仮想通貨の1週間のニュース(3/23~3/29)をランキング形式でまとめています。今週の第一位は仮想通貨交換業者に2社が新規登録!その他、格付でリップル(XRP)が高評価などなどをピックアップしています。個人的に気になったものや抑えておきたいニュースを中心に記載していますので参考にしてくださいね。
仮想通貨週間ニュースランキング(3月23日~3月29日)
今週も仮想通貨のニュースはたくさんありましたね!
まずは、ビットコインと時価総額10位の通貨の動きを見ていきましょう。
出展:CoinMarketCap
特に注目はEOSとBNBの高騰です。
EOSの創設者が、トークセッションで「6月に重大発表がある」という発言が価格に影響したようだね!
BNBが高騰した理由は、下記でピックアップしているのでチェックしてね!
それでは1週間の注目のピックアップニュースのランキング(個人調べ)を見ていきましょう!
あくまでも私が個人的に気になったランキングとなっております。
しかし、毎日の仮想通貨のニュースはチェックしており、重要そうなのは必ず入れているので、この記事を読むと週間ニュースをまとめて確認することができますよ!
仮想通貨交換業者に2社が新規登録
3月25日
【速報】金融庁、楽天とディーカレットの「仮想通貨取引所」を認可|今年2例目で登録を本格化https://t.co/TsYpMsI1ih
金融庁は、新たに「楽天ウォレット」と「ディーカレット」の2社を正式に仮想通貨交換業者に登録したことを発表した。
本格的に新たな日本の仮想通貨取引所が動き出す。— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年3月25日
- 「楽天ウォレット」と「ディーカレット」が仮想通貨交換業者に認可
- 国内で認可済みの登録業者は19社に
3月25日に金融庁は、仮想通貨交換業の登録業者に2社を正式に登録したことを発表しました。
今回、新たに正式登録されたのは「楽天ウォレット株式会社」と「株式会社ディーカレット」の2社。
これで金融庁に認可された仮想通貨交換業者は全部で19社となりました。
楽天ウォレット
楽天ウォレットはみんなのビットコイン株式会社の商号を変更した企業で、2019年4月15日(月)より、新サービスにかかる口座開設の受付が開始されます。
取扱い通貨は、BTC(ビットコイン)、ETH(イーサリアム)、BCH(ビットコインキャッシュ)の3通貨。
また、楽天ウォレットではビットコインキャッシュから派生した「ビットコインSV」を日本円で付与することも発表しました!
これは、コインチェックの対応に続く発表となり、注目を集めましたね。
DeCurret(ディーカレット)
ディーカレットは、国内大手企業である大和証券、伊藤忠商事、JR東日本、三井住友銀行、第一生命など出資している取引所です。
取扱い通貨は、BTC(ビットコイン)、BCH(ビットコインキャッシュ)、LTC(ライトコイン)、XRP(リップル)、ETH(イーサリアム)。
※ETHは今夏に開始予定
現物取引のサービスの開始は2019年4月16日(火)ですが、3月27日(水)より口座開設の受付を開始しています。
また、現在は2,000円相当のビットコインが貰えるキャンペーンも実施中ですよ!
「ディーカレット」は国内の複数の大企業が出資する取引所で注目されてるよね
資本金も国内取引所では最高額の52億円なんだよ
Suica(スイカ)に仮想通貨チャージが検討
3月27日
- JR東日本のSuicaに仮想通貨でチャージできるサービスを検討中
- JR東日本は「仮想通貨交換業者ディーカレット」に出資している
- Suicaと仮想通貨の連携が実現すれば仮想通貨の普及が期待される
JR東日本が発行しているICカード「Suica(スイカ)」など複数の電子マネーに仮想通貨でチャージできる国内初のサービスがを検討していることが分かりました。
Suicaは発行枚数7500万枚、大手コンビニなど58万店で利用できる電子マネーということで仮想通貨との連携で、今後の注目を集めています!
サービスの開始は今年6月を予定しているとのこと。
JR東日本は「仮想通貨交換業者ディーカレット」に出資しており、ディーカレットが27日に都内でおこなった事業発表会では、今回の仮想通貨がチャージできるサービスについて「検討しているものの具体的な計画はまだない」と述べたようですね。
ディーカレットは先日、仮想通貨交換業者としての登録を受けたばかりで、国内でも注目度の高い仮想通貨交換業者です。
仮想通貨がチャージできるサービスが実現すれば、多くの人が仮想通貨に触れる機会ができ身近に感じてもらうことや、「仮想通貨=怪しい」」という世間のイメージも払拭できるといいですね!
