仮想通貨の1週間のニュース(6/1~6/7)をランキング形式でまとめています。今週はビットコイン大暴落の原因はクジラ?その他バイナンスDEXと証拠金が日本のアクセス制限などをピックアップしています。個人的に気になったものや抑えておきたいニュースを中心に記載していますので参考にしてくださいね。
仮想通貨週間ニュースランキング(6月1日~6月7日)
どうも!ママコイナーのミー(@me_memechan)です!
今週も気になる仮想通貨のニュースがたくさんありましたね!
まずは、ビットコインと時価総額10位の通貨の動きを見ていきましょう。
直近ではXRPとLTCが調子いいね
XRPはリップル社が送金業社マネーグラムを買収したという噂が流れているよ
それでは1週間の注目のピックアップニュースのランキング(ミー調べ)を見ていきましょう!
あくまでも私が個人的に気になったランキングとなっております。
重要そうなニュースは入れているので、この記事を読むと週間ニュースをまとめて確認することができますよ!
ビットコイン大暴落の原因はクジラ?
6月4日
- 6/4のBTC暴落はクジラによる2万5000BTCの売り浴びせが原因か
6月4日にビットコイン価格は90万円台から80万円台まで大きく下落しました。
BTC暴落の原因がクジラと呼ばれるビットコイン大口投資家の価格操作ではないかと憶測が広がっています。
時系列に整理してみると、、
- 4日午前8時:2万5160BTC(約200億円以上)がコインベースに送金
- 暴落の原因:コインベースで2万5000BTCを売却
- 暴落後:コインベースで2万5000BTCを買い戻し
- 暴落1時間後:コインベースから1万4000BTCがウォレットに移動
- 暴落1時間40分後:コインベースからさらに他のウォレットに1万1000BTCが移動
クジラのビットコイン大量売却が暴落の原因というのは、あくまでも推測ですが、2万5000BTCの売り圧が出れば、ビットコイン価格が下がるのは当然ですね。
この一連の作業でクジラは13億円~16億円ほどの利益を出したのではないかともいわれています。
当時、私がクジラ(大口投資家)を検証した記事では、クジラは「警戒対象ではない」としたものの、今回のような動きがあるのであれば、クジラの動向には注意する必要がありそうですね。
今の市場規模じゃクジラが価格操作できてしまうのが事実…
健全な市場を作るための今後の課題だね
バイナンスDEXと証拠金取引は日本では使えない
6月5日
- バイナンスDEXと証拠金取引のアクセス制限国に日本が追加された
- BNB価格にも影響したが、ステーブルコインのニュースで反発
4月にローンチされたバイナンスDEX、そして期待が集まるバイナンスの証拠金取引(マージン取引)ですが、日本からのアクセスが禁止されることが分かりました。
バイナンスDEXの画面を開いた時に出る注意書きのアクセス制限欄に「Japan」の文字が追加されていることで判明しました。
日本国内では証拠金の倍率を4倍に引き下げているので、規制当局からの制裁を懸念した対応だと思います。
またアクセス制限する国の中には、アメリカも含まれており、これもまた過去に「EtherDelta」(DEX)を起訴したSEC(米証券取引委員会)の動きを考えたものと推測されます。
このニュースはBNB価格にも影響し、一時はBNBは下落したものの、現在は『英ポンドにペッグされたバイナンス独自のステーブルコインの発行が間もなく』というニュースを受けて息を吹き返している状態ですね!
BNB支持者からすると日本からのDEXと証拠金取引の利用ができないのは正直ショック過ぎる…
でもBNB価格が大暴落せずによかった!
