イーサリアム投資の人気が高くなっていますが、イーサリアム(ETH)をコインチェックで購入していませんか?コインチェックでETHを買っている場合は大きな損をしているかもしれないので、すぐに以下の項目を確認してみてください。
コインチェックのイーサリアム(ETH)は高い
【重要】現在はコインチェックの取引所でもイーサリアム(ETH)の取扱いが開始されました!※ETHは以前、販売所のみの取扱いだった
イーサリアム(ETH)の価格が高騰しているので入門者の方もビットコインの他に、人気の高いイーサリアムに投資しようと考えている方が多いですね。
仮想通貨取引所で圧倒的な人気を誇るcoincheck(コインチェック)ですが、コインチェックではイーサリアム(ETH)を「販売所」で購入することができます。
販売所での取引手数料は無料です。しかし、下記の表を見てください。
通貨名 | 現物価格 | 購入レート | 売却レート |
---|---|---|---|
イーサリアム(ETH) | 286,107 円 | 296,120 円 | 275,740 円 |
これは2021年4月28日現在コインチェックで、イーサリアム(ETH)を売買した際の実際の「購入レート」と「売却レート」です。
購入レートと売却レートの金額差がありますが、これがどういうことかというと、販売所で1ETHを購入してすぐに売却すれば20,380円の損失が出るということです。
29,6120円 ー 275,740円 = 20,380円:約7.1%
コインチェックは販売所の取引手数料は無料となっていますが、販売所には売買差額のスプレッドと呼ばれる隠れた手数料が存在します。
1ETHの現物価格は286,107円なので20,380円のスプレッドは現物価格の約7.1%にも及びます。これがコインチェックでイーサリアム(ETH)を購入してはいけない理由です。※スプレットは相場により変動します
相場の世界で7%を取り戻そうとすると相当大変です。いきなり7%以上のハンディキャップを背負った戦いになるので販売所でのイーサリアム購入は賢明とは言えませんね。
もちろんコインチェックが悪いわけではなく、どこの販売所もこういったスプレットが存在します。
スプレットを回避するには取引所形式でイーサリアム(ETH)を購入すればいいのですが…
コインチェックの取引所形式で通貨が買えるのは「ビットコイン、イーサリアムクラシック、ファクトム、モナコイン(※2021年5月現在)」のみになるので、イーサリアムは販売所形式でしか購入することができません。
じゃあイーサリアムはどこで買ったらいいの?
イーサリアムは下記の取引所形式で買うと損しないよ!その理由や詳細は後で詳しく説明ているよ
- GMOコイン
一部上場企業の運営でサービスも豊富 - bitbank(ビットバンク)
リップル(XRP)などの購入でもおすすめ - BITPOINT(ビットポイント)
手数料無料で使いやすい
コインチェック取引所と販売所の一覧表
通貨名 | 取引所 | 販売所 |
---|---|---|
ビットコイン(BTC) | 〇 | 〇 |
イーサリアム(ETH) | × | 〇 |
イーサリアムクラシック(ETC) | 〇 | 〇 |
リップル(XRP) | × | 〇 |
ライトコイン(LTC) | × | 〇 |
ビットコインキャッシュ(BCH) | × | 〇 |
ネム(XEM) | × | 〇 |
リスク(LSK/LISK) | × | 〇 |
モナコイン(MONA) | 〇 | 〇 |
ファクトム(FCT) | 〇 | 〇 |
ステラルーメン(XLM) | × | 〇 |
クアンタム(QTUM) | × | 〇 |
ベーシックアテンショントークン(BAT) | × | 〇 |
アイオーエスティー(IOST) | × | 〇 |
エンジンコイン(ENJ) | × | 〇 |
オーエムジー(OMG) | × | 〇 |
取引所と販売所の違いは何?
