トランプ大統領の仮想通貨支持で高騰中のアメリカ銘柄を厳選!リップル(XRP)、ソラナ(SOL)、ドージコイン(DOGE)など5つの仮想通貨を徹底分析。アメリカとの関係性や将来性を解説し、時価総額30位までの注目銘柄も紹介!
トランプ大統領の発言や仮想通貨の動き

2025年初頭はトランプトレードといわれるほど、アメリカやトランプ大統領の動きで金融界が大きく動きました。
もちろん暗号資産(仮想通貨)業界もアメリカ発の仮想通貨プロジェクトやトランプ関連仮想通貨の価格が暴騰するなど大きな動きを見せています。
今回は、そんなまだまだ大きな価格変動を見せそうな、アメリカ発の仮想通貨プロジェクトに関連が深い仮想通貨を5選と詳細をご紹介いたします。
トランプ大統領の発言や動き
まずはトランプ大統領の仮想通貨に関連する発言やビットコインの動きなどを簡単にまとめていきましょう。
- 2024年7月Bitcoin Conference
ビットコイン2024カンファレンスにて、トランプ氏は「アメリカを地球上の仮想通貨の首都、ビットコイン超大国にする」と宣言
- 2024年11月ビットコイン価格
トランプ大統領選挙で再選を果たした後、ビットコインの価格は初めて10万ドル(約1,600万円)を突破
- 2024年12月SEC長官指名
トランプ大統領はSEC長官をゲンスラー氏(仮想通貨懐疑派で厳しく取り締まった)から、ポール・アトキンス氏(仮想通貨推進派)を指名
- 2025年1月TRUMPコイン
トランプ大統領は自身の名を冠した仮想通貨「TRUMPコイン」を発行
- 1月23日World Economic Forum
トランプ大統領は世界経済フォーラム(WEF)の年次会合で、改めて「アメリカをAIと仮想通貨の世界の首都にする」との意向を表明
- 1月下旬ウルブリヒトに恩赦
トランプ大統領はシルクロード創設者のロス・ウルブリヒト氏に恩赦
- 3月3日仮想通貨準備金の創設を発表
トランプ米大統領は公式SNS「Truth Social」にて、米国の暗号資産(仮想通貨)産業を支援する新たな政策を発表
またトランプ大統領は、ビットコインを国家準備金にする検討を行っているという報道もあります。
ビットコイン準備金が実現すると、ビットコインの信頼が上昇、インフレ対策、インフラや法整備など、ビットコインの価格が大幅に上昇することが考えられます。
【追記情報】仮想通貨準備金の創設を発表
トランプ元米大統領が、米国の暗号資産産業を支援する新政策を発表しました。日本時間3日、自身が運営するSNS「Truth Social」で明らかにした内容によると、以下のポイントが注目されます。
トランプさん!やってくれました
— ミー@ビットコイン・仮想通貨・ブログ運営 (@me_memechan) March 3, 2025
「バイデン政権による攻撃を受けた暗号資産業界を立て直すため、デジタル資産に関する大統領令を発令。XRP、SOL、ADAを含む米国暗号資産戦略的備蓄を進める。米国を世界の暗号資産の中心地にし、アメリカを再び偉大に」 pic.twitter.com/62AFVzTeWO
- 「仮想通貨準備金」創設の指示
- 市場の即時反応
アメリカ銘柄の仮想通貨一覧

アメリカ銘柄と呼ばれる仮想通貨には、主に上記画像のようなものがあります。赤色で囲まれているのが、「Made in the USA(アメリカ産の仮想通貨)」です。
この通貨以外にも現在だけで300ほどのアメリカ銘柄の通貨が存在しますが、今回は将来有望なものやアメリカとの関わりが深いものを厳選して紹介します。
リップル:XRP

