Liquid by FTXのアカウント口座登録方法や使い方、入金・送金方法・各種手数料や取扱い通貨などを解説しています。話題になっている独自通貨FTT(FTX)やQASH(キャッシュ)の詳細も記載しているので参考にしてください。
Liquid by FTX(リキッドバイエフティーエックス)とは
Liquid by FTX(リキッド)はFTX Japan株式会社(旧QUOINE株式会社)が運営する仮想通貨取引所です。
2022年2月に世界的なデリバティブ取引所のFTXがLiquidの親会社Liquid Groupを買収して「Liquid by FTX」として生まれ変わっています。
取引所の名称は、元々Quoinex(コインエクスチェンジ)という名称でしたが、2018年9月からLiquid by Quoine(リキッドバイコイン)にリブランド、さらに2022年4月にはFTXの買収に伴い「Liquid by FTX(リキッドバイエフティーエックス)」に名称が変更されました。
Liquidは日本だけではなく、シンガボールやベトナムなど世界中にユーザーを抱えているのでビットコインの取引高もかなり多く、独自通貨のQASHやFTTにも注目が集まっています。
Liquid運営元基本情報
会社名 | FTX Japan株式会社 |
設立 | 2014年11月 |
代表 | 柏森加里矢 |
住所 | 東京都千代田区神田錦町3丁目17番地廣瀬ビル4階 |
暗号資産交換業者 | 関東財務局長 第00002号 |
取扱い通貨 | BTC,ETH,XRP,LTC,BCH,XLM,BAT,SOL,QASH,FTT |
旧Quoinexの時は中級者向けのFX取引所という印象でしたが、Liquidにリブランドされてからは初心者にも優しい使いやすい取引所に生まれ変わっています。
私はQUOINEが行ったQASH(キャッシュ)のICOの時から応援していますよ。
シンプルで分かりやすいUIに加えて豊富なインジケーターも備えているので中級者や上級者が使っても納得できる取引所ですね。
Liquid by FTXの強みとメリット
Liquid by FTXの強みとメリットはざっくり挙げると下記。
徹底したセキュリティ対策
Liquid by FTXではセキュリティに最も注力を入れています。
ユーザーの仮想通貨の管理は100%オフラインのコールドウォレットを使用しています。
様々な仮想通貨取引所で起こったハッキング被害は全てネットにつながったホットウォレットで管理されていた通貨です。
コールドウォレットはネットから切り離されて管理されているのでハッキングの恐れがありません。
さらに秘密鍵を分散して管理するマルチシグに対応、出金には4段階のステップを設置するなど徹底したセキュリティ対策が施されています。
安心して取引ができる仕組みが組み込まれていますね。
クイック販売所で簡単売買
クイック販売所では日本円で仮想通貨を簡単に購入できたり、仮想通貨同士を簡単に取引することが可能です。
取引手数料も無料なので、特に仮想通貨同士の交換は日本円の換金の手間が省けるので大きなメリットなります。
ただし、目には見えないスプレッド(買いと売りの価格差)には気を付けてくださいね。
FTTやQASHが買える
QASH(キャッシュ)はLiquidの独自通貨になり、2017年で行われたICOでは、わずか3日間で124億円を調達した世界でも当時最大規模の調達額になりました。
さらにFTX取引所の独自通貨でもあるFTT(FTXトークン)は時価総額が高く、取引所トークンとしてはトップクラスの通貨になります。
このQASHやFTTを購入できる国内取引所はLiquid by FTXのみになります。
QASHを使った手数料の割引もあるので、Liquidを利用するのであれば少量でも持っておけばかなりお得ですよ。
レバレッジ取引も可能
Liquid by FTXでは2倍までのBTC、ETHやXRPのレバレッジ取引も提供しています。
下落相場でも利益を獲得できる他、リップル(XRP)のレバレッジ取引ができる取引所は国内でも少ないので、かなり魅力的なポイントですね。
レバレッジ手数料も最安というのもあるので、レバレッジ取引をするならLiquidがお得ですね。
Liquidのアカウント登録方法
Liquid(リキッド)のアカウント登録方法は他の国内取引所と同じでとても簡単です。
口座開設は4ステップで最短5分で完了します!