▼ 詳しい記事はコチラ ▼
GateHub(ゲートハブ)でXRPが流出
6月7日
Our investigation team and a professional IT forensics team are still working around the clock to complete an internal investigation. We will post an official statement soon. You can find our Preliminary Statement here: https://t.co/HHAeAFUsjR
— GateHub (@GateHub) 2019年6月6日
- 約10億円相当のXRP(約2300万XRP)が盗まれた
- 1300万XRPはすでに資金洗浄されている
- ハッキング原因が不明のため各機関と連携して捜査中
仮想通貨取引所GateHub(ゲートハブ)で約10億円相当のXRP(23,200,000XRP)が流出したことが分かりました。
暗号化されたキーが不当にアクセスされた可能性があるとのこと。
また、6月6日午前1時(日本時間)の時点で、盗まれた約2300万XRPのうち、1300万XRP(約5億円)がすでに取引所やミキシングサービスを利用して資金洗浄されているようです。
要は、1300万XRPは複数の取引とごちゃ混ぜにして分からなくして追跡されないようにしたということですね。
ハッキングされた原因は複数の可能性があり、特定ができないとのこと。
現在、ゲートハブは規制当局や外部の機関とも捜査を続けているようで、内部捜査完了後に詳細が発表されるようです。
このあと何かしらの発表があるかとは思われるので、公式からの発表を待ちましょう!
取引所のハッキングは度々起こってしまうね…
大事な資産は自身で守ることを前提に取引所に預けっぱなしにはせず、ハードウォレットなどに資金を移しておきたいね
国税庁が仮想通貨の課税逃れ防止を強化
6月5日
個人のネット収入、国税庁が捕捉強化 仮想通貨など https://t.co/kMDExXA7Us
— 日本経済新聞 電子版 (@nikkei) 2019年6月5日
- 課税逃れ防止のため専門チームを発足
- 7月以降に全国で200人規模で設置
- 仮想通貨交換業者から顧客情報を入手していく
国税庁が無申告や過少申告による課税逃れを防止するために専門のプロジェクトチームを設置し、情報収集の体制を強化していくことが分かりました。
対象となるのはネットを介して個人が得た収入で、仮想通貨取引やネットオークション、民泊、動画配信など。
7月以降に、全国の12の国税局や事務所に計200人規模で専門プロジェクトチームが設置されます。
仮想通貨取引に関しては、多額の利益を得た顧客の情報を仮想通貨交換業者などから入手し、捕捉強化とするようです。
3月末に成立した改正国税通則法(2020年1月施行)によって、事業者から情報を入手することが可能となっているようですね。
以前は事業者に情報提供を拒否されることもあったようですが、法律に基づいた調査となるので事業者が正当な理由なく情報提供に応じない場合は罰則もあるとのこと!
専門チームが発足したら多額の利益を得た人だけじゃなく対象者も幅広くなるかもね
脱税は絶対にダメだけど、その前に仮想通貨取引の税率も大きな問題だよね…
インドで仮想通貨の規制の準備完了
6月2日
インド、仮想通貨の規制整備の準備整う|金融担当者が公式発表https://t.co/pnJWAE6XYX
インドで仮想通貨に対する規制の準備が整ったことを金融担当者が認めていると、海外メディアなどが報じた。G20サミットを前に、インドの仮想通貨の規制をまとめたレポートが完成したという。
— CoinPost -仮想通貨情報サイト- (@coin_post) 2019年6月2日
- インドの「仮想通貨規制のレポート」が完成した
- 6/23に最高裁判所が規制について判断を下す
- 全面禁止ではなく「規制」という点に注目
インドで仮想通貨の規制についてまとめたレポートが完成したことを金融担当者が認めました。
インドでは2019年4月に「仮想通貨を全面禁止する」といった法案を審議しており、金融関係者の多くが全面的な禁止について支持していたようで、「全面禁止」に向けて動いていたと思われていました。
その全面禁止の法案の審議は新しい政府に引継ぎがされることになっており、その新しい政府の金融担当者が「規制の準備が整った」と述べたようです。
1年以上調査を行い慎重に考えを重ねたとのこと。そして、最終的には6月23日に最高裁判所が規制について判断を下すようです!