「取引所」と「販売所」の違いは、ユーザー同士で売り買いが行われるか、販売所が所有している通貨を売買するかの違いです。
-取引所とは-
ユーザー同士で通貨の買い手と売り手に分かれて、板で通貨を売買する方が「取引所」になります。
-販売所とは-
一方で販売所は、運営会社が所有している通貨をユーザーとの間で売買する取引方法です。
ユーザー同士の取引が取引所形式で、運営会社との取引が販売所形式なんだね
取引所と販売所のメリット・デメリット
取引所と販売所のメリットとデメリットを挙げるなら以下のことが言えます。
手数料の違い
取引所と販売所の最大の違いは手数料です。取引所の取引手数料は無料から高くても0.15%ほどです。販売所は取引手数料は基本無料ですが上記で説明ているようなスプレッドが5%~8%かかります。
販売所の手数料は取引所の50倍以上かかると考えると取引所がいかに有利で販売所が不利なのは明白ですよね。
手数料だけを見ると圧倒的に取引所が有利なんだね
注文のしやすさ
注文のしやすさ、売買方法の分かりやすさでは販売所に軍配が上がります。取引所形式では買い注文と売り注文が並んでいる板注文は初めは分かりずらく困惑する方もいるかもしれません。
取引所形式でも「成行注文」という注文方法を取れば、販売所形式のようにワンタッチで注文することも可能ですよ。
慣れてくれば取引所形式でも簡単だよ
約定の仕方
売買したい通貨がマイナーな場合や金額が数千万円の場合は、取引所ではユーザー間取引の為すぐに約定するのは難しい場合があります。その反面で販売所では、指定された金額ですぐに約定できるというメリットがあります。
ただしイーサリアムは取引が盛んなメジャーな通貨なので、数十万円~数百万円で無理のない金額ならすぐに約定する場合がほとんどです。また数千万円クラスの大口の場合は販売所ではなく、優遇レートがあるOTC取引を行った方が得策ですよ。
イーサリアム(ETH)はどこで買えばいいの?
取引所形式でイーサリアム(ETH)を購入できるおすすめ取引所は以下の三択です。
- GMOコイン
一部上場企業の運営でサービスも豊富 - bitbank(ビットバンク)
リップル(XRP)などの購入でもおすすめ - BITPOINT(ビットポイント)
手数料無料で使いやすい
以上の3つの仮想通貨取引所では全て取引所形式でイーサリアム(ETH)を購入できるのでスプレットはかかりません。
特にGMOコインは一部上場企業の運営で「取引所」「販売所」「レバレッジ取引」「レンディング」等々豊富なサービスを提供しているので特におすすめです。
取引所の手数料
取引所 | 取引所の取引手数料 |
---|---|
GMOコイン | -0.01%~0.05% |
bitbank(ビットバンク) | -0.02%~0.12% |
BITPOINT(ビットポイント) | 無料 |
取引所の手数料は、GMOコインで-0.01%(Maker)~0.05%と激安です。マイナス手数料というのは指値注文を出す側のMakerになっていれば0.01%の手数料が貰えるという仕組みです。
またBITPOINT(ビットポイント)では取引所の手数料も無料なのが分かりやすくて魅力的です。ビットポイントは一昔前とは比べ物にならないほど使いやすくなっているので手数料で選ぶなら何も気にする必要のないビットポイントがおすすめです。
ETH購入時の注意点
「GMOコイン」「bitbanak」「BITPOINT」はいずれも取引所形式も販売所形式も提供しています。仮想通貨取引所によっては販売所と取引所が区別しずらく、分かりにくい場合もあるので注意が必要です。
間違って販売所でイーサリアム(ETH)を購入してしまうとスプレットがかかるから注意しよう!
GMOコイン
GMOコイン(PC画面)を例に出すと左のバナーで「取引所」を選んで右側の画面でETHの数量を選択するという手順でイーサリアムを購入できます。
GMOコインは、取引所と販売所を分かりやすいように分けてくれているので良心的ですね。
BITPOINT
BITPOINTでは、PC画面ホームにある「コインを買う」からETHを購入してしまうと販売所形式になってしまいます。
左バナーの下部にある「BITPOINT PRO」を押すことで取引所形式の売買が可能になります。
【まとめ】イーサリアム(ETH)の購入
ここではイーサリアム(ETH)をコインチェックで買ってはいけない理由を解説しました。コインチェックではイーサリアム(ETH)を手数料の安い「取引所」ではなく、スプレットがある「販売所」でのみしか購入できません。
イーサリアム(ETH)を購入する場合は手数料が無料や安い取引所形式の仮想通貨取引所「GMOコイン」などで購入するようにしましょう。
これはイーサリアム(ETH)だけではなく、どのアルトコインにも共通して言えることです。
コインチェックでも取引所形式で購入できる通貨が少しずつ増えているので、今後はイーサリアム(ETH)も取引所形式で購入できるようになれば、抜群に使いやすいコインチェックでの購入もおすすめです。
販売所OKの例外
最後になりましたが、販売所でも通貨の売買を行っても良い例外をいくつか挙げておきます。
以上のような理由であれば販売所でもイーサリアム(ETH)やその他の通貨を購入しても問題ないと言えますね。
そもそも「イーサリアムってどんな仮想通貨?」という方は下記の記事を併せて確認してみてください。