ビットコインダイヤモンドに続きビットコインのハードフォークから続々と新しいコインが誕生しようとしています。投資家としてハードフォークコインにどのように対応し、どうすれば利益を出すことができるのか。また取引所Binanceがハードフォークで注目されている理由も記載しています。
Binanceがいま最も熱い理由!ハードフォーク祭りに乗り遅れるな!
「バイナンスがいま最も熱い理由!ハードフォーク祭りに乗り遅れるな!」というなかなかキャッチーなタイトルを付けましたが、いつもよりかは真面目な記事になっています。
11月25日にビットコインダイヤモンドがビットコインの分岐ハードフォークで誕生しました。取引所のBinance(バイナンス)が最も早く取扱いを開始しビットコインダイヤモンドを売却して多くの収益を上げている投資家が多いようです。
この記事を書いている私自身なにか違和感を感じています。
しかし11月25日の日記にも書いたように、暗号通貨の投資は利益を出すためのものです。
私自身ビットコインや暗号通貨に美しさを感じて魅了されていますが、そういったナルシズムに浸るために暗号通貨投資の世界に入ったのではありません。(勿論、開発側や大手マイナー、通貨の普及活動を行っている方たちはまったく違う考え方になると思います。)
目先の利益を求めるハードフォークはビットコインの価値を落としかねないものになるという考え方は変わりはありません。
また信念を捨てて利益至上主義にはなりたくはありませんが、起こりえる現実を変えることはできません。
コア開発者でもマイナーでもない、ましてや通貨の普及活動を行っているわけでもない私がいくら何を言っても、やはり起こりえる現実を変えることもできないですし何も変わりはありません。
そう考えると、投資家として頭を切り替えて利益を出すことに注力する必要があると考えがまとまりました。
投資家として現実を見て客観的に判断することが重要
結局、何が言いたいかと言うと、
・夏にタダで貰えた
・ビットコイン・キャッシュ
・総額がもーすぐ5000万円タダ→5000万円
ま、ウソのよーな話しだけど、現実だよね笑
仮想通貨”億り人”最強や∠( ゚д゚)/ https://t.co/gYvMG69S7d— ニシノカズ (@nishinokazu) 2017年11月25日
こういったニシノカズさんの考え方が投資家としては最もクリアでシンプルイズベストなのではないでしょうか。(これはニシノカズさん自身のことではないないようですが、考え方として例を出させて頂きました。)
もちろん、ビットコインや暗号通貨の未来を考えたら、ハードフォークコインの無用な乱発は違和感を感じています。
しかし、イチ投資家として今現在起こっている現実を見ることはもっと大切だと思います。
ビットコインの未来に、このハードフォークコインがどのような影響を与えるかは誰も分かりません。大きくビットコインの価値を下げるかもしれませんが、まったく影響を与えずに、BTCの一つの歴史として残るだけかもしれません。
もし、後者であれば投資家としては、こんなチャンスを見逃すのはバカらしいと思います。
当然リスクがゼロなわけではないので、しっかりとリスクも把握する必要があります。※ハードフォークコインのリスクや注意点については後述で記載しています。
ハードフォークで次々と新しい通貨が誕生する
現在ビットコインは、先日のビットコインダイヤモンドに続きハードフォーク分岐で新しい通貨が次々と生まれようとしています。
下記は現在ビットコインからハードフォークで新しく生まれてくるコイン(予定)です。
コイン名(予定) | ブロック数 | 日付(予定) |
Super Bitcoin スーパービットコイン |
498888 | 12月12日 |
Lightning Bitcoin ライトニングビットコイン |
499999 | 12月20日 |
Bitcoin Platinum【いたずら?】 ビットコインプラチナム |
||
Bitcoin God ビットコインゴッド |
501225 | 12月25日 |
Bitcoin Uranium ビットコインウラン |
不明 | 12月31日? |
Bitcoin Silver ビットコインシルバー |
不明 | 12月中? |
Bitcoin Cash Plus ビットコインキャッシュプラス |
501407 | 1月初旬 |
※ビットコインプラチナムは韓国の高校生のいたずらだったと報道されています。
現在仮想通貨の時価総額ランキング3位のビットコインキャッシュもビットコインのハードフォーク分岐から生まれた通貨です。
ビットコインキャッシュにはビッグブロックや様々な想いや理念が含まれていますが、ビットコインゴールドや先日誕生したビットコインダイヤモンドは、どういった理念や将来を見据えて誕生したのかが不明です。
なので、こちら側としても投資というか投機対象として割り切ってみてしまえばいいと思います。私は将来的にはBCHなどのしっかりとした地盤がないフォークコインは全て淘汰されると考えています。というか取引所がどこも相手しないようになると予想しています。