リップル(XRP)は、国際送金の高速化と手数料の削減を目的とした仮想通貨 です。従来の国際送金は数日かかることが一般的でしたが、XRPを活用することで数秒以内に送金が完了し、手数料も大幅に削減されます。
また、XRPは XRP Ledger(XRP台帳) という分散型台帳技術(DLT)を使用しており、従来のブロックチェーンとは異なり、PoW(プルーフ・オブ・ワーク)やPoS(プルーフ・オブ・ステーク)ではなく、独自のコンセンサスアルゴリズム(RPCA) を採用しています。そのため、高速でスケーラブルな取引が可能 なのが特徴です。
リップル(XRP)とアメリカとの関係性
リップル(XRP)は、アメリカのフィンテック企業 Ripple Labs(リップル・ラボ) によって開発された仮想通貨で、国際送金を効率化することを目的としています。
Ripple Labsはサンフランシスコに本社を構え、アメリカの銀行や金融機関と協力しながら、既存の国際送金ネットワーク(SWIFTなど)に代わる新しいシステムを構築しています。
■重要:リップル裁判
リップルはアメリカ証券取引委員会(SEC)との訴訟問題でも注目されており、2020年には「XRPは証券に該当するかどうか」が争点となりました。
2023年に裁判所はXRPが証券ではないとの判断を示し、Ripple Labsにとって大きな勝利となり、XRPの価格も高騰しました。
また2025年もSECとの訴訟も完全決着とまではいきませんが、トランプ大統領が就任したことによってリップルにとって有利な裁判になるという憶測が広がりXRP価格が約600%アップと大暴騰しました。
このリップル裁判は仮想通貨業界全体に影響を与える可能性があり、アメリカ政府との関係が深いプロジェクトの一つと言えます。
リップル(XRP)の将来性
- 金融機関との提携が拡大中
XRPはすでに多くの銀行や決済企業と提携しており、今後さらに実用化が進めば、仮想通貨の中でも特に実需が期待されるプロジェクトです。特に、新興国や送金コストが高い国での導入が進めば、大きな成長が見込めます。 - SEC訴訟問題の進展
SECとの裁判の影響で価格の変動が激しくなっていますが、もしRipple側が完全勝訴すれば、XRPの規制リスクが軽減し、価格上昇のきっかけとなる可能性があります。2023年には部分的な勝訴を収めましたが、完全決着はまだ先の見通しです。
XRPの総評
リップル(XRP)は、他の仮想通貨と異なり「実際の金融業界での活用」を目的としているため、短期的な投機ではなく、中長期的な成長を見据えた投資対象として考えられます。
今後の訴訟の行方やパートナーシップ拡大によって、価値が大きく変動する可能性があるため、最新情報をチェックしながら判断することが重要です。
ソラナ:SOL

ソラナは、「高速で低コストなスマートコントラクトプラットフォーム」 として開発されました。最大の特徴は、「1秒間に数千件以上のトランザクション処理が可能な高スループット」 です。
圧倒的な処理能力と以下の特徴を持っています。
- PoH(プルーフ・オブ・ヒストリー)
ソラナ独自のコンセンサスメカニズム。時間の順序を証明することで、従来のブロックチェーンよりも高速な処理を可能にしている。 - 超高速処理
1秒間に50,000TPS(取引/秒)以上を処理可能(Ethereumは約15TPS) - 低コスト
1回の取引手数料が約0.0001ドル と格安(Ethereumは数ドル~数十ドルになることも)
以上のような圧倒的な処理能力を誇るソラナは、NFT、DeFi、Web3アプリ等の多くの最先端分野で利用されています。
ソラナ(SOL)とアメリカとの関係性
ソラナ(Solana/SOL)は、アメリカ発のブロックチェーンプロジェクト で、2020年に正式リリースされました。開発を主導する Solana Labs は、カリフォルニア州サンフランシスコに本拠を構えており、アメリカの大手VC(ベンチャーキャピタル)からの支援を受けて急成長を遂げています。
また、ソラナはイーサリアム(ETH)に対抗する次世代のスマートコントラクトプラットフォーム として位置づけられており、アメリカ国内でも多くの開発者や投資家が注目しています。
特に、NFTやDeFi(分散型金融)の分野で急速に普及しており、アメリカのWeb3企業との連携も進んでいます。
ソラナ(SOL)の将来性
- イーサリアムキラーとしてのポテンシャル
ソラナは「イーサリアムの弱点(低速・高手数料)を克服するブロックチェーン」として急成長してきました。現在もスマートコントラクトの実行速度とコスト面ではトップクラスの性能 を誇り、多くの開発者がSolanaを選ぶ傾向が強まっています。 - 技術的な課題と安定性
ソラナはこれまでネットワークのダウン(停止)を何度も経験 しており、安定性が課題とされています。しかし、最近はアップデートによって改善が進んでおり、将来的に安定稼働すれば、より多くのプロジェクトがソラナに移行する可能性 があります。 - 大型パートナーシップの拡大
- Visa:ソラナのネットワークを活用した決済実験を実施
- Google Cloud:ソラナのバリデーター(取引検証者)として参加
- Circle(USDCの発行元):ソラナ上でUSDCの活用が進む
ソラナの総評
ソラナ(SOL)は、「高速・低コストなスマートコントラクトプラットフォーム」として、大きな可能性を秘めた仮想通貨です。
SOLはトランプトレードの影響も特に価格を伸ばしている通貨の一つです。またNFT市場やDeFi分野でのさらなる成長が続けば、SOLの価格も上昇する可能性があります。
ドージコイン:DOGE

