仮想通貨リップル(XRP)の価格が12月13日あたりから大きく価格を上げ、15日には最高値100円をタッチしました。今回のXRPの高騰の要因は様々な好材料なニュースが重なったものと考えらます。リップルが高騰した理由や、リップル購入のおすすめ取引所についても記載しています。
リップルが高騰した理由
期待も多く寄せられていたリップル(XRP)が、12月13日あたりから高騰しています。12月15日には最高値でついに大台にあたる100円をタッチしました。長いレンジ相場だった30円台の頃から考えると3.3倍、233%アップしています。
リップルは長い間20円~30円台を常にウロウロしていたので、貯め込んでいたパワーが一気に拭きだしましたね!通貨自体の性能が高く良いニュースも次から次へと入ってきたXRPでしたが、価格だけが中々上がらずにいたので「ついにきた!」と待ち望んでいた声も多く聞こえます。
XRPが高騰した要因
今回のリップルの高騰は好材料のニュースやその他、様々な要因が考えられます。
- 「日韓送金実験」を開始
- 「日経モーニングプラス」のニュースでリップルが放送
- 与沢翼氏が「リップル宣教師宣言」説
- 大きな企業との提携の噂
- 新規参入者の買い
- 550億XRPロックアップ
- アメックスと提携
「日韓送金実験」を開始
内外為替一元化コンソーシアムにおける「日韓送金実験」に関するお知らせ~第一弾として、韓国での大手2行と邦銀37行による共同実験を開始~(SBIホールディングス, SBI Ripple Asia)|ニュースリリース|SBIホールディングス https://t.co/REzg5LkAxJ
— 北尾吉孝 (@yoshitaka_kitao) 2017年12月13日
12月12日にSBIホールディングス株式会社は韓国の大手銀行2行と日本の大手銀行37行との間で、分散台帳技術を活用した国際送金の共同実験を開始すると発表しました。
これは第一弾の共同実験とされており、今後も実験の継続や参加行の追加や、仮想通貨の活用も視野に入れていくとのことです。
この発表では『リップル社のブロックチェーン技術を活用した実験』ということでXRPの名前が出てこなかったことが少し気になりますが、リップル社の技術ということは事実上XRPの技術と考えていいでしょう。
日経新聞にも掲載
上記の「日韓送金実験を開始」のニュースは日経新聞の紙面にも掲載されたことにより、一気に注目を集めました。経済情報に興味がありつつもインターネットを利用されない世代の方は、日経新聞は読まれている方が多いと聞きます。
そういった世代にも今回の「日韓送金実験を開始」のニュースが届いたということで、一気にリップルが世間に広がったのではないでしょうか。
日経モーニングプラスで放送
明朝7時5分からBSジャパンで放映されるテレビ番組「日経モーニングプラス」にSBI Ripple Asia代表・沖田が生出演いたします!
マネーフォワード執行役員の神田潤一さんと、仮想通貨を支える技術を使った送金や決済について解説します!https://t.co/PPNhwrDuMR— SBIホールディングス(株) (@sbigroup) 2017年12月14日
12月15日の午前に「日経モーニングプラス」のニュースでリップルの特集が組まれ、SBI Ripple Asia代表の沖田氏が出演し、リップルの魅力や今後の未来について語った映像が地上波で流れました。
また「日経モーニングプラス」ではリップルの送金システムのデモンストレーションの映像がが公開されました。
ニュース内ではリップルが掲げる「内外為替一元化コンソーシアム」などの説明も行われており、一般の投資家からも大きな注目を集めたのは間違いないと思います。
与沢翼氏が「リップル宣教師宣言」説
俺は、今日からリップルの宣教師になる。来る日も来る日も布教するぞ。きもい、あおりと言われても布教するぞ。値動きがあるときにいわなきゃあかん。ファンダメンタルズを伝えることが重要。仮想通貨もやがて実態経済に即したものになるから。
— 与沢 翼 (@tsubasa_yozawa) 2017年12月14日
投資家の与沢翼氏が大量のXRPを保有している話は有名ですが、その与沢翼氏がTwitter上で「今日からリップルの宣教師になる」というツイートをしたことで話題を呼んでいます。
与沢翼氏は、この「リップルの宣教師になる」ツイート後にもリップルの事をひたすらツイートされています。
与沢翼氏にはファンも多く暗号通貨に精通していない一般投資家からも、与沢氏のツイートでリップルが注目されたのではないかという説も浮上しています。
真相は不明ですが…おそるべき与沢翼氏。
大きな企業との提携の噂
リップル社のDavid Schwartz氏が情報掲示板で、大きな企業2社と提携するという内容を書かれていたと噂されています。
掲示板に記載された内容によると、その2社との提携の発表が「金曜日、5PM」とされています。日本時間では16日(土)の午前10時となります。