しかし、現状ではどこかの取引所がフォークコインを取扱い上場させて実際に価値がついています。この価値は本物の価値ではなく、まさに仮想の価値です。何の意味も持ちませんが、実際にその通貨に価格が付いています。
あくまで私個人の考えですが、無料で貰えるものは貰って将来的な価値がないものは、さっさと売り払うのが一番だと思います。
例えば…
例えば上場直後が高値が付きやすいので、すぐにフォークコインの2/3ぐらいを売却します。残りの1/3は少し期間を開けると価格が上がるものもあるので、上がったところを見計らって売り払う、、とか。
または上場直後に全て売却してもいいですし、上場直後には売却せずに、価格が上がったところで全て売却するなど、それぞれ考え方やその通貨によって一番利益の出しやすい方法は変わってくると思います。
どの取引所がハードフォークコインを取扱うかが重要
またどの取引所がフォークコインを扱うかを見定める必要もあります。そもそもビットコインを預けている取引所がフォークコインを取扱わなければ、売却できないどころか貰えずはずのフォークコインを貰えないということも考えれます。
現状では、ビットコインゴールドやビットコインダイヤモンドをいち早く上場させたバイナンスにビットコインを預けておくのが一番フォークコインで利益をあげれる確率は高いようです。(国内の取引所はハードフォークコインに対して何の声明も出さすにほぼ無視しています。)
またバイナンスは比較的、新しい海外取引所ですが、世界の取引所を比べた時に既に取引高が世界第6位につけている現在最も注目を集めている取引所です。
取扱い通貨は70以上あり、日に日に増えていっています。バイナンスの管理画面は日本語にも対応しており、さらにバイナンスが日本にオフィスを構えるようで、将来は日本円JPYでも仮想通貨の購入ができるかもしれないと期待を集めています。
ハードフォークコインのメリット・デメリット(注意点)
ハードフォークコインにはビットコインを所有しているだけでフォークコインが貰えるというメリットもありますが、当然デメリットやリスクも点在します。
メリット
- ビットコインを持っていると無料でフォークコインが貰える。
- すぐにフォークコインを売却するとリスクがほぼゼロで資産が増える。
- BCHのように眠らせておくだけで資産が何十倍にも増える可能性がある。
ここでいう「リスク」とはハードフォークコインをすぐに売却した場合です。送金やウォレットに移す場合は大きなリスクを背負う可能性があります。
デメリット・注意点
- 将来ビットコインの価値が下がる(かもしれない)
- フォークコインにリプレイプロテクションが付いていない状態で送金すると元のビットコインまでも失う恐れがある。
- 何の価値も持たない場合がある。
- 取引所にビットコインを預けておくリスクが増える。
- なんらかのSCAM(詐欺)に巻き込まれる恐れがある。(ウォレットに送ると通貨が盗まれるなど)
大きく書き出すと上記なようなものがありますが、細かく書き出すともっとたくさんの注意点があると思います。それぞれしっかりと調べた上でリスクを把握し行動することを推奨します。※特にリプレイプロテクションをかけられていない通貨を送金すると、リプレイアタックにより通貨を盗まれる恐れがあることには注意を払うべきところです。
ビットコインハードフォークまとめ
今回の記事は個人の意見が入ったコラム的な記事になっていましましたが、自分がどのような立場でどのような目標があるのかで行動が変わってくると思います。
ビットコインの開発者や純粋に普及活動を行っている方からするとお見苦しい点はいくつもあったかとは思いますので先にお詫び申し上げます。
ただ投資家として、利益を優先に考えたら取るべき行動は決まっていますよね。ハードフォークコインの在り方について少し悩まれている方が多いようだったので、私個人の意見ではありますが、少しでもお役に立てれば幸いです。
ハードフォークコインの要点まとめ
- 今後ビットコインのハードフォークで分裂コインが乱発する
- ハードフォークコインはビットコインを持っているだけで無料で貰える
- 貰えるフォークコインは、対応した取引所に預けておかないと貰えない
- 今の所はBinanceがフォークコインを取扱い上場させるタイミングが早い
- 貰ったフォークコインを売却するだけで資産を増やせる(かもしれない)
- ハードフォークコインにはリスクもはらんでいる
- 送金する場合はリプレイプロテクションがかかっているかを確認する
- ウォレットに移す場合にも悪意のあるプログラムなどが入っていないか十分に確認する
- 取引所にビットコインを預けておくリスクも把握しておく
ハードフォークコインの要点を挙げだすとキリがないのでざっと要点だけを挙げるとこんな感じです。
ハードフォークコインのメリットとリスクさらにご自身の考え方でどのように資産を運用するかを考えてはいかがでしょうか。
取引所のBinance(バイナンス)は下記のリンクから簡単に登録できます。