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ライトコイン(LTC)半減期で高騰|いつ・どうして価格が上がるのかを解説

仮想通貨の半減期に価格高騰仮想通貨ニュース

仮想通貨の半減期とは

仮想通貨半減期とは

ライトコイン(LTC)の価格が上昇している要因としてライトコインの半減期が話題になっています。

ここでは「半減期とは?」という説明から、「半減期にどうして価格が上がるのか」ということを実際のチャートを見ながら説明しています。

この記事で分かること
  • 半減期とは
  • 半減期に価格が上がる仕組み
  • 半減期の注意点(デメリット)
  • 半減期における通貨売買対策
  • 半減期一覧リスト

半減期とはマイニングにおけるマイナーの報酬が半分になるタイミングのことです。

ビットコインやライトコインにはマイニングと呼ばれる取引を検証・承認する作業が存在します。

そのマイニングを行っている人(コンピューター)をマイナーと呼び、マイニングを行うことで、その通貨の報酬を獲得しています。

マイニングとは
仮想通貨の取引を検証・認証する作業。マイニングをしている人をマイナーと呼び、作業報酬が支払われる。

マイナーの報酬が半分になる半減期の前後には、その通貨の価格が大きく動くとされていますよ。

そのマイニングにおけるマイナーに支払われる報酬が半分になってしまう時期を「半減期」というんだね

半減期は通貨の価格を大きく動かすターニングポイントとされているから要チェックだよ

ライトコイン(LTC)とは?
ライトコインはビットコインをもとに、より実用性に優れた決済用通貨として開発された仮想通貨です。ビットコインよりも処理速度が4倍も早く、実用性のある「銀」に例えられています。歴史があり時価総額も高く特に米国での人気が高い期待のアルトコインです。

ライトコイン(LTC)の特徴や将来性|チャートや半減期から価格予想
ライトコイン(LTC)の特徴や2021年の最高額、今後の将来性について解説しています。ライトコインとビットコインの違いや半減期などから今後の価格も考察しています。ライトコインとはどういう仮想通貨なの?という方はぜひ参考にしてくださいね。

半減期の時期

ライトコイン(LTC)半減期

ライトコインの半減期は、2019年8月頃に予定されています。

ライトコインは、正確には840,000ブロック毎に半減期を迎えます。

ライトコインの1ブロック生成速度は約2.5分です。

これはおおよそ4年に1度のサイクルに調整されています。

84万ブロック × 約2.5分 = 約4年

ライトコイン(LTC)が発行されたのは2011年で、初めての半減期は2015年8月に迎えています。

そして、次のライトコインの半減期が2015年から4年後になる2019年8月になります。

今のままのブロック生成速度から計算すると、2019年6月6日頃に半減期を迎える計算になりますね。

ブロック数や半減期のカウントダウンは下記のサイトで確認することができますよ。

⇒ Litecoin Block Reward Halving Countdown

決められたブロック数に到達するのが、だいたい4年毎になっているということだね

半減期にライトコインの価格は上がる?

半減期 価格 上昇

ライトコインに関わらずビットコインも含めて半減期には、その通貨の価格が上がりやすいという傾向があります。

一般的にはライトコインのような発行上限が決まっている仮想通貨は、マイニングから新規通貨が発行されます。

このマイニングから発行される新規通貨が減少することによって、通貨の希少性を高める効果があるとされています。

通貨が多く出回り過ぎると、1枚あたりの価値が低くなってしまうインフレが起こります。

このインフレを防止して、逆にデフレ効果を呼ぶことで通貨1枚あたりの価値を高めているんですね。

…という理屈ではありますが、実際は半減期に必ず価格が上がるわけではなく、希少性の高まりを期待する市場心理が働くことで価格が上昇しやすくなるというロジックです。

半減期に絶対に価格が上昇するというわけではないということ?