Suicaとの連携が実現するとビッグニュース間違いなしだね
バイナンスのBNBが高騰した理由は?
3月24日
Update to the #Binance Launchpad Token Sale Formathttps://t.co/rDU7SvspXM
— Binance (@binance) 2019年3月24日
- バイナンスコイン(BNB)が15%以上も高騰
- ローンチパッドが保有量に応じた抽選に変更
- IEOの参加には最低100BNBが必要
世界最大級の仮想通貨取引所バイナンスの取引所トークン「バイナンスコイン(BNB)」の価格が3月24日に約15%もの高騰を見せました。
先週のニュースランキングでも「バイナンス3回目のICOで4億円超が17分35秒で完売」を5位にランクインさせていましたが、バイナンスではバイナンスローンチパッドと呼ばれる新トークンの販売プラットフォームを実施、開催しています。
バイナンスが行っているICO(正確にはIEO)。今まで3回開催され、どれも数十秒から数十分で完売している
IEOとは?
イニシャル・エクスチェンジ・オファリングの略でICOを仮想通貨取引所が取り仕切りトークンセールを行うこと
このバイナンスローンチバッドが人気があり過ぎて、すぐに売り切れるため購入できなかったユーザーからは批判の声が挙がってきていました。
ということもあり、バイナンスはローンチパッドを先着順からBNBの保有量に応じた抽選方式に変更しました。
この発表で、100BNB未満の保有者はバイナンスローンチパッドに参加できないということになり、BNBの価値と必要性が必然的に高まり価格の高騰が起こったというわけですね。
さすがバイナンス…自社の価値を高める施策も世界一だね
ヤフー出資の取引所「TAOTAO」が5月に開始予定
3月25日
仮想通貨取引所「TAOTAO」、5月中旬(予定)にオープン🎉
【4月17日(水)まで】事前登録で1,000円プレゼント、更にその後のお取引で10,000円が当たるキャンペーンを本日スタート! ✨
詳しくはキャンペーンページへ!→https://t.co/NNtpLEVVvo#TAOTAO #仮想通貨 #キャンペーン #プレゼント— TAOTAO (@taotao_ex) 2019年3月25日
- ヤフーの子会社が出資している企業が運営の仮想通貨取引所
- 5月中旬に営業開始予定
- 事前登録と取引で最大11,000円キャッシュバックキャンペーン実施中
ヤフー株式会社の子会社Zコーポレーション株式会社が出資するTaoTao株式会社が、新たな仮想通貨取引所「TAOTAO」の営業を開始することを発表しました。
もちろん金融庁登録済の仮想通貨交換業者です!
「TAOTAO」のオープンは5月中旬の予定とされており、現在はTAOTAOオープン記念として事前登録と取引で最大11,000円キャッシュバックキャンペーンが行われています。
事前登録キャンペーンでは、口座の事前登録を行った方全員に1,000円がプレゼントされますよ。
さらに「TAOTAO」のオープン開始後に取引を行うことで500名に10,000円が当たるキャンペーンに参加することも可能です。
(※参加期間は2019年5月中旬(予定)~7月1日(月)6:59)
「TAOTAO」は「新しいお金。新しい世界。」をスローガンとして、安心安全に利用できるサービスの提供を目指すとのこと。
現物やレバレッジ取引の分かりやすさを追求した操作画面や、PCやスマホで簡単に取引ができるツールも用意され、初心者にもやさしい取引所となるようです。
また、「TAOTAO」が取り扱う仮想通貨に関しては、現物はBTC/JPYとETH/JPY、レバレッジ取引ではBTC、ETH、XRP、LTC、BCHと日本円(JPY)通貨ペアが対象予定。
実際にTAOTAO公式のページを確認してみたけど、たしかに分かりやすい作りになっているように感じたよ!