ドージコイン(DOGE)は、元々はジョークで作られたが、今では実際に使われるようになった仮想通貨です。ライトコイン(LTC)の技術をベースにしており、低コストで高速な取引が特徴です。
ドージコインは、無制限の供給数に加え、手数料が安く送金速度が(ビットコインよりも)速いのが特徴です。現在は、テスラ公式ストアの一部決済手段や、投げ銭・寄付活動などにも実際に使われています。
ドージコイン(DOGE)とアメリカとの関係性
ドージコイン(DOGE)は、アメリカ発の仮想通貨 で、2013年にソフトウェアエンジニアの ビリー・マーカスとジャクソン・パーマーによって開発されました。
もともとは 「冗談(ジョーク)」として生まれたミームコイン ですが、アメリカの仮想通貨コミュニティで人気を集め、今では世界中に支持者がいます。
また、アメリカの大手企業や著名人、とくにイーロン・マスク氏の影響によって注目されることが多く、アメリカの金融市場や仮想通貨業界とも密接な関係があります。
マスク氏はXの決済にドージコイン導入を示唆するなどもしているので、今後はイーロン・マスク氏の発言にも目が離せません。
ドージコイン(DOGE)の将来性
- イーロン・マスクの影響力
DOGEの価格は、イーロン・マスクの発言や行動によって大きく変動します。もしX(旧Twitter)やテスラでのDOGE活用が進めば、実需が高まり、価格上昇の可能性があります。 - 決済手段としての普及
すでに一部の企業がDOGE決済を導入しており、今後さらに利用できる店舗が増えれば、「実際に使える仮想通貨」としての価値 が高まる可能性があります。特に、マイクロペイメント(少額決済)分野での活用が期待されています。
ドージコイン(DOGE)の総評
ドージコイン(DOGE)は、ミームコインとして誕生しながらも、実際に使える仮想通貨として成長している点が特徴です。
特に、イーロン・マスクの影響力や決済手段としての採用拡大によって、今後も注目される可能性が高いです。ただし、投機的な要素が強く、長期的な価格の安定性には課題があるため、リスク管理を意識した運用が必要です。
カルダノ:ADA

カルダノ(Cardano/ADA)は、第三世代のブロックチェーンプラットフォームとして設計され、スマートコントラクトや分散型アプリケーション(DApps)の構築を可能にします。
独自のProof-of-Stake(PoS)コンセンサスアルゴリズム「Ouroboros」を採用しており、従来のPoW(プルーフ・オブ・ワーク)に比べエネルギー消費が少ないのが特徴です。
カルダノ(ADA)とアメリカとの関係性
カルダノ自体はグローバルに展開しているプロジェクトですが、アメリカとの関係性も見逃せません。
カルダノ(ADA)の共同創設者のチャールズ・ホスキンソンはアメリカ出身であり、かつてイーサリアムの立ち上げにも関わった著名な人物です。
アメリカの投資家やブロックチェーン開発者がカルダノの技術や将来性に注目しており、同国の規制環境や市場動向がプロジェクト戦略に影響を与えています。
カルダノ(ADA)の将来性
- 技術的優位性と環境配慮
学術的検証を重ねた技術(Ouroborosという独自のPoSプロトコル)は、セキュリティやスケーラビリティの面でも強みとなり、長期的なネットワークの信頼性向上が期待されます。 - エコシステムの拡大と実用化
スマートコントラクト機能の完全実装が進むことで、DeFi、NFT、その他の分散型アプリケーション(DApps)の普及が加速する可能性があり、特に金融包摂や新興国での実用例を通じて、グローバルなユースケースの拡大が見込まれています。
カルダノ(ADA)の総評
カルダノ(ADA)は、科学的アプローチと革新的な技術を背景に、持続可能で信頼性の高いブロックチェーンプラットフォーム を目指しています。
共同創設者チャールズ・ホスキンソンをはじめ、アメリカの技術や投資コミュニティの影響を受けながら、グローバルに展開する姿勢が際立っています。
長期的な視点での成長が期待できる一方、技術の実装進度や市場環境、競争状況にも注視したいプロジェクトです。
チェーンリンク:LINK

