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急転直下!ビットコインが150万円まで高騰そして1日で大幅下落した理由まとめ

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ビットコイン乱高下

ビットコイン(BTC)価格が150万円まで高騰した理由と、一日で30万円近く暴落した理由を分かりやすくまとめています。今後のビットコイン投資のお役に立てると思うのでぜひ参考にしてください。

ビットコインが150万円まで高騰した理由は?

ビットコイン150万円

◆ このニュースのポイント ◆

  • BTC価格が27日に150万円まで高騰
  • 高騰の一番の理由はFOMOが発動、その他は?

ビットコインは6月22日に心理的節目と言われている1万ドル(約108万円)を突破しました。

そこからFOMOが発動し、みるみるBTC価格は上昇し、27日には150万円にタッチする場面もありました。

FOMOは「fear of missing out」の略語で、取り残される不安・恐怖のこと。誰もがこの急騰をみて「どこで入ったらいいの?」と感じたと思います。(少なくとも私はFOMOを感じていました。。)

ビットコインがここまで上昇したのはFOMOレベル5の発動だと思いますが、その他の要因もみていきましょう!

関連BTC1万ドル突破後は5ヶ月で4万ドルに

ビットコイン上昇理由
  • 中国によるOTC市場の活性化
  • 世界的な金融緩和
  • フェイスブックのリブラの発表
  • LedgerXの現物のビットコイン先物
  • ETF承認のフェイクニュース

その他にもレバレッジ取引の増加やテクニカル分析など様々な要因が重なって急騰したと思いますが、上記5点を集中して確認していきましょう。

① 中国によるOTC市場の活性化

中国人投資家によるOTC市場の活性化については、以前から言われていますね。

中国では仮想通貨取引所でのビットコイン売買が禁止されているため、取引所を介さずに当事者どうしが直接売買取引を行うOTC(店頭)取引が活発になっています。

米中貿易摩擦や香港情勢の悪化が問題視する中で、中国人投資家が資産をビットコインに変換するのは必然かもしれません。

店頭取引のため取引高は正確には分かりませんが、中国のOTC取引では数百億円規模の取引がガンガン行われているという話もありますね。

② 世界的な金融緩和

現在、FRB(連邦準備理事会)をはじめとして世界的な金融緩和が進んでいます。

金融緩和で金利が引き下げられれば、通貨安になりドルや円などの法定通貨から、ビットコインや金(ゴールド)などの代替え資産にお金が流れるというもの。

各経済メディアが、金融緩和とビットコイン高騰の関連性を報道すればするほど、相関関係も高まるように思います。

③フェイスブックのリブラの発表

先週のトップニュースとして報道されていたFacebookの独自仮想通貨の「リブラ」はビットコインにとっては追い風になったのではないでしょうか。

リブラに対しては各国政府や金融機関などから批判の声も挙がってきていますが、それだけ影響力があるということですね。

ビットコインに対してはリブラは味方になっているという見解が多いようです。リブラが成功すると仮想通貨の負のイメージも大きく変わるかもしれませんね。

関連フェイスブックのLibra(リブラ)概要

④ LedgerXの現物のビットコイン先物

仮想通貨デリバティブ商品を提供するLedgerX社がCFTC(米商品先物取引委員会)から認可されました。

これにより、現物受渡のビットコイン先物取引が規制当局のもとで行えるようになります。

現金ではなく現物(ビットコイン)の受け渡しになっていることで、ビットコインの流動性が機関投資家マネーにより大幅にアップするのではないかと期待されています。

同じく現物のビットコイン先物を予定しているBakktの動きも注目していきたいですね。

⑤ ETF承認のフェイクニュース

現物ビットコイン先物と同じように注目されているビットコインETFが承認されたというフェイクニュースが流れていたようです。

ビットコインETF承認

アメリカで10万人を超えるフォロワーを持っているインフルエンサーが「The Bitcoin ETF has been Approved」とツイートしたものが拡散されて、ビットコイン高騰をさらに勢いづかせたという説です。

ただ、すぐに事実ではない情報と分かり、ビットコイン価格は大きく下落しています。。

ビットコインが1日で大暴落した理由は?

ビットコイン下落理由

◆ このニュースのポイント ◆

  • 150万円到達後、1日で大幅下落
  • 下落の一番の理由は投資家心理?

ビットコインは27日に150万円の高値を付けていますが、その後1日で110万円台にまで反落しています。

下落の要因として、様々な理由が挙がってきているようですが、これは一種の健全な調整だと思います。

一生価格が上がり続けるということは絶対にないことなので、どこかで下落や調整が入ります。

特に、2017年末のバブルを経験した人であればビットコイン(BTC)の利益確定のタイミングをうかがっていた方も多いのではないでしょうか。

SNS上でも今回のBTC急騰で、多くのトレーダーさんが「利確した」という報告が複数ありました。

私も実際に、ある程度のBTCは一旦利確しています。

こういった投資家心理が連鎖的に働くと売りが多くなるので、当然ですが価格は下落します。これが一番のBTC下落理由だと思っています。

その他の、BTC下落理由としては、、

ビットコイン下落理由
  • コインベースなどのサーバーダウン
  • Bitrue取引所のXRPとADAのハッキング
  • ETF承認のフェイクニュース

③番のETF承認のフェイクニュースは、前述している上昇理由にも記載していますが、真実ではないと分かった時の落胆につながっていますね。

① コインベースなどのサーバーダウン

ビットコイン下落の理由の一つとして取り挙げられたのが、コインベースのサーバーダウンです。

BTC価格高騰時に米取引所のコインベースで、アクセスが集中し過ぎて(?)サーバーがダウンし、取引ができない状態が続きました。

2017年のBTC価格高騰時にも日本の取引所でもサーバーダウンはよく見られる光景でしたが、取引所にアクセスできないとなると価格乖離を生み出す他、ハッキングなどの恐れもあることから不安をあおることにもつながりますね。

特にコインベースのような信頼度の高い取引所でのサーバーダウンは投資家心理にマイナス影響を与えるのは間違いありません。

② Bitrue取引所のXRPとADAのハッキング

シンガポールの仮想通貨取引所Bitrue(ビットゥルー)でXRPとADAのハッキングがありました。

盗まれたのは930万XRP(約4億6,500万円)と250万ADA(約2500万円)の約5億円相当…

2018年1月のコインチェックのハッキングでは、バブル崩壊のきっかけを作っているので、取引所のハッキングは仮想通貨投資家からすると非常にデリケートな問題です。

ビットコインが大きく下落した一つの理由になってもおかしくないと思います。

関連仮想通貨取引所ハッキング事件(不正流出)一覧まとめ

まとめ

今回はビットコイン(BTC)が150万円まで高騰した理由と、一日で大幅に下落した理由をまとめました。

どちらも一つの理由だけではなく、複数の要因が重なった大きな乱高下を起こしているものと考えられますね。

個人的には高騰した一番の理由は1万ドルを超えたことでのFOMOの発動、反落した一番の理由は利確が重なったものと思っています。

そして、今回のビットコイン高騰時に「利確のタイミングを見逃した…」という方も、長期で考えるとまだまだチャンスは訪れると思うので落胆しないでくださいね。

2017年のバブル時と今では状況が全く違います。過去最高値の220万円にチャレンジするのも時間の問題だと思うので焦らず、欲望に負けずにしっかりと勉強していきましょう!

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