Liquid(リキッド)のアカウント口座登録方法や使い方、入金・送金方法・各種手数料や取扱い通貨などを解説しています。話題になっているQUOINEの独自通貨QASH(キャッシュ)の詳細も記載しているので参考にしてください。
目次で概要を確認
Liquid by Quoine(リキッドバイコイン)とは
Liquid by Quoine(リキッドバイコイン)はQUOINE株式会社が運営する仮想通貨取引所です。
Liquid(旧Quoinex)は2017年9月29日に金融庁登録「関東財務局長第00002号」のライセンス登録された仮想通貨交換事業者になります。
元々はQuoinex(コインエクスチェンジ)という名称でしたが2018年9月からLiquid by Quoine(リキッドバイコイン)にリブランドされました。
QUOINE社はシンガポールに拠点を置いていましたが、2016年3月に本社を東京に移したアジアでも最大級の取引所になります。
世界中にユーザーを抱えているのでビットコインの取引高は国内一位になります。
また独自通貨QASH(キャッシュ)も注目されています。
Liquid運営元基本情報
会社名 | QUOINE株式会社 |
設立 | 2014年11月 |
資本金 | 約20億円 ※資本準備金含む |
代表 | 柏森加里矢 |
住所 | 東京都千代田区平河町2-7-3 PMO平河町 2階 |
仮想通貨交換業者 | 関東財務局長 第00002号 |
取扱い通貨 | ビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュ、リップル、キャッシュ |
旧Quoinexの時は中級者向けのFX取引所という印象でしたが、Liquidにリブランドされて初心者にも優しい使いやすい取引所に生まれ変わりました。
私はQUOINEが行ったQASH(キャッシュ)のICOの時から応援していますよ。
シンプルで分かりやすいUIに加えて豊富なインジケーターも備えているので中級者や上級者が使っても納得できる取引所ですね。
Liquidの強みとメリット
Liquidの強みとメリットはざっくり挙げると下記。
- 徹底したセキュリティ対策
- 各種取引手数料が0円
- タイトな実効スプレッド
- QASHが取引可能
- リップル(XRP)もレバレッジ取引可能
徹底したセキュリティ対策
Liquid by Quoineではセキュリティに最も注力を入れています。
ユーザーの仮想通貨の管理は100%オフラインのコールドウォレットを使用しています。
コインチェックやZaifで起こったハッキング(不正盗難事件)は全てネットにつながったホットウォレットで管理されていた通貨です。
さらに秘密鍵を分散して管理するマルチシグに対応、出金には4段階のステップを設置するなど徹底したセキュリティ対策が施されています。
安心して取引ができる仕組みが組み込まれていますね。
各種取引手数料が0円
Liquid by Quoineではビットコインだけではなくアルトコインの現物取引手数料が無料です。
さらにレバレッジ取引の手数料も翌日の持ち越し時のみ0.025%で、日本国内でも最安の手数料に設定されています。
現物だけではなく、FX(レバレッジ取引)を行う方にも非常に嬉しいポイントですね。
タイトな実効スプレッド
Liquid by Quoineでは世界中の取引所の取引情報をワールドブックによって集約することによって、非常にタイトなスプレッドを可能としています。
国内の仮想通貨販売所では非常に広いスプレッドで無駄な手数料が取れるところが多くあります。
Liquidではそういった無駄な手数料を取られることがないので、トレードに集中することができますね。
QASHが取引可能
QASH(キャッシュ)はLiquidの独自通貨になり、2017年で行われたICOでは、わずか3日間で124億円を調達した世界でも最大規模の調達額になりました。
このQASHを購入できる国内取引所はLiquid by Quoineのみになります。
今後はQASHを使った手数料の割引や投票権利が付く予定になっています。
もちろんQASH自体のトレードも可能です。QASHの可能性を信じて今からホールドするのもいいかもしれませんね。

リップル(XRP)もレバレッジ取引可能
日本で最も人気がある仮想通貨といっても過言ではないリップル(XRP)でのレバレッジ取引がLiquidでも2018年10月から可能となりました。
リップル(XRP)のレバレッジ取引ができる取引所は国内でも少ないので、かなり魅力的なポイントです。
レバレッジ手数料も最安というのもあるので、リップル(XRP)でFXをするならLiquidがお得ですね。
Liquidのアカウント登録方法
Liquid(コインエクスチェンジ)のアカウント登録方法は他の国内取引所と同じでとても簡単です。
口座開設は4ステップで最短5分で完了します!