- 基本情報の登録
- メールでの仮登録
- 二段階認証の設定
- 本人各書類の提出
①基本情報の登録
新規登録画面
まずは、下記のLiquidのトップページの「新規登録」画面へ移動します。
デフォルト(初めの設定)では、居住地区が「Japan(日本)」になっているので、このまま「次へ」をクリックします。もちろん日本に住んでない方は居住地区を変更してください。
この画面ではメールアドレスとパスワードを入力します。
次に、「私は、日本以外に居住地国が無いことを確約します」「私は、米国納税義務が無いことを確約します」のチェックボックスに問題がなければチェックを入れます。
次に・氏名・生年月日・性別を入力します。性別はラジオボタンでチェックを入れます。
次に「私は外国の重要な公人、もしくはその親族ではありません」のチェックボックスにチェックを入れます。※外国の重要な公人である場合は運営に問合せしてください。
次に・郵便番号・住所・電話番号を入力します。
次に職業をプルダウンメニューから選択します。会社員・専業主婦・学生・無職など。続いて、その勤務先の・郵便番号・住所・電話番号を入力します。専業主婦や無職を選択した場合はこの項目は出てきません。
次に「財務情報・投資経験」を入力します。収入などは虚偽を入力することもできますが、嘘をついても何も得をしないので、正直に正確に入力しましょう。
主な収入源・年収・投資可能資産を入力します。
次に投資目的の当てはまる項目に全てチェックを入れます。※チェックは一つだけではなく、いくつでも入れることができます。
次に以下の投資経験を入力します。
ここの部分も経歴を詐称することができますが、正しく入力しましょう。私の場合は現物株式以外は、全て未経験だったので、「1年未満」になりました。
※未経験の場合は「1年未満」を選択します。
ここまで入力が完了したら最後に「次へ」をクリックします。入力に問題があれば、問題のある個所に戻るので正しく入力し直して再度「次へ」をクリック。
次の画面で入力内容の確認を行い利用規約にチェックを入れてもう一度「次へ」をクリックしたら仮登録が完了です!
②メールでの仮登録
次に、登録したメールアドレス宛にLiquidからメールが届いているので確認します。メールが届いていない場合は迷惑メールフォルダに振り分けられていないか確認してください。
Liquidから届いたメール内にリンクが貼り付けられているので、そのリンクをクリックして、Liquidのログイン画面に飛びます。
Liquidのログイン画面では、登録したメールアドレスと、登録したパスワードを入力して実際のLiquidへログインします。
③2段階認証を設定
初めてのログインで二段階認証の設定を求められるので、そのまま設定にすすみましょう。
「2段階認証を有効にする」をクリックして出てきたQRコードをスマホアプリで読み込んで、出てきたコードを入力すれば完了です。
2段階認証アプリは下記のバナーからインストールできます。
Google Authenticator
Google LLC無料posted withアプリーチ
2段階認証のスマホアプリ「Google Authenticator」の使い方は下記の記事でまとめています。
④本人確認書類の提出
この時点ではまだ仮登録の状態なので、本人確認書類を提出してLiquidの本登録に進みましょう。
※本人確認登録をしないと取引・入出金ができません
ホームの右上の人物のアイコンから「ステータス:書類未提出」を選択します。
本人確認書類には運転免許証やパスポート、住民基本台帳カードなどが利用できます。
運転免許証の場合は表面と裏面をプリンターなどでスキャンもしくはスマホで撮影しておきましょう。
私の場合は運転免許証を本人確認書類として提出しました。
運転免許証の場合は、本人確認書類1に免許証の表面をアップロード、本人確認書類2のところに免許証の裏面をアップロードします。
本人確認書類3にはセルフィー画像(本人の自撮り写真)をアップロードします。
アップロード画像は運転免許証の場合は免許証の表、裏、セルフィー画像の合計3枚が必要で全て必須になっています。
最後に利用規約にチェックを入れて「本人確認をアップロードする」をクリックすると本登録の完了です。
本人確認の審査に1~3営業日かかります。本人確認が完了するとLiquidから登録した住所にハガキが届きます。
ハガキを受け取ったことがLiquidで確認できれば口座開設の設定完了です。
詳細はLiquidからメールで送られてくるので、登録したメールをチェックしておきましょう。
Liquidの入金(出金)方法
ビットコインやイーサリアムを購入するには、Liquidに日本円を入金する必要があります。
Liquidへの入金方法は「銀行振込」のみになりました。※「クイック入金」のサービスは停止しました。
銀行振り込みの場合は全銀ネットの加盟店であれば、入金処理を原則24時間365日行っているので、最長で1時間程度で反映します。※反映時間はあくまで目安です。
銀行振込みの場合
銀行振込の初期設定
銀行振り込みの初めの設定で、銀行口座の確認書類画像をアップロードする必要があります。予め通帳の(銀行名・支店名・口座名義人・口座番号)が記載された画像をスマホなどで撮影しておきましょう。
- Liquidの管理画面の上部「ウォレット」をクリックします
- 「入金」のタブをクリックします
- 入金したい通貨(JPY)を選択
- 「銀行口座の管理」をクリックします
- 口座情報を入力します(口座確認書類の画像をアップロード)
- 最後に「設定」を押します
実際に入金する
銀行振込の初期設定が完了したら「入金依頼を新規作成」を行います。
実際に入金する入金金額を入力します。「入金依頼を送信」ボタンをクリックすると入金ID(ユニークID)が出てくるので、入金IDを控えておきます。
振込先が表示されるので、実際に入金する際のご自身の名義人の前に「入金ID」(ユニークID)を入力します。
例:12345 フリコミタロウ
