカウントセンター(アカウント設定)の画面で、スライドをONにするだけです。
デフォルト(初期設定)の状態でもONになっていますが、BNBコインを手数料支払いの通貨として設定するのであれば必ず確認しておきましょう。
BNBの手数料割引は年数によって変化
BNBでの手数料割引は最大で50%OFFですが、年々低下していく仕組みになっています。
2年目からは半分の25%、5年目以降は0%の割引になるので注意してくださいね。
- 1年目:50% OFF
- 2年目:25% OFF
- 3年目:12.5% OFF
- 4年目:6.75% OFF
- 5年目:0% OFF
バイナンスの手数料比較表
Poloniex | Bittrex | Binance | Binance(BNB) | |
手数料 | 0.15% | 0.25% | 0.1% | 0.05% |
上記はBinanceの取引手数料を、その他の大手取引所と比べた時の手数料表です。
Poloniexでは手数料が0.15%、Bittrexでも手数料は0.25%かかりますが、BinanceではBittrexの半分以下の0.1%になります。またBNB(バイナンスコイン)を手数料に使うと1年目はさらに半分の0.05%になるのでさらにお得です!
1BTCが仮に日本円で100万円だとして、1BTCをBittrexで購入すると取引手数料に100万円×0.25%で2,500円が必要になります。
これを同じ条件でBinanceさらに、BNB(バイナンスコイン)で取引手数料を支払うと取引手数料が500円になります。大口、小口に関わらず、こうして数字にすると、どちらがお得に取引をできるかが明白ですね。
Binance(バイナンス)のスマホアプリ
Binance(バイナンス)ではスマートフォンの専用サイトやBinance専用アプリもされています。
スマホから気軽にチャートを確認できる他、仮想通貨の売買や入出金が可能になっています。
Binance(バイナンス)の専用アプリはAndroid版はGoogle Playからダウンロードできますが、iPhoneなどのios版はAppStoreではなく、公式サイトからダウンロードする形になります。
チャートをみるだけでも非常に便利なアプリです。もちろん無料でインストールできるので私は積極的にiPhoneアプリを使用しています。
iPhoneでのアプリのダウンロード方法やアプリの使い方は下記の記事で詳しく記載しているのでぜひ参考にしてくださいね。
最近になりAppStoreからでもBinanceアプリのダウンロードが復活しました。
Binance(バイナンス)の最新ニュース
ここではBinanceの最新ニュースを追記していきます。新しい通貨の追加やBinanceに関しての情報が入れば随時追加していきます。
通貨の端数をBNBに交換できるシステムが導入!
バイナンスでは、通貨の端数をBNBに交換できるシステムが導入されました。
この機能は24時間に1度だけという制限がありますが、複数の通貨を選択できるのでバイナンスでたくさんの通貨を取引されている方にとっては非常にありがたい機能になっています。
私自身も売れ残りの端数の通貨を売却できずに、悩んでいたので本当に助かっています。
BNBに交換方法は、コイン一覧の「Balance」画面に表示されている「Convert to BNB」というボタンをクリックします。
続いて、端数をBNBに換えれる一覧画面が表示されます。
左側のチェックを外せば通貨別に選択可能です。
後は、実際にBNBになる数量と手数料を確認して「Exchange」をクリックすると確認画面が表示されるので、「Confirm」をクリックすると端数をBNBに変換完了です。
QUOINEとパートナーシップを締結でQASHトークンの上場!?
2017年11月2日にBinanceはQUOINEとパートナーシップを締結したことを発表しました。
QUOINEは日本でも取引所QUOINEX(コインエクスチェンジ)を運営する企業です。
QUOINE社は先日独自のICO案件でもある「LIQUID」のQASHトークンを3日間という期間限定で販売しました。LIQUIDのICOは日本円にして約120億円以上も資金調達に成功しています。QASHトークンについては、取引所QUOINEXとBitfinexでの上場を予定しています。
BinanceとQUOINEでパートナーシップを締結したことにより「QASHトークン」もBinanceで上場される可能性が高くなりました。
QUOINEのICO「LIQUID」につていは下記の記事でまとめています。
中国のICOや取引所規制や閉鎖の影響は!?
Binance取引所は当初、中国に拠点を置いていたので、中国のICOや取引所閉鎖の影響を受けて、一時はBinanceが予定していたICOを除外するなどの対応を取っていました。
現在バイナンスは拠点を香港、本社をマルタ島に移しているので、中国の規制や閉鎖の影響は受けていません。
また取引所サービスを中国国内ではなく、海外向けに集中していたので、中国による規制や閉鎖を免れています。2017年9月に中国が発表した取引所の閉鎖の影響も全く受けていません。
現在では世界中からシェアを集め、世界ナンバーワンの取引量を誇る仮想通貨取引所にほんの数ヶ月で登り詰めました。
※現段階では未定ですが、今後中国の仮想通貨取引所は日本のようにライセンス制になるのではないかといわれています。
ICOに関しては全てのICOが完全に規制対象になっているので、中国国内ではICOはできない状態になっています。
バイナンスの紹介プログラム(アフィリエイト)
Binanceでは紹介プログラム(アフィリエイト)を開催しています。※2018年5月現在
紹介した人がバイナンスで通貨の売買を行うと、手数料の20%がリファラルとして紹介者に支払われます。
といっても手数料が激安のバイナンスなので、あまり期待し過ぎるのも禁物ですね。
Binanceでアカウントを持っている方なら誰でも紹介プログラムからアフィリエイトリンクを発行することができます。紹介プログラムは下記のリンクから発行することが可能です。
Binance(バイナンス)公式サイト
Binance(バイナンス)紹介リンク取得ページ
取引所Binance(バイナンス)まとめ
私が、バイナンスをおすすめする理由はざっくりとまとめると4つあります。
- 世界最大規模の取引所
- ハードフォークコインの取り扱いが早い
- 新しい通貨がドンドン上場している
- 手数料が激安
特に、世界最大規模の取引所というところは大きいです。バイナンスはビットコインなどの取引高が世界一に何度もなっているので、バイナンスのBTC価格が世界の基準となることもあります。
またハードフォークコインの取り扱いも比較的早く、新しい通貨が日々ドンドン上場しているので、付与されたフォークコインを素早く売りさばくことも可能です。
手数料が、世界の取引所でもトップクラスに安いのも魅力的ですね。注意点としては、何かトラブルがあった場合のサポートは英語になり、セキュリティの観点からは二段階認証は必ず設定しておきましょう。
また一時は、バイナンスの新規参入者が殺到して、アカウント作成に制限がかかったこともあります。アカウント登録をしておくだけなら無料で費用もかからないので、とりあえず登録だけでもしておくのもいいかもしれませんね。