7月18日にビットコイン価格が大きく上昇しました。BTC高騰にはG20の金融安定理事会の発言やマスターカードの特許申請など大きく分けて5つの理由があると分析しています。BTC価格上昇に関わったと思われるニュースをまとめているので参考にしてください。
ビットコインが84万円まで高騰した理由は!?
先日まで60万円台と70万円台を行き来していたビットコイン価格が7月18日に大きく上昇しました!
BTC価格高騰には、多くの市場へのグッドニュース(ファンダメンタルズ)が重なったものと考えられます。
BTC価格が大きく上昇したことにより、その他のアルトコインも上昇に転じていますね。
ほとんどのアルトコインが前日比プラスになっており、5%から10%以上も上がっているものも多くみられます!
ビットコイン(BTC)が高騰した5つの理由
- G20の金融安定理事会(FSB)が仮想通貨擁護の姿勢?
- BlackRock(ブラックロック)が仮想通貨市場参入の噂
- マスターカードが仮想通貨支払いの特許を申請
- コインベースが連邦が認定した取引所に
- ビットコインETFの可否判断が迫る
連日ビットコインの価格が上昇していましたが、本日BTC価格が高値で84万円台まで上昇しました!
8万円幅で10%以上の高騰になります。
ここ最近のグッドニュースに加えてG20の金融安定理事会(FSB)での発言がBTC価格上昇につながったものと考えられています。
ビットコイン価格に直結していると思われる主なニュースは上記の5点ですが、その他にも韓国市場の復活など様々な要因が重なったことも関係しているようですね!
下記では、5つの高騰理由のニュースについて詳しく解説していますので、ご確認くださいね。
①G20の金融安定理事会(FSB)が仮想通貨擁護の姿勢?
大ニュース。前回のG20で仮想界でも有名となったFSBが、昨日「仮想通貨は現時点で金融システムのリスクとならない。我々は仮想通貨の独立性とリスク緩和を手助けする」というレポートを発表していた事が明らかに。記事を伝えるフォーブスは、昨日の上げはこれのおかげと断定。https://t.co/4vEjuWQlW4
— 仮想通貨新聞 (@kasou_shinbun) 2018年7月17日
今回ビットコイン価格上昇に大きな影響をもたらしたのが、G20の金融安定理事会(FSB)での仮想通貨に対してのレポートだと言われています。
金融安定理事会(FSB)はビットコインや仮想通貨は世界的な金融システムに重大なリスクをもたらさないとの報告を行っています。
G20で仮想通貨について世界的な大規模規制が入るのではないかと不安視されていたので、このニュースは大きいですね!
さらに仮想通貨の独立性とリスク緩和を手助けするというレポートもあったようなので、G20での大規模な規制は免れそうです。
仮に規制が入るとしても、マネーロンダリング対策や投資家保護などの規制になりそうですね。
②BlackRock(ブラックロック)が仮想通貨市場参入の噂
ブルームバーグってこういうネタの時だけ生き生きしてる印象しかない https://t.co/Ag1GIiP2t1
— ヨーロピアン (@sen_axis) 2018年7月18日
ビットコイン価格上昇にあたっては米ブラックロックが仮想通貨市場に参入するのではないかという噂も関係していたようです。
ブラックロックは世界最大の資産運用会社で、運用資産はなんと6兆3000億ドル(日本円で約708兆円)にもなります!
この資産が少しでも仮想通貨市場に流れてくれば、ビットコインの時価総額は一気に跳ね上がりますよね。
ただし!ブラックロックのラリー・フィンクCEOは仮想通貨市場の参入を否定しているようです。どうやらこちらの噂はデマのようですね。。(ただし仮想通貨の研究を行っているのは本当のようですよ)
どこでひっくり返るか分からないので、こういったニュースも引き続き注視する必要がありそうです!
③マスターカードが仮想通貨支払いの特許を申請!
はいっ!!!来たっ!!!ビッグニュース!!!さすがに反応しちゃ〜ってるやん!
米マスターカードが仮想通貨での支払い時間短縮へ特許申請【フィスコ・ビットコインニュース】 投稿日時: 2018/07/18 06:58[フィスコ] – みんなの株式 (みんかぶ) https://t.co/fMCsUGeHvQ @minnanokabusikiより
— 仮想通貨たむら (@angoutsuukalove) 2018年7月17日
クレジットカードの大手のマスターカードは、仮想通貨支払いを可能にする特許を申請したことが分かりました。
このマスターカードの特許申請もビットコイン価格に影響を与えているようですね。
法定通貨の支払いの処理にかかる時間は非常に速く、ナノ秒とのこと。
1秒の10億分の1を表す時間の単位
現状では仮想通貨の支払い処理には時間がかかるようで、そのネックとなっている問題を解決するために特許を申請したようですね。
新たな特許では、法定通貨と仮想通貨をリンクさせることで、時間を短縮することが可能になとのこと。
クレジットカードでの仮想通貨支払いが実現すれば、市場全体に対するグッドニュースになること間違いなしですね!
④コインベースが連邦が認定した取引所に
米コインベースの証券ディーラー買収承認、証券とみなされるトークンの取り扱い可能に
◆米規制当局、コインベースの証券ディーラー3社の買収承認
◆コインベースで証券型のトークンの取り扱いが規制上可能に
◆コインベースは3社への技術導入などをまず進めるhttps://t.co/qenQFuuLbV— コインテレグラフ ジャパン@仮想通貨 (@JpCointelegraph) 2018年7月17日
コインベースについては昨日のニュースで取り挙げていますが、証券ディーラー3社を買収したことで、コインベースが有価証券にあたるトークンの販売も可能になりました!
さらにSECとFINRAの認可済みになるので、コインベースは連邦が公認した取引所になることになります。
仮想通貨においての証券問題もコインベースはすでに手を打った形となります!
さらにコインベースは銀行のライセンス取得も目指しているようなので、一分の隙もないようですね。
⑤ビットコインETFの可否判断が迫る
ビットコインETFの可否判断は8月10日か SECの文書で明らかにhttps://t.co/GmmbJuXK5C
— コインテレグラフ ジャパン@仮想通貨 (@JpCointelegraph) 2018年7月13日
こちらも先日のニュースですが、ビットコイン価格に大きな影響をもたらすと思われる大ニュースです!
米証券取引委員会(SEC)が、ビットコインETFを承認するか拒否するかの判断する日が8月10日頃の可能性があります。
これに関してはまだあくまで可能性の話ですが、最近になりSECもビットコインETFに前向きな姿勢を取っていると報道されています。
SECにもビットコインETFに関する問い合わせやコメントが通常の10倍も寄せられているようので、さすがにSECもここまでくると無下にはできないですね。
ビットコインETFが認可されれば、上記でも取り挙げているようなブラックロックのような何兆円規模の資産運用会社や機関投資家の参入が実現します。
間違いなく仮想通貨市場にとっては大きな第一歩になるので、期待したいですね!
ビットコイン高騰まとめ
ビットコインの高騰には一つの要因ではなく、様々な良いニュースが重なったことで価格の上昇につながったと考えられました。
上記にあげたニュースは今後が期待できるものが多いので、これからの展開にも注視していきたいですね!
引き続き情報を追って、ブログに更新していきたいと思います(*´∨`*)