- 基本情報の登録
- メールでの仮登録
- 二段階認証の設定
- 本人各書類の提出
①基本情報の登録
新規登録画面
まずは、下記のLiquidのトップページの「新規登録」画面へ移動します。
デフォルト(初めの設定)では、居住地区が「Japan(日本)」になっているので、このまま「次へ」をクリックします。もちろん日本に住んでない方は居住地区を変更してください。
この画面ではメールアドレスとパスワードを入力します。
次に、「私は、日本以外に居住地国が無いことを確約します」「私は、米国納税義務が無いことを確約します」のチェックボックスに問題がなければチェックを入れます。
次に・氏名・生年月日・性別を入力します。性別はラジオボタンでチェックを入れます。
次に「私は外国の重要な公人、もしくはその親族ではありません」のチェックボックスにチェックを入れます。※外国の重要な公人である場合は運営に問合せしてください。
次に・郵便番号・住所・電話番号を入力します。
次に職業をプルダウンメニューから選択します。会社員・専業主婦・学生・無職など。続いて、その勤務先の・郵便番号・住所・電話番号を入力します。専業主婦や無職を選択した場合はこの項目は出てきません。
次に「財務情報・投資経験」を入力します。収入などは虚偽を入力することもできますが、嘘をついても何も得をしないので、正直に正確に入力しましょう。
主な収入源・年収・投資可能資産を入力します。
次に投資目的の当てはまる項目に全てチェックを入れます。※チェックは一つだけではなく、いくつでも入れることができます。
次に以下の投資経験を入力します。
- FX・CFD取引
- 現物株式
- 信用株式
- 先物オプション
- 商品先物
ここの部分も経歴を詐称することができますが、正しく入力しましょう。私の場合は現物株式以外は、全て未経験だったので、「1年未満」になりました。
ここまで入力が完了したら最後に「次へ」をクリックします。入力に問題があれば、問題のある個所に戻るので正しく入力し直して再度「次へ」をクリック。
次の画面で入力内容の確認を行い利用規約にチェックを入れてもう一度「次へ」をクリックしたら仮登録が完了です!
②メールでの仮登録
次に、登録したメールアドレス宛にLiquidからメールが届いているので確認します。メールが届いていない場合は迷惑メールフォルダに振り分けられていないか確認してください。
Liquidから届いたメール内にリンクが貼り付けられているので、そのリンクをクリックして、Liquidのログイン画面に飛びます。
Liquidのログイン画面では、登録したメールアドレスと、登録したパスワードを入力して実際のLiquidへログインします。
③2段階認証を設定
初めてのログインで二段階認証の設定を求められるので、そのまま設定にすすみましょう。
「2段階認証を有効にする」をクリックして出てきたQRコードをスマホアプリで読み込んで、出てきたコードを入力すれば完了です。
2段階認証アプリは下記のバナーからインストールできます。
2段階認証のスマホアプリ「Google Authenticator」の使い方は下記の記事でまとめています。

④本人確認書類の提出
この時点ではまだ仮登録の状態なので、本人確認書類を提出してLiquidの本登録に進みましょう。
ホームの右上の人物のアイコンから「ステータス:書類未提出」を選択します。
本人確認書類には運転免許証やパスポート、住民基本台帳カードなどが利用できます。
運転免許証の場合は表面と裏面をプリンターなどでスキャンもしくはスマホで撮影しておきましょう。
私の場合は運転免許証を本人確認書類として提出しました。
運転免許証の場合は、本人確認書類1に免許証の表面をアップロード、本人確認書類2のところに免許証の裏面をアップロードします。
本人確認書類3にはセルフィー画像(本人の自撮り写真)をアップロードします。
アップロード画像は運転免許証の場合は免許証の表、裏、セルフィー画像の合計3枚が必要で全て必須になっています。
最後に利用規約にチェックを入れて「本人確認をアップロードする」をクリックすると本登録の完了です。
本人確認の審査に1~3営業日かかります。本人確認が完了するとLiquidから登録した住所にハガキが届きます。
ハガキを受け取ったことがLiquidで確認できれば口座開設の設定完了です。
詳細はLiquidからメールで送られてくるので、登録したメールをチェックしておきましょう。
