仮想通貨デジバイト(DGB)について記載しています。デジバイトのチャート価格からDGBが購入できる取引所やデジバイトの今後や将来性についても考察しています。マイクラでDGBをマイニングできる?ということにも触れています。
仮想通貨デジバイト(DGB)とは
仮想通貨デジバイト(DGB)というアルトコインについて詳しく解説しています。
Digibyteはあまり有名な仮想通貨ではありませんが、2014年にリリースされた仮想通貨の中ではかなり古巣の通貨です。
2017年6月には人気ゲームのマインクラフトとの提携が騒がれて一時暴騰したことで話題を呼んでいました。
当初はDGBを取り扱っている取引所も多くはありませんでしたが、現在はビットレックスに続き韓国のUpbitや香港のOKExなどの大手海外取引所でもDGBを取り扱っています。
デジバイトの概要
名称 | Digibyte(デジバイト) |
通貨単位 | DGB |
リリース日 | 2014年1月 |
発行上限 | 21,000,000,000DGB |
取引承認システム | PoW |
開発 | Jared Tate |
デジバイトの通貨単位はDGBで、総発行枚数は210億DGBです。
ブロックの生成感が約15秒とかなり速いのもデジバイトの特徴です。
ビットコインのブロック生成時間は10分なのでビットコインに比べると40倍の速さになります。
デジバイトの解説動画
デジバイトの特徴
- トランザクション速度の拡大
- 5つのアルゴリズムの採用
- Difficulty調整が1ブロック毎に行われる
- Segwit導入済み
- スマートコントラクト機能のDIGUSIGN
①トランザクション速度の拡大
デジバイトはトランザクション(価値の移動を表すデータ構造)が2年ごとに拡大していくことにあります。
ビットコインやどのアルトコインにも当てはまることですが、取引量が多くなると取引するスピードが遅くなるスケーラビリティ問題が発生します。
全ての仮想通貨に共通していえることですが、取引量が多くなるとスケーラビリティ問題はいつかはぶち当たる大きな壁とされています。
しかし、デジバイトではトランザクションを2年ごとに2倍に拡大する特別なコードを導入しています。そのため、年々増えていく取引量にも十分に対応できるという特徴を持っています。
②5つのアルゴリズムの採用
デジバイトではマイニングに5つのアルゴリズムを採用しています。
- SHA-256
- Scrypt
- Groestl
- Skein
- Qubit
このマイニングアルゴリズムに均等に20%ずつ分散させることによって、一つの偏りによるリスク回避を図っています。
これによりASICBoostによるマイニングの独占なども防ぐことが可能となっています。
③Difficulty調整が1ブロック毎に行われる
マイニングにはDifficulty(ディフィカルティ)と呼ばれるマイニング難易度が設定されています。
このディフィカルティの調整は各通貨によって様々ですが、デジバイトは1ブロックごとにディフィカルティを自動で調整するDigiShieldという仕組みを取っています。
この仕組みをとっているため、マイニングの難易度が急激に下がったり上がったりすることなく、常に正常なディフィカルティを保つことが可能となっています。
④Segwit導入済み
SegWit(セグウィット)とはブロックチェーンの一つのブロックに入る取引量を圧縮するアップデートです。
ビットコインでもこのSegWitの導入に向けて大きな問題となっていたことが記憶に新しいと思います。※現在BTCにはSegWitは導入済み。
デジバイトにはこのセグウィットを初めに導入した仮想通貨になります。
DGBの取引量が多くなったとしても十分に対応できるスペックが備わっている証でもありますね。
⑤スマートコントラクト機能のDIGUSIGN
デジバイトでは、イーサリアムでも使用されているスマートコントラクト機能も備わっています。
DGB独自のDIGUSIGN(ディグサイン)と呼ばれるスマートコントラクトでは、医療・政府記録・法的書類・契約書などでの活躍も期待されています。
デジバイトのチャート
下記はDGB/USDのBITFINEXでのリアルタイムチャートです。デフォルトで日足になっていますが設定で変更できます
デジバイト(DGB)の時価総額
下記はデジバイトのリアルタイム価格(JPY)とリアルタイム時価総額です。
デジバイトとマイクラとの関係
デジバイトが一時爆上げしているのは2017年の6月初頭ですが、この時には人気ゲームのマイクラ(マインクラフト)でデジバイトがもらえる(採掘できる)という情報が流れたためです。
2017年当初、マイクラとの連携が発表される前まではデジバイトの価格は日本円で約0.03円だったのに対して、急騰した時の6月頭の価格は約6円台と200倍もの価格上昇が起こりました。
マイクラでDGBをマイニングできるの!?
実際にはマインクラフトのゲーム内でデジバイトが採掘できるわけではなく、マイクラ内の鉱石をDGBに交換できるというものでした。
一時は仮想通貨取引所大手のポロニエックスでも一位の取引高に躍り出たデジバイトでしたが、価格は下落を続けて今の基準になっています。
しかし、デジバイトでは様々な好材料の情報が揃っているので投資家の中で現在も再注目を浴びています。
デジバイト(DGB)が購入できる取引所
現在、デジバイトを取扱っている取引所は残念ながら日本にはありません。
私はビットレックスでDGBを購入しましたが、ビットレックスは新規登録を一時停止しているため口座をお持ちでない方は、クリプトピアでの購入をおすすめします。
ちなみにデジバイトはいきなり法定通貨の日本円では買うことができません。
まずはBTCを日本の取引所で購入して、BTCを海外取引所に送金。そのBTCでDGBを購入するという流れになります。
デジバイト(DGB)まとめ
デジバイトはメジャーなアルトコインではありませんが、高機能なスペックを備えているため人気のマイナー通貨になっています。
開発はしっかしと進んでいるものの、マーケティングだけが追い付いていない状態のようです。
今後、大手取引所での上場や大企業や人気のゲームなどの提携発表などがあれば大きく価格も上げる可能性も十分に秘めています。
価格が安い今のうちからデジバイト(DGB)を仕込んでおくのもいいかもしれませんね。