Liquid -振込先情報-
銀行名:住信SBIネット
支店名:ホウジンダイイチ
口座番号:1204679
口座名義:コイン (カ
預金科目:普通
※上記はあくまで私が口座開設時に表示された内容です。振込先が異なる場合も考えられますので必ず実際に表示された振込先に振り込んでください。
銀行振り込みはLiquidの提携先で、24時間265日対応で手数料無料の「住信SBIネット銀行」がおすすめです。
Liquidでの出金方法
以下ではLiquidでの日本円の出金方法を解説しています。
銀行振込の初期設定を行っていない場合は、上記の「銀行振込みの場合→銀行振込の初期設定」を参照して初めに銀行振込の初期設
- Liquidの管理画面の上部「ウォレット」をクリックします
- 「出金」のタブをクリックします
- JPY(またはその他通貨)を選択します
- 登録している口座を選択します
- 実際に出金する金額を入力します
- 2段階認証のコードを入力する
- 「実行」ボタンをクリックします
以上で、日本円の出金処理は完了です。
自身の銀行口座に着金反映するタイミングは、銀行の営業日や使っている銀行によって異なります。
※出金には上限が設けられています。
- 1 回あたり 20,000,000 円まで
- 24 時間あたり 50,000,000 円まで
Liquidでの通貨売買方法
ビットコインの買い方
Liquidでのビットコイン売買方法を解説しています。通貨の売買方法はとても簡単なので安心してくださいね。
以下ではビットコインの購入方法を説明していますが、イーサリアムなどの他のコインや売却方法なども基本的には同じです。
まずはホーム画面のマーケットの中から取引したいペアを選択します。(上部の左メニューの「現物取引」でもOK)
次に実際に取引したい通貨を選択します。
実際のチャートの画面では右側のパネルに売買注文を入れます。
- 「買い」「売り」を選択します
- 指値、成行、逆指値、トレールを選択
- 購入希望価格を選択します
- 購入希望数量を選択します
- 「買う」ボタンクリックで注文完了
通貨を売却したい時は、①の「売パネル」を選択します。
買いたいユーザーと売りたいユーザー同士の金額が合えば約定となるユーザー同士の売買方法
指値注文では自身が指定している金額に達しないと売買が成立しないのに注意しましょう!
Liquidの各種手数料と取扱通貨一覧
各種手数料は変更される場合がございますので、詳細は公式ページにてご確認ください。
売買手数料
手数料種類 | 通貨ペア | 手数料額 |
取引手数料 | BTC/JPY QASH/JPY QASH/BTC QASH/ETH XRP/QASH |
無料 |
ETH/JPY XRP/JPY BCH/JPY LTC/JPY XLM/JPY BAT/JPY SOL/JPY FTT/JPY |
0.05%(QASHでの支払い) 0.1%(QASH以外での支払い) |
|
暗号資産/暗号資産のペア (かつQASHを含まない) |
||
JPY以外の法定通貨を含むペア (かつQASHを含まない) |
||
JPY以外の法定通貨を含むペア (かつQASHを含む) |
無料 |
レバレッジ取引
手数料種類 | 手数料額 |
---|---|
取引手数料 | 無料 |
ポジション管理料 | 0.1% / 日※1 |
ロスカット手数料 | 0.2%※2 |
※2 ロスカット処理を行った場合には、数量×決済価格(closed価格)×0.2% を取引手数料としていただきます。
売買手数料はBTC/JPYが手数料0円(レバレッジ取引を含む)になっているので、手数料を気にすることなくトレードができます。
入出金手数料
手数料 | 日本円 | BTC |
---|---|---|
入金手数料 | 無料 | 無料 |
出金手数料 | 700円 | 0.0005 BTC |
※銀行手数料はユーザー負担となります。
取扱通貨一覧
Liquid by FTX(リキッドバイコイン)の取扱い通貨は下記です。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- リップル(XRP)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- キャッシュ(QASH)
- ライトコイン(LTC)
- ステラルーメン(XLM)
- ベーシックアテンショントークン(BAT)
- FTXトークン(FTT)
- ソラナ(SOL)
FTT(FTXトークン)やQASH(キャッシュ)さらにSOL(ソラナ)が日本で購入できるのは、Liquid by FTXのみです。※2022年4月現在
FTTやQASHといった取引所トークンも人気ですが、SOLは時価総額が高く、今後はイーサリアムとともに大きく飛躍する仮想通貨とされています。今のうちから投資しておくのも投資冥利がありますね。
Liquid by FTXのまとめ
Liquidは現在、世界的なデリバティブ取引所FTXの管理する仮想通貨取引所です。FTXはバイナンスと並ぶぐらいに大きな規模なので今後の伸びしろは無限大です。
セキュリティにおいても非常に強固になっているうえ、FTXの莫大な資本に守られているので安心して取引ができる取引所になっていますよ。
取引所Liquid by FTXの詳細や特徴、独自仮想通貨QASH(キャッシュ)について、おさらいポイントとして下記に箇条書きでまとめています!
Liquid(リキッド)ライト版も好評
またLiquidには専用アプリのLiquid(リキッド)ライト版がリリースされています。
シンプルさと使いやすさを追求した仕様になっているので、初心者の方でも頻繁に取引を行う方でも必ず満足するアプリになっています。
まだインストールしていない方は無料で使えるのでぜひ専用アプリのLiquid(リキッド)ライト版を使ってみてくださいね。
Liquid by Quoineライト版
QUOINE Corporation無料posted withアプリーチ