Liquidの入金(出金)方法
ビットコインやイーサリアムを購入するには、Liquidに日本円を入金する必要があります。
Liquidへの入金方法は2つあり、「銀行振込」と「クイック入金」があります。
銀行振り込みの場合は全銀ネットの加盟店であれば、入金処理を原則24時間365日行っているので、最長で1時間程度で反映します。
クイック入金の場合は、24時間365日いつでも入金が可能で、入金後約2時間~3時間ほどでLiquidの口座に反映されます。
※反映時間はあくまで目安です。またクイック入金は「コンビニ決済」と「ネットバンク振込」の二つがあり、「コンビニ決済」の場合は振込上限が1回30万円まで、「ネットバング銀行」の場合は1回100万円までとなっています。
銀行振込みの場合
銀行振込の初期設定

- Liquidの管理画面の上部「ウォレット」をクリックします
- 「入金」のタブをクリックします
- 入金したい通貨(JPY)を選択
- 「銀行口座の管理」をクリックします
- 口座情報を入力します(口座確認書類の画像をアップロード)
- 最後に「設定」を押します
実際に入金する

実際に入金する入金金額を入力します。「入金依頼を送信」ボタンをクリックすると入金ID(ユニークID)が出てくるので、入金IDを控えておきます。
振込先が表示されるので、実際に入金する際のご自身の名義人の前に「入金ID」(ユニークID)を入力します。
例:12345 フリコミタロウ
銀行名:住信SBIネット
支店名:ホウジンダイイチ
口座番号:1204679
口座名義:コイン (カ
預金科目:普通
※上記はあくまで私が口座開設時に表示された内容です。振込先が異なる場合も考えられますので必ず実際に表示された振込先に振り込んでください。
銀行振り込みはLiquidの提携先で、24時間265日対応で手数料無料の「住信SBIネット銀行」がおすすめです。

クイック入金の場合
クイック入金は「コンビニ決済」「ネットバンク振込」の2種類があります。
どちらも入金方法は同じですが「コンビニ決済」の場合は1回につき30万円までの上限があり、「ネットバンク振込」の場合は1回につき100万円の上限が設けられています。
クイック入金の詳細と上限一覧
入金方法 | 支払窓口 | 入金上限 |
コンビニ決済 | ローソン ファミリーマート ミニストップ サークルケーサンクス セイコーマート | 30万円 |
ネットバンク銀行 | 楽天銀行 ジャパネット銀行 住信SBIネット銀行 埼玉りそな銀行 じぶん銀行 りそな銀行 三井住友銀行 ろうきん etc… | 100万円 |
Liquidでの出金方法
以下ではLiquidでの日本円の出金方法を解説しています。
- Liquidの管理画面の上部「ウォレット」をクリックします
- 「出金」のタブをクリックします
- JPY(またはその他通貨)を選択します
- 登録している口座を選択します
- 実際に出金する金額を入力します
- 2段階認証のコードを入力する
- 「実行」ボタンをクリックします
以上で、日本円の出金処理は完了です。
自身の銀行口座に着金反映するタイミングは、銀行の営業日や使っている銀行によって異なります。
※出金には上限が設けられています。
1日上限 | 30,000USD 相当の現金、及び仮想通貨 ※約330万円相当 |
月間上限 | 300,000USD 相当の現金、及び仮想通貨 ※約3,300万円相当 |
上限を超えた出金はLiquidのサポートに問合せしてください。
Liquidでの通貨売買方法
ビットコインの買い方
Liquidでのビットコイン売買方法を解説しています。通貨の売買方法はとても簡単なので安心してくださいね。
以下ではビットコインの購入方法を説明していますが、イーサリアムなどの他のコインや売却方法なども基本的には同じです。
まずはホーム画面のマーケットの中から取引したいペアを選択します。(上部の左メニューの「現物取引」でもOK)
次に実際に取引したい通貨を選択します。
実際のチャートの画面では右側のパネルに売買注文を入れます。
- 「買い」「売り」を選択します
- 指値、成行、逆指値、トレールを選択
- 購入希望価格を選択します
- 購入希望数量を選択します
- 「買う」ボタンクリックで注文完了
通貨を売却したい時は、①の「売パネル」を選択します。
指値注文では自身が指定している金額に達しないと売買が成立しないのに注意しましょう!