チェーンリンク(LINK)は、スマートコントラクトが外部の実世界データ(価格情報、天候データなど)に安全かつ正確にアクセスできるようにする、分散型オラクルネットワークです。
複数のデータソースから情報を取得し、分散型ネットワークで検証することで改ざん耐性と高い信頼性を実現し、ブロックチェーンの実用性を大幅に向上させています。
チェーンリンク(LINK)とアメリカとの関係性
チェーンリンクは、スマートコントラクトが信頼性の高い外部データにアクセスできるよう支援する、分散型オラクルネットワークとして、アメリカの技術革新やマーケットの動向と深い関係があります。
アメリカの技術者や投資家のコミュニティに支えられ、サンフランシスコなどのテック拠点とのつながりが強いプロジェクトです。
チェーンリンクはGoogle Cloud、Oracle など、アメリカの大手企業との協業実績もあり、オフチェーンデータの信頼性を確保する技術として高い評価を受けています。
チェーンリンク(LINK)の将来性
- 市場での重要性の増大
ブロックチェーン技術やスマートコントラクトの普及により、正確な外部データが求められるシーンは今後さらに拡大。チェーンリンクは、その需要を取り込む形で成長が期待されます。 - 技術革新とパートナーシップの強化
継続的な技術開発と新たな企業との連携により、DeFi(分散型金融)、保険、サプライチェーン管理など多岐にわたる分野での採用が進む見込みです。
チェーンリンク(LINK)の総評
チェーンリンク(LINK)は、スマートコントラクトが現実世界の正確なデータを安全に活用できるよう支援する基盤技術として、ブロックチェーンの実用性を大幅に向上させています。
アメリカ発の技術革新エコシステムの中で、Googleなどの大手企業との協業や、セルゲイ・ナザロフ氏をはじめとする有力な関係者の取り組みに支えられ、その信頼性と実用性が高く評価されています。
さらに、ブロックチェーン普及に伴い外部データへの需要が一層増加する中で、チェーンリンクは不可欠なインフラとして今後も成長が期待される注目すべきプロジェクトです。
その他のアメリカ銘柄の仮想通貨
ここでは上記で挙げた通貨以外のアメリカ銘柄の仮想通貨を紹介します。あまりにも時価総額が低く信頼性のない通貨は、リスクも大きくなるので、できるだけ国内取引所に上場している通貨を狙う事をおすすめします。
通貨名 | 時価総額 | 国内取扱い | 取引所 |
---|---|---|---|
アバランチ:AVAX | 12位 | あり | コインチェック |
スイ:SUI | 13位 | あり | BITPOINT |
ステラ:XLM | 14位 | あり | コインチェック |
ヘデラ:HBAR | 17位 | あり | SBI VC |
ライトコイン:LTC | 21位 | あり | コインチェック |
ポルカドット:DOT | 22位 | あり | コインチェック |
ビットコインキャッシュ:BCH | 23位 | あり | コインチェック |
ユニスワップ:UNI | 26位 | なし | Bybit |
Ondo:ONDO | 28位 | なし | Bybit |
ニアー:NEAR | 31位 | あり | SBI VC |
アーベ:AAVE | 32位 | なし | Bybit |
オフィシャルトランプ:TRUMP | 34位 | なし | Bybit |
時価総額の高い通貨は国内取引所での取扱いはありますが、時価総額が30位ぐらいになると、海外取引所しか取り扱っていない通貨もあります。
時価総額が低い通貨に投資する場合は、リスクも大きくなりますがリターンも大きくなる可能性が高いです。マイナー通貨に投資する場合は、余剰資金で投資することをおすすめします。
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