さらにその2社は、Amazon、Uberという噂が・・・
ただし、これはジョークで発言したのではないかと言われているほどで、裏付けがなく、あくまでの噂の段階です。
しかし、暗号通貨の世界では噂であっても期待感だけで価格が大きく変動することもあります。提携発表時間とされている16日(土)の午前10時には、リップルの価格も何らかの動きがあるかもしれません。また今回の高騰はこの期待感を織り込んだ高騰ということも考えられます。
ただしこの情報は不確かなので、失望売りで価格が下がることも考えられます。どちらにしても16日午前10時頃のXRPの価格には注視しておいた方がいいかもしれませんね。
新規参入者のXRP買い説
12月13日によりcoincheck(コインチェック)のTVCMの放送が開始されました。このCMでは出川哲朗さんが起用されたことで注目を集めています。
コインチェックのCMの効果は膨大で、iPhoneのアプリトレンド検索ワードでも「コインチェック」が上位にきています。
このようにCMの効果にもよる新規参入の方々が、コインチェック銘柄を見た時に一目でお買い得感のあるのがリップルです。(ビットコインであれば、1BTCが200万円近くしますが、1XRPは約50円ほどです。)
単価の価格だけを見ると将来有望と期待されているのにも関わらず、単価が安いリップルは購入しやすい印象を受けるかもしれません。初めて仮想通貨を買ってみようと1万円を投資する時に200万円のビットコインはちょっと気がひけてしましますよね。
coincheck(コインチェック)のTVCMにより、新規で参入された方が多いのは事実ですが、そのことがリップル高騰の直接的な大きな要因とは考えにくいかもしれませんが…一つの説として捉えていただければと思います。
ちなみにビットコインの200万円には手を出せないと勘違いされている方も大勢いらっしゃるようですが、どの取引所でもビットコインは数千円の少額からでも購入できます。
550億XRPロックアップ
55B $XRPが現在エスクローに預託されました。これが$XRPマーケットにどのような意味をもつかについてはこちらをご覧ください。https://t.co/sbBjnxrXhz
— Ripple (@Ripple) 2017年12月8日
これは12月8日のニュースでも取り上げていましたが、リップル社が保有する550億XRPをロックアップしました。ロックアップすることにより、一般的にはインフレ防止、デフレ効果でXRPの価値が担保されるといわれています。
先日のロックアップもリップルにとって好材料とされていたといえます。
また一説では、リップル社が保有しているXRPによって価格操作がおこなわれているのではないかとも言われていたので、そういった懸念点も払拭されたのではないでしょうか。
アメックスと提携を発表
こちらも先月11月17日のニュースで取り上げていた、リップル社がアメックスと提携を発表したというニュースです。
アメリカン・エキスプレスはXRPのシステムを導入することで、即時決済や送金手数料などのより効率的な国際送金事業を安全に実現することができるとされています。
XRPの技術は最も効率的とされ、高い技術に注目されているので、実際にクレジットカードの巨大企業との提携されたことにより、期待されていました。
リップル(XRP)の高騰のまとめ
今回のリップルの高騰は好材料のニュースが立て続けにあり、リップルに対する期待感からの高騰も考えられます。全ての要因がうまく重なって高騰したとも考えられます。
またリップルは通貨としての性能も非常に高いので、実際の暗号通貨としての魅力や可能性も無限に広がっています。
これからもXRPの価格はまだまだ上がる可能性はあります。ただし投資という観点から考えれば価格がどう動くかは全く分かりません。
大きな資本が動けば一段と価格上昇も考えられますが、逆に大きく値崩れする恐れもあります。そういったリスクもあるということをしっかりと考慮した上でXRPの値動きに注目していきましょう。
リップル(XRP)購入できる取引所
現在、リップル(XRP)を購入できる国内取引所は、bitbank.cc(ビットバンクCC)、coincheck(コインチェック)、GMOコインです。
取引所によって手数料等が異なります。XRPを購入するなら板上で指値注文ができるbitbank(ビットバンク)がおすすめです。
ビットバンクならXRPの指値注文が可能!
XRPを安く買うなら取引所形式のbitbank.cc(ビットバンクCC)がおすすめです。ビットバンクCCであれば、板注文が可能で自分の好きな金額を指値で注文をすることが可能です。
- XRPの購入希望価格を入力
- XRPの購入希望数量を入力
- 必要な円(JPY)が自動で入ります
最後に「注文」ボタンを押すと指値注文を出すことができます。
ビットバンクの口座開設は下記の記事で詳しく紹介しています。
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