Liquidの各種手数料と取扱通貨一覧
各種手数料は変更される場合がございますので、詳細は公式ページにてご確認ください。
売買手数料
手数料 | 対象取引 | ベース通貨 | ノンベース通貨 (アルトコイン含む) |
取引手数料 | 現物取引 レバレッジ取引 | 無料 | 約定金額の0.25% (ETHを含む通貨ペアは0.10%) |
ポジション料 | レバレッジ取引 | 0.05%/日 | 0.05%/日 |
売買手数料はmaker・taker共に無料(手数料0円)になっているので、短期トレードをする方にとっては嬉しい仕様になっています。
入出金手数料
手数料 | 日本円 | 仮想通貨 |
入金手数料 | 無料 | 無料 |
出金手数料 | 500円 | 無料 |
※銀行手数料はユーザー負担となります。
最低引き出し金額
Liquidでは各通貨に最低引き出し額が設定されています。詳しくは公式ページにてご確認ください。
通貨 | 最低引き出し額 |
ビットコイン | 0.005 BTC |
イーサリアム | 0.02 ETH |
ビットコインキャッシュ | 0.01 BCH |
リップル | 20 XRP |
キャッシュ | 1 QASH |
取扱通貨一覧
Liquid by Quoine(リキッドバイコイン)の取扱い通貨は下記です。
年内にもライトコイン(LTC)、イーサリアムクラシック(ETH)、ネム(XEM)が取扱い通貨に追加予定となっています。
Liquid by Quoineのまとめ
LiquidはQUOINEXから生まれ変わって非常に使いやすくなりましたね。
セキュリティにおいても非常に強固になっているので安心して取引ができる取引所になっています。
取引所Liquid by Quoineの詳細や特徴、独自仮想通貨QASH(キャッシュ)について、おさらいポイントとして下記に箇条書きでまとめています!
- Liquidはシンガポールから2016年に日本に本社を移した
- 2018年9月にLiquid by Quoineにリブランドした
- Liquidは金融庁の仮想通貨交換業者に登録済み
- シンプルなUIで初心者にも優しい
- Liquidの売買手数料は基本的には0円
- Liquidではレバレッジ取引が最大4倍まで可能
- 人気のリップル(XRP)などでもレバレッジ取引可能
- クイック入金では24時間365日の入金が可能
- 最短1営業日でアカウントが作れて実際の取引が可能
- 独自通貨QASH(キャッシュ)に注目が集まっている
Liquid(リキッド)ライト版も好評
またLiquidには専用アプリのLiquid(リキッド)ライト版がリリースされています。
シンプルさと使いやすさを追求した仕様になっているので、初心者の方でも頻繁に取引を行う方でも必ず満足するアプリになっています。
まだインストールしていない方は無料で使えるのでぜひ専用アプリのLiquid(リキッド)ライト版を使ってみてくださいね。
