ここでは、人気のある高騰中のミームコインについての特徴やこれまでの急騰ぶり、将来性や投資の際の注意点等を分かりやすくまとめています。
ミームコインとは
ミームコインとは、インターネット上の「ミーム」やジョーク文化から誕生した暗号資産の一種です。
最初のミームコインであるドージコイン(DOGE)は、柴犬をモチーフにしたインターネットミームを基に2013年に開発されました。
当初は冗談のつもりで作られましたが、コミュニティの支持と話題性から市場で高い注目を集め、現在では多くのミームコインが誕生しています。
ミームコイン投資の注意点
①価格変動が大きい
ミームコインは一般的に短期間で大きな価格変動をするため、リスクが高いです。
②需要と供給の影響
一部のミームコインは供給量が膨大であり、長期的な価格上昇が難しい場合があります。
③市場動向の影響
有名人の発言やニュースが価格に大きな影響を与えるため、投機的要素が強いです。
ミーのミームコインおすすめランキング
ドージコイン (DOGE)
名称 | ドージコイン |
通貨単位 | DOGE |
リリース日 | 2013年12月 |
発行上限 | 上限なし |
開発 | ドージコイン財団 |
公式サイト | https://dogecoin.com/ |
取扱い取引所 | GMOコイン |
DOGEの特徴
2013年に始まったミームコインの元祖で、時価総額もダントツに高い柴犬をモチーフにした暗号資産です。
元々ジョークコインとして誕生しましたが、現在ではテスラのイーロン・マスク氏のツイートで注目を集め、コミュニティが非常に強いのが特徴です。時価総額は約8兆円(※24年11月時点)で、日本のソフトバンクと同等の時価総額になります。
取引の処理が早く支払い手段としての採用や一部の企業で使えるようになっており、エンターテイメントや投機目的で人気が続いています。
DOGE高騰の実績
2021年1月にはゲームストップ株騒動がドージコインに飛び火して約1500%価格が急騰しました。
世界一の富豪としても知られるテスラ創業者のイーロン・マスク氏もドージコインを支持するツイートを繰り返し、その度にドージコインの価格は高騰を繰り返しています。
また2024年にはドナルド・トランプ氏がアメリカ大統領当選、さらにイーロン・マスク氏がトランプ政権下で活躍すると期待され初年度から300%以上の急騰を見せています。
ドージコイン(DOGE)が買える取引所
- GMOコイン(ジーエムオーコイン)
様々な取引方法が可能 - bitbank(ビットバンク)
取引所形式で購入可能
シバイヌ (SHIB)
名称 | |
通貨単位 | SHIBA |
リリース日 | 2020年8月 |
発行上限 | 1000兆 枚 |
提唱者 | Ryoshi(匿名) |
公式サイト | https://shibatoken.com |
取扱い取引所 | BITPoint |
SHIBの特徴
柴犬コイン(SHIBA)はDOGEコインのミームコインとしてペンネームRyoshiという匿名の人物によって作られた暗号資産です。
SHIBAはイーサリアムベースで作られているので「ShibaSwap」と呼ばれるDEXもあり、プロジェクトの運用を100%コミュニティー主導で行っているのも特徴です。現在はNFTの発行やメタバースの構築などを行っています。
独自のエコシステム(Shibariumなど)を構築し、より多くの実用性を持つプラットフォームを目指しています。
SHIB高騰の実績
当初の価格はほぼゼロでしたが、開発したトークンの50%をヴィタリック氏に送ったり、イーロンマスク氏の発言により価格が高騰しました。
2021年には1年間で約50万倍を超える価格上昇を記録し、100ドルの投資が億万長者を生みました。
2022年には価格は落ち着くものの2024年に入るとミームコインの筆頭でもあるドージコインと一緒に大きく価格を伸ばしています。
シバイヌ(SHIBA)が買える取引所
- BITPoint(ビットポイント)
取引所取引で取引可能 - bitFlyer(ビットフライヤー)
様々なサービス展開も魅力的
フロキ犬 (FLOKI)
名称 | フロキ |
通貨単位 | FLOKI |
リリース日 | 2021年6月 |
発行上限 | 10,000,000,000,000 FLOKI(10兆枚) |
開発 | SJackie Xu |
公式サイト | https://floki.com/ |
取扱い取引所 | Bybit |
FLOKIの特徴
フロキ(FLOKI)はドージコイン (DOGE) やシバイヌ (SHIB) の流れを汲むミームコインでイーロン・マスク氏のペット犬フロキをモチーフにした話題性のある暗号資産です。
主な特徴として、NFTやDeFi(分散型金融)を組み合わせたエコシステムを展開しています。その中核には「Valhalla」というNFTを活用したゲームメタバースがあります。