インドでは2018年2月に「インドで仮想通貨全面禁止の規制が行われるかもしれない」というニュースで、仮想通貨市場全体の価格が暴落したこともありました。
6月23日のインドの規制についての発表は注視しておきたいですね。
「禁止」と「規制」で意味合いが大きく変わるね
OTC取引やP2Pまでを規制するのは難しいと思うよ
コインチェックにモナコイン上場で大暴騰
6月5日
【Monacoin(MONA)の取り扱いを開始しました!】
2019年5月31日に公開しておりました「Monacoin(MONA)」の取扱につきまして、本日より開始致しましたことをお知らせします。https://t.co/oKbdNditTg— Coincheck(コインチェック) (@coincheckjp) 2019年6月5日
- モナコインがコインチェックで売買が可能に
- 一時700円を超える大暴騰
- 他の取引所との価格乖離が発生
6月5日にコインチェックでモナコイン(MONA)の取扱いが開始されました。
- WEBとアプリにおける送金・受取・購入・売却
- WEBでの貸仮想通貨
MONAが追加され、コインチェックでの取扱い通貨は10種類となりました!
国内取引所への新規上場は、bitFlyerにリスク(Lisk)が上場した以来の約1年4ヶ月ぶりとなります。
先週5月31日にコインチェックが「6月上旬にMONAの取扱いを開始する」との発表でモナコインの価格は一時120%アップの大暴騰をみせました。
その後300円前後に落ち着いていた価格ですが、実際にコインチェックで取扱いが開始されると、またまた大暴騰となりコインチェックでは一時700円を超えました。(売ることができなかったとかなんとか…)
他の取引所と2倍近い価格乖離があったようですね!
モナコインは上場ファンダで大きく価格が上がる傾向にあるね
バイナンスに上場したらとんでもないことになりそう!
バフェットとトロンのジャスティンがランチ
6月4日
I officially announce I’ve won the record-setting 20th-anniversary charity lunch hosted by @WarrenBuffett. I’ll also invite #blockchain industry leaders to meet with a titan of investment. I hope this benefits everyone. #TRON #TRX #BTT #BitTorrent pic.twitter.com/EMZ4TMhgpR
— Justin Sun (@justinsuntron) 2019年6月3日
- ランチにはヴィタリックやチャーリー、CZにも声をかける予定
- バフェット氏はビットコインを痛烈に批判している
投資の神様と呼ばれるウォーレン・バフェット氏とランチできる権利をトロンの創設者のジャスティン・サン氏が456万7888ドル(約5億円)で落札したことが話題になっています。
ウォーレン・バフェット氏は、個人資産9兆円で世界第二位の大富豪ですが、ビットコインを痛烈に批判している人物としても有名ですね。
ジャスティン氏は、バフェット氏は正しい情報を持っていないとし、ブロックチェーンと仮想通貨の進歩を伝えると意気込んでいるようですよ!
またランチには7人まで友人を招待できるようで、ジャスティン氏は、イーサリアムのヴィタリック・ブテリン氏、ライトコインのチャーリー・リー氏、さらにバイナンスCEOのCZ氏にも声をかえる予定とのこと。
まさに仮想通貨界のオールスターで投資の神様の誤解を解きに行くつもりなんですね。
もしバフェットさんが誤解を解いてくれたら多くの機関投資家の呼び水になる可能性があるね
ビットコインを認めさせるのは難しいとは思うけど、すごく面白そうな会食になりそうだね!
今週のニュースまとめ
今週はビットコイン価格が大きく下がる局面があり、アルトコインもつられて価格を落としてしまいました。
ビットコインが下落した原因はクジラの価格操作??…なのかは分かりませんが、しばらくは価格の乱高下に注意しておいた方がよさそうですね。
個人的には、ウォーレン・バフェット氏とトロンのジャスティン・サン氏のランチの行方が気になります!
バフェットさんは、「分からないもの・複雑なものには手を出さない」という投資スタイルなので、ジャスティンさんとの会食で少しでもブロックチェーンやビットコインに興味を持ってもらえたらと思います。
バフェットさんが会長を務める2400億ドルの売上高を誇るバークシャー・ハサウェイにも影響がゼロではない!と妄想するのも面白いですね!
私はアルトコインのトレードはBinanceを利用しています。
バイナンス銘柄は突然爆発することがあるので、宝くじ感覚で超少額を投資して楽しんでいますよ(*´罒`*)