3/8の本日の仮想通貨ニュースはコインチェックが2度目の公式会見!仮想通貨交換業者7社を一斉に行政処分!バイナンスでAPIを利用したハッキングが発生!世界初!アビトラのためのプラットフォーム開発!?等々をピックアップしています。
3月8日の仮想通貨情報(ニュース)
どうも!ママコイナーのミー(@me_memechan)です!本日も全体的に悪い雰囲気で下がっています。ただNEMだけは…
今日は取引所関係のニュースがたくさんあるね
コインチェックが2度目の公式会見!
本日夕方、コインチェックが、正式な記者会見を開きました。
要点だけ箇条書きで書くと以下。
- NEMの補償は日本円で来週中の予定
- NEMの補填合計額は460億円で顧客のユーザーアカウントに直接反映
- XEMの補填レートは88.549円
- ハッキングの原因は外部メールからのマルウェアによる感染
- コインチェック社の複数のパソコンが感染していた
- NEM以外の機会損失などの補償は利用規約に基づき責任を負わない
- 17年12月の取引高は3.8兆円
- コインチェックにある口座数は170万件
- 業務資本提携に関しては選択肢の一つで顧客の保護に繋がるのなら検討
- XEM保有量以上の数量を販売していた事実はない
- サービスの再開は来週中に報告
- 匿名通貨の取り扱い継続も検討中
私が個人的にに気になったのは、コインチェックの利益について、ほぼ販売所のスプレッドだと会見でおっしゃっていたことです。
過去3カ月のccの取引高は約7.3兆円で、内訳は取引所が8割、販売所が2割とのこと。ということは販売所だけの取引高は1.46兆円。
スプレッドは3%~8%ぐらいなので、間を取って5%と計算すると、概算ですが約730億円という営業利益が出てきます。
NEMの補填額は日本円で460億円なので、730億-460億で270億円もの利益が残る計算になります。あくまで概算ですけど…。
どれだけ経費を使っているかは分かりませんが、サービスの再開や経営の立て直しには十分すぎるほどの金額だと思うので、コインチェックには市場の活性化のためになんとか踏ん張ってほしいと思っています!
⇒ 仮想通貨NEMの不正送金に関するご報告と対応について【公式サイト】
仮想通貨交換業者7社を一斉に行政処分
【仮想通貨交換業者7社を一斉に行政処分】
●業務停止命令
FSHO
ビットステーション●業務改善命令
テックビューロ
GMOコイン
バイクリメンツ
ミスターエクスチェンジ
コインチェック#ミーメモhttps://t.co/v5RNK2T7I6— ミー@仮想通貨ブログのママコイナー (@me_memechan) 2018年3月8日
昨日のニュースでもお伝えしていた金融庁からの行政処分の続報です。
本日、金融庁より仮想通貨交換業者7社を一斉に行政処分すると発表がありました。内容は下記。
- FSHO
- ビットステーション
- テックビューロ
- GMOコイン
- バイクリメンツ
- ミスターエクスチェンジ
- コインチェック
業務停止命令を受けた2社に関しては、正直私も詳しく知らない仮想通貨交換業者です。
業務改善命令の中には、認知度の高いコインチェック、GMOコイン、zaifを運営するテックビューロがありますが、業務改善命令なので、改善すべき点はしっかりと改善してより良い取引所として運営してくださいませ。
私個人的にはあまりマイナスには捉えていません!
今後も利用者を保護できるような良いルール作りをガンガン作っていってほしいと思っています(`・ω・´)
⇒ 当社に対する関東財務局の業務改善命令について【GMOコイン公式】
⇒ コインチェック株式会社に対する行政処分について【財務局】
⇒ 当社に対する金融庁の業務改善命令について【コインチェック公式】
バイナンスでAPIを利用したハッキングが発生!
Summary of the Phishing and Attempted Stealing Incident on Binancehttps://t.co/qC9gCgonng
— binance (@binance_2017) 2018年3月8日
昨夜、海外取引所バイナンスでAPIを不正に操作した売買が行われたというニュースが入ってきました。
これを受けて、バイナンスの全ての通貨の出金が一時停止、一部ではバイナンスがハッキングされたと騒ぎになっていましたが、結論から先に書くと既に解決済みです!
バイナンスAPIハッキング事件の一覧の流れ
- バイナンス(API)がハッキングされてアルトコインが売られている
- APIのbotを不正利用してVIAが大量に買われて暴騰する
- 全ての仮想通貨の出金が一時停止になる
- バイナンスCEOから全ての資産は安全で不正な取引は取り消した公表
- 出金を含む全てのサービスが通常運転に戻る
まず、要点はバイナンスのサイトがハッキングにあったのではなく、ユーザーのAPIがハッキングされて不正取引がされたとのこと。
APIは自動売買のbotや取引所との連携に使うインターフェイス(コード)のこと
APIがあれば、取引所に直接ログインしなくても異なるソフトウェア(アプリ等)で通貨の売買などが可能になる便利なものです。
しかし当然APIが第三者に漏れると、不正に利用される恐れがある重要なコードです。
今回はこのAPIがフィッシングサイトなどによって、盗まれて不正に利用されたのではないかといわれてます。バイナンス自体のハッキングではないということが分かりますね。
バイナンスのその後の対応
バイナンスで出金が停止になり、騒ぎになるとバイナンスのCEOのCZ氏から全てのの資産は安全です。一部のアカウントは、フィッシングサイトから侵害されている可能性があります。
とツイートがありました。
またその後、バイナンスはすべての不規則な取引を取り消しました。すべての預金、取引および引出しが再開されます。
とツイートがありました。
異常な動きに自動でリスク管理システムが起動され、出金停止になっていたようでした。
Binance has reversed all irregular trades. All deposit, trading and withdrawal are resumed. will write a more detailed account of what happened shortly. Interestingly, the hackers lost coins during this attempt. We will donate this to Binance Charity.
