仮想通貨の1週間のニュース(6/8~6/14)をランキング形式でまとめています。今週の第一位はBakktテスト開始でビットコイン価格上昇!FATF規制は業界最大の脅威?などをピックアップしています。
時価総額トップ10の価格チェック
どうも!ママコイナーのミー(@me_memechan)です!
まずは、ビットコインと時価総額10位の通貨の動きを見ていきましょう。
ビットコインは10日までは下落していましたが、そこから切り替えして本日14日まで上昇を続けています。
アルトコインは米国の規制の関係からか、イーサリアム(ETH)とライトコイン(LTC)以外はそこまで好調なものはなし。
無敵状態だったBNBも、バイナンスが米国進出につき米国ユーザーへのサービスを「Binance.com」で停止することから、BNBも下落しています。
ビットコインは好調な感じがしばらく続いてるね
やっぱり今期最大のファンダメンタルズとも言われているBakktの影響が大きいのかな…
週間ニュースランキング【6月8日~6月14日】
それでは1週間の注目のピックアップニュースのランキング(個人調べ)を見ていきましょう!
あくまでも私が個人的に気になったランキングとなっております。
しかし、毎日の仮想通貨のニュースはチェックしており、重要そうなのは必ず入れているので、この記事を読むと週間ニュースをまとめて確認することができますよ!
Bakktのビットコイン先物テスト開始日を発表
6月14日
Bakktビットコイン先物、7月22日にUATを開始|仮想通貨市場の上昇要因にhttps://t.co/yWyd9Gv7SI
機関投資家向けの仮想通貨プラットフォームBakktは7月22日からビットコイン先物取引のユーザー受け入れテストを開始することを発表した。発表を受けBTC価格は重要ラインを突破、現在も続伸している。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年6月13日
- Bakktのビットコイン先物が7月22日からテスト運営を開始すると発表
- ビットコイン価格も上昇し、一時90万円台を突破
2019年で最も大きなニュースといわれるBakkt(バックト)ビットコイン先物のテストを7月22日に開始すると発表がありました。
これによりBTC価格も上昇し、一時90万円を突破する場面もありました。
Bakktは、NY証券取引所の親会社でもあるインターコンチネンタル取引所(ICE)の運営なので金融業界からも大きな注目を集めています。
ただしBakktのビットコイン先物は、現金ではなく現物(ビットコイン)の受け渡しになっているので、CFTC(米商品先物取引委員会)の認可がなかなか下りない状態になっています。。
今回のBakktのビットコイン先物テストはCFTCの認可が下りたわけではないとしていますが、正式な認可が下りるのも時間の問題ではないでしょうか!
5月にも同じようなニュースでBTC価格が上昇していたね
5月の時点ではテスト予定だったのが、今回テストが決定したということだね
FATF規制は業界最大の脅威
6月13日
FATF、仮想通貨の規制ガイドラインを6月21日に発表予定|従来銀行の電信送金水準にhttps://t.co/nrgJxHOWR4
FATFが暗号資産の監督法を明確化するための「ガイドライン」を、6月21日に公表する。仮想通貨取引所などを銀行水準の規制を適応するなど、相場への影響も注目される最重要ファンダとなる。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年6月12日
- FATFが6月21日に仮想通貨の監督法を明確にするガイドラインを発表する
- マネロン対策で1000ドル以上取引する顧客の開示、送金先のKYCを要求(銀行並みになる?)
FATF(金融活動作業部会)が仮想通貨に関するガイドラインを6月21日に発表することが分かりました。
ガイドラインには仮想通貨取引所やカストディアンなどに対して、1000ドル以上の取引を行う顧客の開示と収集。さらに送金の受取先の情報の収集や本人確認が要求されるとしています。
この規制については「長期的に見ると必要なもの」という意見もありますが、仮想通貨の匿名性という利点を失うだけではなく、企業側のコストの増加やウォレットアドレスにKYCを義務化させるなど物理的に不可能に近いという声も挙がっています。
6月21日の正式発表次第ですが、どちらに対しても落としどころを見つけてくれれば良いのですが…
FATF(金融活動作業部会)とは
マネーロンダリングに関する金融活動作業部会は、マネー・ロンダリング対策における国際協調を推進するため設立された政府間機関。
これは仮想通貨業界に対する最大の脅威とまで言われているらしい
正直どうなるか分からないけど、マクロで見ると必要なことなのかもしれないよ
バイナンスが正式に米国進出を発表
6月14日
https://t.co/AZwoBOy3iq will provide secure and reliable cryptocurrency trading to users in the United States.