エコシステムを構築中で、ミームコインの中でも実用性を備えた通貨として注目を集めいています。
FLOKI高騰の実績
FLOKIは過去に短期間で大きな価格上昇を見せたことがあります。
2021年後半から大きな注目を集め、その後は他のミームコイン同様に価格は落ち着きますが、2024年には一時的に600%の上昇を記録しました。
現在でも、ミームコイン特有の需要の変動により価格が急上昇する可能性がある銘柄です。
フロキ(FLOKI)が買える取引所
現在、FLOKIは国内取引所では上場していません。世界最大級のBybit取引所では日本語対応もしているので、安心して取引が可能です。
- Bybit(バイビット)
最大級の海外取引所
ペペ(PEPE)
名称 | ペペ |
通貨単位 | PEPE |
リリース日 | 2023年4月17日 |
発行上限 | 420,690,000,000,000 PEPE(420兆6900億枚) |
開発 | なし |
公式サイト | https://www.pepe.vip/ |
取扱い取引所 | BITPoint |
PEPEの特徴
ペペコイン(PEPE)は、インターネットミーム「Pepe the Frog(ペペ・ザ・フロッグ)」へのオマージュとして作られました。
最大供給量は420,690兆トークンで、希少性を保つための燃焼メカニズムを採用しています。また、長期保有者に報酬を与える仕組みで、投資家の関心を引きつけています。取引手数料がかからない点も特徴の一つです。
他のミームコイン同様、コミュニティの支持とミームコインの人気に乗じることが鍵となるものの、流動性が高いため短期的な投機対象となりやすいです。
PEPE高騰の実績
登場後すぐに価格が急上昇し、一時は数千%の利益を生み出しました。
上場後の過去最低値から最高値まで+60,000%以上も高騰している夢のあるミームコインです。
ペペ(PEPE)が買える取引所
- BITPoint(ビットポイント)
販売所形式で取引可能
ボンク (BONK)
名称 | ボンク |
通貨単位 | BONK |
リリース日 | 2023年1月 |
発行上限 | 100,000,000,000,000 BONK(100兆枚) |
公式サイト | https://bonkcoin.com/ |
取扱い取引所 | Bybit |
BONKの特徴
ボンク(BONK)は、Solanaブロックチェーン上で運用されるミームコインで、特に「コミュニティ主導」を強調しています。
このコインは、取引ごとにトークンの一部を「バーン(焼却)」する仕組みを採用しており、供給を減少させることで価格上昇を促進する「デフレ型」の性質を持っています。
また、NFTのミント(発行)やゲーム内決済などSolanaエコシステム内のさまざまな用途で使用できるため、ユーティリティ性も備えています。
BONKの将来性は、Solanaエコシステムの成長とコミュニティの継続的な関与に大きく依存しています。
特に、Solanaネットワークの技術的な進展や、BONKの利用範囲が拡大することで、その価値がさらに高まる可能性があります。
BONK高騰の実績
BONKの取扱いが開始された2023年は約0.0000001ドル台でしたが、2023年10月頃から価格が急騰しています。
この急騰の背景には、ソーシャルメディアでの話題性やエアドロップを通じた大規模なトークン配布が挙げられます。一部の取引所では、一時の50倍もの価格上昇を経験しました。
ただし、その後は他のミームコイン同様に市場の調整が入り、価格は落ち着きを見せていますが、2024年11月からさらなる急騰を見せています。
BONKが買える取引所
現在、BONKは国内取引所では上場していません。世界最大級のBybit取引所では日本語対応もしているので、安心して取引が可能です。
- Bybit(バイビット)
最大級の海外取引所
初心者向けのアドバイス
ミームコインは大きな利益を狙える反面、価格変動が非常に激しくリスクも高いため、投資する際には十分に注意が必要です。
価格の上昇はコミュニティや話題性に大きく依存しているため、安定した資産とは異なる性質を持つことを覚えておきましょう。
ミームコインに投資する際は以下の事を意識しましょう。
- 小額から始める: 初めて投資する場合は、大きな金額をリスクにさらさないようにしましょう。
- 調査を怠らない: ミームコインの背景や開発チーム、エコシステムを確認してください。
- 長期的な視点を持つ: ミームコインに限らず、暗号資産市場全体のトレンドを理解することが重要です。
ミームコインは、暗号資産市場に楽しい一面をもたらしますが、そのボラティリティ(価格の上がり下がり)には注意が必要です。
初心者でも慎重に参加することで楽しみつつ暗号資産を学ぶ良い機会となることを祈っています。