4/21の仮想通貨ニュースは原油先物がマイナス価格でビットコインも暴落に…一体何が起こったのか?仮想通貨のイメージと現実のギャップはすごかった!DeFiで流出した約26億円を犯人が返却?等々をピックアップしています。
4月21日の仮想通貨ニュース
どうも!ママコイナーのミー(@me_memechan)です!
ビットコインの半減期まで、あと-日
昨日言ってた原油暴落が米株下落になりビットコインも急落するっていうのが現実になってしまったね
原油先物がマイナス価格という史上初のことだったから仕方ないね
原油価格はビットコイン価格に直結している?
- 4/21のBTC急落は原油先物マイナス価格が原因
- 原油価格は株価→BTCにも影響を与える重要指標に
「原油価格暴落はビットコインだけじゃなく大恐慌始まりのお知らせ」と物々しいタイトルを付けましたが、釣りじゃなく現実はまぁまぁシリアスです。
NY原油先物5月限が史上初のマイナス価格を記録してしまいました。
マイナス価格というのは買い手がいなくなり、売り手が買い手にお金と原油を支払うという異常事態。
その背景には、買い手が原油を買いたくても(原油が余り過ぎて)置いておくスペースがないという現状があったようですね。
原油先物が暴落して、実際の原油価格が下がるとアメリカのシェールオイル企業の運営が耐えられなくなります。
関連する米株が売られまくって、米株も暴落 → 米株と相関が高いとされているビットコインも暴落という流れになります。(今回のビットコイン急落もそれが原因)
実際、3月の世界同時株安もビットコイン暴落もコロナの影響で原油価格が暴落したのが一番の原因になっています。
現在はアメリカ政府やFRBなどの経済対策で耐えているものの、どこかでたかが外れて株式のパニック売りが始まればもう止めることができません。
といっても今回暴落したのは5月限の原油先物です。6月限以降の原油先物には価格が付いています。
今回のような原油先物のマイナス価格が続かない限り、大恐慌のようなことは起こらないとは思いますが、そうならないためにも投資家の冷静な判断が必要になりますね。
原油価格がビットコインだけじゃなくて世界経済のいろいろなところに影響を出しているんだね
今日のビットコイン急落も原油先物のマイナス価格が影響しているからそれだけインパクトがあるってことだね
仮想通貨のイメージと現実のギャップ
仮想通貨の実際の利用事例、未使用の人のイメージと乖離=調査https://t.co/JcWREAWzEy
— コインテレグラフ日本版(Cointelegraph Japan) (@JpCointelegraph) April 20, 2020
- 仮想通貨で購入するイメージには違法品
- 実際の購入は「食品」や「日用品」が多かった
- 仮想通貨の信頼性が浮き彫りに…
アメリカでデジタル決済プラットフォームを利用したことのある983人を対象にビジュアル・オブジェクトが調査を行った結果、仮想通貨で購入するモノのイメージと実際に購入しているモノとのギャップがあることがわかりました。
調査対象983人の中で仮想通貨を使ったことがあるのは約150人ほどのようですが、仮想通貨で購入するイメージで多かった回答は「株」や「違法品」だったものの、実際の利用では「食品」や「衣料品」が多かったようです。
イメージ | リアル | ||
株式 | 40% | 食品 | 38% |
違法品 | 30% | 衣料品 | 34% |
電子機器 | 23% | 株式 | 29% |
金 | 21% | 金 | 21% |
衣料品 | 15% | 武器 | 15% |
不動産 | 15% | 麻薬 | 11% |
食品 | 14% | – | – |
調査結果から見ても、仮想通貨決済は日用品など一般的な商品の支払いに利用されているにもかかわらず、イメージでは「仮想通貨は怪しい」という印象が目立ちます。(と言いながら武器15%、麻薬11%も気になりますが…)
昨日4/20のニュースでも記載していたように、世界各国3000人をターゲットにした調査でも仮想通貨の信頼度が低いことが明らかになっていましたね。
まだまだ仮想通貨は怪しいと思われているんだね
良いことより悪ことの方が印象に残るからね!今後は仮想通貨の認知とともにイメージも変わっていくと思うよ!
EOSウォレットで56億円の出口詐欺
EOSの中華系ウォレットが突如閉鎖 55億円相当の仮想通貨持ち逃げ疑惑もhttps://t.co/Q01yFt82i3
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) April 20, 2020
- EOS専用ウォレット運営者に資金の持ち逃げの疑い
- マイナーなオンラインウォレットには要注意
EOS専門ウォレット「EOS Ecosystem(イオスエコシステム)」が突如利用不可になり、ウォレット運営者が資金を持ち逃げした疑いがあるようです。
抜けた資金の総額は5200万ドル(約56億円)相当で、中国メディアによるとExit Scam(出口詐欺)の可能性が高いとのこと。
EOS Ecosystemは高い金利でユーザーを集めていたようですが、ねずみ講の疑いで裁判の行われたようですね。。
取引所よりも安心とされている専用ウォレットで出口詐欺…私たちは何を信用すればいいのでしょうか。
主な対策としては、
- 公式ではないサードパーティ製のオンラインウォレットはなるべく使わない
- マイナーなウォレットは使わない
- オフラインのウォレット『LedgerNanoやTREZOR』を使う
といったことは徹底したいところですね。
最近では国内取引所のセキュリティが格段に上がっているからオンラインウォレットよりも安全としている人もいるよね
上位の取引所は一部上場企業の資本が入っているからね!一昔前とは比べ物にならないほどの安心度だと思うよ!
DeFiで流出した約26億円を犯人が返却?
UPDATE: https://t.co/3wcVjo7f8F got a request from Singapore police for revealing the attacker’s IP data and helped dForce recover the stolen funds, Sergej Kunz, the CEO of https://t.co/3wcVjo7f8F, told The Block (via @Yogita_Khatri5) https://t.co/EbPck64SR6
— The Block (@TheBlock__) April 21, 2020
- 流出した資金を犯人が返却
- 理由は不明
- 追跡に観念した可能性もあり
先日4/19のニュースで取りあげていたDeFiプロトコルで不正流出した約2470万ドル(約26.5億円)相当の資金が返却されたことがわかりました。※現在は価格は低下
犯人のIPアドレスが分かったことをシンガポール警察が犯人に伝えて圧力をかけたことで、返却に至った可能性もあるとのこと。
IPアドレスが特定されたことで犯人はもう逃げられないと観念したのか…資金を返却した理由は明らかになっていないものの、犯人によって仮想通貨が返却されるというのはとても珍しい事例ですね。
えーー犯人が返却したってこれホントに珍しいね!!
もしかしたら司法取引的なものが・・・あったのかもしれないよ