We look forward to opening registrations soon. 🇺🇸 pic.twitter.com/bQ6sctg3FK
— Binance.US (@BinanceAmerica) 2019年6月14日
- バイナンスが米国で取引サービスを提供
- 提携先の送金業者のBAM社が運営
- これに伴いBinance.comの米国ユーザーへのサービス停止
バイナンスが米国の取引所「Binance US」を設立し、米国へ進出することがわかりました。
先日、バイナンスがツイッターの公式アカウントで「USD」表記の画像を投稿し、米国へ進出をほのめかすツイートをしたことで話題にもなっていましたね。
今回の米国への進出は、サンフランシスコの送金業者「BAM」との提携で実現したようです。
開始される日程は今のところは未定ですが、「Binance US」は米国の規制を遵守した上で取引サービスを提供し、BAM社が管理と運営を行うとのこと。
カリフォルニア州のユーザーに限られる可能性もあるようですが、有価証券の問題でも話題になる米国での業務はバイナンスにとっても大きな進展ですね!
Binance米国ユーザーへのサービスを停止
またバイナンスでは利用規約を更新し2019年9月12日から「米国ユーザーへのサービスを停止する」としています。
当然「Binance US」への引継ぎや準備によるものと考えられますが、米規制の関係上からも取扱い銘柄は減ると考えられます。
バイナンス独自通貨のBNBなどの取扱いや価格変動が気になりますね。。
CZ氏は長期利益を得るためには、短期的なロスも必要って言ってるよ
BNBは一旦は調整に入るかもしれないね
BTC1万ドル突破後は5ヶ月で4万ドルに
6月10日
仮想通貨ビットコインは1万ドル突破でFOMO発動 最大4万ドルまで一気に上昇 ファンドストラット代表が予想https://t.co/1snyJaUkzA
— コインテレグラフ⚡️ 仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2019年6月10日
- 1万ドルを突破すれば4万ドルまで5ヶ月で上昇する可能性があるとトム・リー氏が大胆予想
- FOMOレベル5が8350ドル、FOMOレベル10が1万ドル
ビットコインの強気派と知られる投資ファンドFundstratのトム・リー氏が、ビットコインが1万ドルを突破すればFOMOが発動し5ヶ月で4万ドルまで上昇する可能性が高いと新たな大胆予想を述べました。
FOMO(フォーモ)とは「fear of missing out」の略語で、取り残される不安・恐怖のこと
リー氏は1万ドルを超えると、すぐに史上最高値の2万ドルまで復活するとし、さらにFOMOの発動で歴史的に見ても200%~400%の上昇を指摘しています。
確かに1万ドルというのは、誰もが意識するビットコインにとって一番の「キリ番」になっているので、一気に価格が駆け上がる可能性は高いかもしれません。
ちなみに「FOMOレベル10」が1万ドルですが、「FOMOレベル5」が8350ドルを超えたあたりとしていますよ。
レベル5の8350ドルを超えるかどうかも要チェック
日本円にすると904,000円ぐらいかな
Bittrexが米国ユーザー対象に30銘柄を取引停止
6月10日
Update: Market availability changes for U.S. customers. US customers will have access to a limited number of markets moving forward. Like other industry participants, we will continue to advocate for laws and regulations that foster innovation. Learn more: https://t.co/K9N8s31GFB pic.twitter.com/UNyYk4gPdL
— BittrexUS (@BittrexUS) 2019年6月8日
- Bittrexで30種類の通貨が6/21に取引停止
- 米国ユーザーのみが取引停止の対象
- 米国の有価証券問題が要因か
米国大手仮想通貨取引所Bittrexが30種類のアルトコインの取引を停止することを発表しました。
米国のユーザーのみ対象に、6月21日に取引停止となります。
その他の地域のユーザーは、21日以降も引き続き取引ができるとのこと。
停止の理由に関しては、先日米国の仮想通貨取引所Poloniexが9種類のアルトコインを取引停止したことと同様に、米規制当局から有価証券取引とみられる可能性があるから…ということのようです。
有価証券の可能性のある通貨を取り扱うことで、規制当局からの制裁を懸念した対応と考えられますね。
また、6月12日には中華系のGate.ioでも19種類の仮想通貨を米国ユーザーは取引停止となることも発表していました。
時価総額の低いアルトコインにとっては痛手だね
今後は価格にも影響すると思うから、その辺りも踏まえて慎重に投資しないといけないね
今週のニュースまとめ
今週の気になるニュースを振り返ると規制関係のニュースが多かったですね。
市場を健全にするために規制は必ず必要なものになりますが、何事もバランスが大事だと思います!
FATFのガイダンスでもそうですが、市場を壊すような規制は反対です。
機関投資家や多くの一般投資家が安心して参入できるような、規制やガイドラインを作ってほしいものですね。。
またビットコイン価格は、本日14日に「FOMOレベル5」の8350ドル付近に到達しました。これを超えてくると、上昇の第1フェーズ突入なのかな…
そして、いよいよ1万ドルを超えると一気にお祭り価格になる可能性も有るので、規制等のニュースなどと照らし合わせて投資を行っていきたいですね!
私はアルトコインのトレードはBinanceを利用しています。
バイナンス銘柄は突然爆発することがあるので、宝くじ感覚で超少額を投資して楽しんでいますよ(*´罒`*)