不正取引された通貨に関しては、全てバイナンスチャリティーに寄付するということです。おぉ~早期対応で解決してよかったです(*´∨`*)
マウントゴックス英国企業がマネロン関与!?
マウントゴックスのハッキング 英国ダミー企業がマネロン関与かhttps://t.co/Ko74Medlsr
— コインテレグラフ ジャパン (@JpCointelegraph) 2018年3月8日
過去に起こったマウントゴックスのハッキングで盗まれたBTCをイギリスのペーパーカンパニーがマネーロンダリングしていた疑いが浮上しました。
その数量は約65万BTCにものぼるようです。以前のレートとは全く異なりますが、現在の日本円のレート110万円で換算すると約7,150億円にのぼります。
ペーパーカンパニーとは登記上は存在するが、実体がない企業のこと。ダミー会社や幽霊会社と同じ意味
う~ん。ちょっとよく分かりませんが、次から次に悪い奴と思われる企業や人物が出てきますね。
また、ハッキングの弁済にあたり、4憶ドル(440億円)相当以上のビットコインを売却したとも報じられています。
マウントゴックスの破産管財人を務める小林信明弁護士は、ハッキングにより資金を失った顧客に弁済するため、17年9月以降、4億ドル相当以上のビットコインを売却したと伝えられている。
これって、少なからず市場に影響を与えてしまってるのでは…とも思います。
なかなか早期には解決できない問題だと思いますが、収まるところに収まってほしいものです。ハイ。
世界初!アビトラのためのプラットフォーム開発!?
ブロックチェーントークン市場の単一プラットフォーム開発へhttps://t.co/36yjeRvmMP
— コインテレグラフ ジャパン (@JpCointelegraph) 2018年3月8日
異なるブロックチェーン間のトークンをリアルタイムで転送できるプラットフォームPantos(パントス)の開発が発表されました。
異なるブロックチェーン間のトークンをリアルタイムで転送??…はっ( ゚Д゚)!?これは…
勘がいい方は気づかれたかもしれませんが、アービトラージ(裁定取引)が単一のプラットフォームで可能になるということです。
仮想通貨でいうアービトラージとは取引所間で同じ通貨を使った価格差異の金額差を利益とする手法のこと
例:A取引所ではBTC価格が100万円、B取引所ではBTC価格が90万円だった場合、Bで買って、Aで売ると価格差の10万円が利益となる手法です。
実は仮想通貨界隈ではアービトラージ略してアビトラはよく行われているんですが、公けにしてしまうと価格差がなくなってしまうので嫌われます。暗黙の了解でひっそりと行っている方が多いようです。
今回はそのアビトラのプラットフォームを作ろうというなかなか壮大で面白いプロジェクトです。
Pantos(パントス)では、ICOを計画しており、上限で157億円を調達予定とのことです!
アビトラは確実に利益が上げられる反面、送金の遅延などで価格差がなくなるなどのリスクもあるので慎重に!!
下記の記事では、私が過去実際にアビトラで失敗した失敗談を記事にしていますので参考にしてください(=△=)
保有している仮想通貨一覧
本日はコインチェックの会見を受けNEMが大きく上げていますねo(`▽´)o
仮想通貨ポートフォリオ【メイン】
※BCCはBCHと同じビットコインキャッシュです。また下記の表には日本円のJPYは含めていません。
仮想通貨前日比
通貨名 | 通貨単位 | 現在価格 | 前日比 |
リップル | XRP | 93.2 | -1.8% |
ビットコインキャッシュ | BCC | 12.3万 | +1.4% |
イーサリアム | ETH | 8.2万 | -1.7% |
アリス | ALIS | 39.5 | -7.4% |
ネム | XEM | 40.1 | +17.9% |
リスク | LSK | 1958 | +7.6% |
ネオ | NEO | 1.08万 | -3.9% |
モナコイン | MONA | 473 | -2.7% |
全体的にみると下がっていますが、NEM/XEMが急騰しています!
コインチェックの会見で、NEMの補填が来週になるという発表を受けてのことでしょうか。
一時は30円を切るのではないかというぐらいに落ちていましたが、今では30円後半ぐらいまで回復しています!
これは非常にうれしい良い傾向ですねっ(´∪`*)
Binance(バイナンス)ポートフォリオ【サブ】
こちらでは国内には上場していないアルトコインに投資しています。バイナンス銘柄は突然爆発することがあるので、宝くじ感覚で超少額を投資しています!
Binanceでお宝コイン探し~(*´罒`*)
バイナンスの保有通貨も今日もまただだ下がりです。。。
昨夜のバイナンス騒動は驚きましたが、公式からの対応が素早くほんとに神対応でした!!!
さすがのバイナンスです(*ゝωб*)b
おまけ
昨夜、こんな何気ないツイートをしました。
母からNEMが32円になってるでって電話がありました。(知ってる…)
母にNEMを182円で買わせた犯人は私です。。
— ミー@仮想通貨ブログのママコイナー (@me_memechan) 2018年3月7日
母から「NEMが32円になってる」と電話があったんです。ハイ。
母にNEMを182円で買わせた犯人は私です
・・・・・
このツイートにたくさんの反響をいただいて驚いています。同じような思いをしている同志がたくさんいる…( ;∀;)
やっぱり去年の12月に仮想通貨市場に参入して来られた方がホントに多い…ということを改めて感じさせられました。
それではまた明日☆