WeissRatings格付でリップル(XRP)が高評価
3月26日
- 格付け機関Weiss Ratingsの最新仮想通貨ランキングが更新
- 技術と採用でリップル(XRP)がAランクの首位を獲得
- 総合ではBTCがランクアップ、BNBもランクイン
米格付け機関のWeiss Ratings社の最新仮想通貨格付けが更新されていました。
Weiss Ratingsは、米国で株式や金融機関を分析して格付けを行う機関ですね。2018年から仮想通貨も分析と格付けが開始され、当ブログでも度々話題に取り挙げました。
今回の、最新版の格付けでは、総合部門の他に「技術と採用」の部門を設けています。
この技術と採用部門でリップル(XRP)がAランクの首位を獲得しています。
今回の格付けを表にしてまとめてみると下記。
順位 | 通貨 | ランク |
1位 | リップル(XRP) | A |
2位 | イオス(EOS) | A |
3位 | ビットコイン(BTC) | A |
4位 | イーサリアム(ETH) | A- |
5位 | カルダノ(ADA) | B+ |
順位 | 通貨 | ランク |
1位 | イオス(EOS) | B- |
2位 | リップル(XRP) | B- |
3位 | ビットコイン(BTC) | B- |
4位 | バイナンスコイン(BNB) | B- |
5位 | ライトコイン(LTC) | C+ |
注目しておきたいのは、やはりリップル(XRP)とイオス(EOS)がどちらの部門も高く評価されているとことですね。
総合ではビットコインが前回のC+からB-に格上げされています。またバイナンスコイン(BNB)も総合の4位にランクインしているところにも注視したいです。
ランキングが良いからといって、通貨の価格も直結して上がるわけではありませんが、その通貨の技術や採用事例を分析した上での評価であれば、今後価格にも影響する可能性は大いにあると思います!
しっかりとした企業が分析した上でのランキングであれば、ある程度信用もできるね
SBIのマネータップ社に新たに13行が株主に
3月28日
キャッシュレス推進に向け次世代金融インフラを提供する「マネータップ株式会社」に新たに13行が株主として参加(SBIホールディングス, マネータップ)|ニュースリリース|SBIホールディングス https://t.co/EdIB2NoRaz
— 北尾吉孝 (@yoshitaka_kitao) 2019年3月28日
- マネータップに13行が株主として参加
- 先日マネータップは法人化している
- XRPの活用にも注目が集まっている
SBIホールディングス株式会社が、送金アプリである「マネータップ」を法人化したというニュースを取りあげていました。
そのマネータップ株式会社に、新たに13行が株主として参加することが発表されました。
- 愛媛銀行
- きらぼし銀行
- 京葉銀行
- 山陰合同銀行
- 滋賀銀行
- 清水銀行
- 新生銀行
- 住信SBIネット銀行
- スルガ銀行
- セブン銀行
- 広島銀行
- 福井銀行
- 北陸銀行
特に注目は、やはりコンビニATMの「セブン銀行」の参加ではないでしょうか。
セブン銀行では、専用口座を持っていなくてもキャッシュレスアプリに残高をチャージできたりするので、今後は「マネータップで送金したものをコンビニのATM(セブン銀行)から出金できる」ということも可能になるのではないでしょうか。…個人的な見解ですが。。
またマネータップにはリップル技術の「xCurrent」を活用しています。
今後は、マネータップにXRPを活用する計画も示唆されているのでXRPとの連携にも注目が集まりますね!
送金アプリを使ってたら、知らない間にXRPが活用されている・・・という未来がくるかもしれないね
今週のニュースまとめ
今週は、やはり新しく仮想通貨交換業者に登録された「楽天ウォレット」と「ディーカレット」の注目度が高かったですね!
新規での登録は19年1月のコインチェック以来になります。
取引所も当初はベンチャー企業でしたが、最近はほとんどが証券会社を運営している上場企業や大手の息がかかった大企業ばかりです。
仮想通貨市場はオワコン…ブロックチェーン技術だけが抜き出される…などなど言われていますが、本当にそうでしょうか??
普通に考えれば、そんな未来が無い市場に、大企業が次から次へと参入しないですよね。
正直、仮想通貨の価格はどうなるかは分かりませんが、私はこの市場はまだまだ伸びていくと信じていますよ!
私はアルトコインのトレードはBinanceを利用しています。
バイナンス銘柄は突然爆発することがあるので、宝くじ感覚で超少額を投資して楽しんでいますよ(*´罒`*)