価格が上がると考えて購入する人が増えるから価格が上がりやすいということだよ

半減期価格の注意点

マイニングによって支払われる報酬が半分になるということは、マイナーにとっては大きな打撃になります。

マイニングには、規模に見合った設備を整える必要があるので大きなコストがかかります。

そのコストをマイニングの報酬が下回ってしまうと、赤字なるので撤退するマイナーが出てくることも考えられます。

マイニングを行うマイナーが少なくなると、ハッシュレートと呼ばれる計算力が低下し通貨を支えるブロックチェーンのネットワーク自体が脆弱になる可能性があります。

そうなると様々なリスクにさらされてしまう恐れもあります。

しかし、一般的にはマイナーが少なくなれば単純にマイニングの競争相手が少なくり、報酬が得やすくなるので、マイナーが全くいなくなるという心配はいりません。

半減期が過ぎて報酬が半分になってもマイニングの需要と供給のバランスが取れるようになってるんだね

半減期の価格・チャート

それでは実際にライトコインの半減期におけるLTC価格の動きを見てみましょう。

ライトコイン(LTC)半減期チャート価格

上記チャートは、第一回目のライトコインの半減期があった2015年のLTC価格変動です。

実際の半減期が起こる3カ月前から1カ月前に、もっとも価格が高騰しています。

この時(7月10日)は最高で4倍ほど急騰していますが、価格が上がり過ぎたのかすぐに反落しているのが特徴ですね。

ただし、半減期後も以前の水準から比べると価格を1.5倍ほど伸ばして安定しています。

2015年のライトコインの半減期ではLTC価格が高騰したんだね

うん!でもこの他の半減期がある通貨のチャートをみても半減期後は価格が大きく下落している傾向があるから注意してね

2019年ライトコインの半減期による価格予想

ライトコイン(LTC)の戦略

個人的には、2015年のライトコインのチャートを踏まえると、半減期の三カ月ほど前にLTCを仕込み、実際の半減期の(約一ヶ月ほど)前に売却するのが中期トレードの戦略です。(あくまでも価格を確認しながら!)

ただし、ライトコインはビットコインの価格変動に最も影響されやすいのでBTCの価格は特に要チェックです。

また、取引所や市場全体のニュース、さらに世界情勢や経済状況によっても価格が大きく動く場合があるので、その場その場に合わせて臨機応変に対応する必要があることもお忘れなく!

2019年8月のライトコイン半減期の価格予想は、非常に難しいですが「歴史は繰り返す」という言葉をもとに、相場を振り返って過去の相場を参考にすることは非常に良いことだと思います。

また、ライトコインの開発者でもあるチャーリー・リー氏は「半減期がLTC価格に直接影響するとは考えていない」とも語っています。

ただ、多数の市場心理が動くと価格を押し上げる可能性もあるとしていることから、半減期は間接的に価格に影響するとも言えますね。

ライトコイン(LTC)が買えるオススメ取引所

半減期一覧リスト

ライトコイン以外の半減期も気になると思いますので、半減期の近い上位アルトコインを一覧としてまとめてみました。

通貨名単位時期回数発行量
ライトコインLTC2019年6月2回目12.5LTC
ビットコインBTC2020年5月3回目6.25 BTC
モナコインMONA2020年7月2回目12.5 MONA
ジーキャッシュZEC2020年10月1回目6.25 ZEC
ビットコインキャッシュBCH2021年8月1回目6.25 BCH

2020年にはビットコイン(BTC)の半減期があるので、特に注視する必要がありそうです。

また、半減期の時期は日付が決まっているわけではなく、ブロック数で決定しています。ブロック生成速度の向上や低下で時期が前後する場合があるので、その辺りも注意してくださいね。

ビットコインの半減期は市場全体に影響を及ぼすかもしれない大きなイベントだね

アナリストの中には機関投資家の参入よりもビットコインの半減期の方が大事という専門家もいるくらいだよ

半減期が無い通貨もある

仮想通貨の売買で利益を出したい方にとって、半減期は大きなファンダメンタルズですが、半減期が存在しない通貨もたくさんあります。

例えば、上位通貨でいえば発行上限がないEOSやNEO、全ての通貨が既に発行されていたりマイニングがないXRP(リップル)やBNBといったアルトコインには半減期がありません。

半減期がない通貨には「インフレが起こってしまうのでは?」という疑問が出てきそうですが、その通貨の価格変動を抑えて安定させる意図があったり、バーン(通貨の焼却)を行ったり、リップルのように中央集権で管理したりと様々な思惑が働いています。

半減期では、『市場心理が働いて価格の変動がある』というのは過去のデータで明らかになっている事実です。

しかし一概に、『半減期のあるかなしで通貨の価値が決まるわけでもない』ということも同時に覚えておいてもいいかもしれませんね。

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