PR

ビットコイン下落の理由は|6つの原因を分かりやすく解説

ビットコイン暴落理由 仮想通貨ニュース
記事内に広告が含まれています。

11月15日にビットコインの価格が大きく下落しました。それにつられアルトコインも下落しています。本日の下落の理由としてビットコインキャッシュのハードフォーク問題が大きく関わりがあるとされています。BTC価格下落に関わったと思われる6つの原因についてまとめているので参考にしてくださいね。

ビットコインが60万円まで下落した理由は?

ビットコイン暴落

72万円前後で推移していたビットコインですが、11月15日午前1:00頃から価格が下落し一時は15%以上の下落幅で60万円まで価格が暴落しました。

今回の下落についてはビットコインキャッシュ(BCH)が関わっているとされています。

それではBTCが60万円まで下落した考えられる理由について、分かりやすく解説してきます(๑ÒωÓ๑)

  1. ビットコインキャッシュのハードフォーク問題
  2. ポロニエックスのBCHSVの価格
  3. OKExのBCH先物の停止と強制清算
  4. SV派のクレイグ氏の発言
  5. CBOEビットコイン先物決済期日
  6. 米国株の急落による影響

①ビットコインキャッシュのハードフォーク問題

ビットコインキャッシュは日本時間の11月16日(午前1時40分頃)にハードフォークが控えており「ビットコインABC」と「ビットコインSV」というグループで対立しています。

  • 「Bitcoin ABC」は技術者やマイナーのグループ
  • 「Bitcoin SV」はサトシナカモトのビジョンを正確に反映させようとする自称ナカモトサトシを名乗っているクレイグ・ライト氏のグループ

当初はビットコインABCをサポートするという取引所が多かったものの、ビットコインSVがハッシュレートを70%以上も獲得していることから取引所や各方面に混乱が生じています。

ハッシュレートとは?
ハッシュレートはマイニングを行うための計算力。事実上は51%以上のハッシュレートを獲得することでブロックチェーンを掌握することができる

このビットコインキャッシュがどうなるか分からないという不安感から相場全体に広がったことが今回の大暴落の大きな要因の一つと考えられます。

②ポロニエックスのBCHSVの価格

海外大手取引所のPoloniex(ポロニエックス)ではビットコインABC(BCHABC)とビットコインSV(BCHSV)の先物取引を開始しています。

これはどちらかというと、BTCというかBCHの価格暴落につながった要因の一つでもありますが、ポロニエックスで先行して行われているBCHSVの先物価格がBCHABCの価格を一時的に上回っていました。

bitcoinSV ビットコインSV

これにより従来サポートを多く受けていたビットコインABCにさらに不安感をあおることになり、ビットコインキャッシュ(BCH)の価格が14日に大きく下落しました。

③OKExのBCH先物の停止と強制清算

世界でも1位、2位の取引量を誇る取引所OKExのビットコインキャッシュの先物取引が急遽停止し、強制清算が開始されることが発表されました。

ビットコインキャッシュのハードフォークによる緊急対応と考えられますが、事前予告なしの急な発表だったためBCH先物価格も下落し、強制ロスカットも巻き込んだと考えられます。

当初はABCが優勢だと思われていましたが、蓋を開けてみればSVが優勢になっているので、世界中の仮想通貨取引所でも対応に追われている状況です。

取引所が行っている事前のアナウンスも今になって変更している取引所も多く、混乱が続いている状況です。

④SV派のクレイグ氏の発言

ビットコインキャッシュのハードフォークにおいてキーマンになっている、ビットコインSVのクレイグ・ライト氏の発言が波紋を広げています。

ビットコインABCを支持するロジャー・バー氏に向かっては「ビットコインキャッシュ(ABC)を暴落させる…くたばれ」と脅迫のEメールを送り、ビットコインマイナーに対してはビットコイン売却によるビットコイン暴落をあおるような発言を行っています。

『ジハン・ウーもロジャーバーも売却している……ABCとSVのハッシュ戦争が長引けば、ビットコイン価格は2014年の水準になるだろう…』と。

ちなみに、ビットコインの2014年は3万円~6万円・・・

あおりまくってますね。。

⑤CBOEビットコイン先物決済期日

15日午前5時45分はCBOEビットコイン先物のSQ(決済期日)でした。

CBOEのBTC先物SQ

実際のBTC価格を見ても5時30分頃に大きく価格が下落しています。

(コインチェックのチャートでは5時30分に下ひげで約607,600円まで下落しています。)

また、この時間を境に(5時45分頃から)すぐに反発していることから大口投資家が仕掛けていると考えられますね。

⑥米国株の急落による影響

米国株がここ数日大きく価格を落としています。

引き金となったのは、世界最大の時価総額を誇るApple(アップル)の株価です。

アップルショックとも呼ばれており、アップル製品の部品供給を行っている企業の株価も大幅に下落し、NYダウも日経平均も大きくダウンしています。

以前までは株価と仮想通貨価格は無縁、、もしくは逆相関(株の代わりに仮想通貨を買う)という動きもありましたが、最近では仮想通貨も株と同じようにリスク商品とみなされて経済市場全体の影響を受けていると指摘されています。

仮想通貨全体のインフラも整いつつある中で、仮想通貨も従来の投資商品と同じ扱いを受けるのは当然かもしれませんね。

ビットコイン暴落まとめ

今回のビットコイン暴落は、ビットコインキャッシュのハードフォークにおける「ビットコインABC」と「ビットコインSV」との対立による混乱が要因になっていることが分かります。

現状ではビットコインABCをサポートするという声が多いように思えますが、ハッシュレートを見るとビットコインSV派が明らかに優勢です。

この先、どうなるかは全く予想ができませんが、ビットコイン、ビットコインキャッシュ、その他のアルトコインの価格もしばらくは乱高下する可能性が非常に高いので、トレードをする方は本当に注意してくださいね!

タイトルとURLをコピーしました