10/15本日の仮想通貨ニュースはテザー(USDT)不信でビットコインが暴騰!OKEXが4つのステーブルコインの取扱い開始!イーサリアムのハードフォークが来年に延期?リップル社はトランプ政権と議論している?等々をピックアップしています。
10月15日の仮想通貨ニュース
どうも!ママコイナーのミー(@me_memechan)です!本日はなかなか荒れた相場でしたね。。
ドルにペッグされているUSDTが暴落したんだね
USDTからビットコインに退避する…といういつもと逆の動きが起きたみたいだね
テザー(USDT)不信でビットコインが暴騰
ビットコイン急騰、仮想通貨テザーの信用危機で資金がBTCへ逃避 https://t.co/oPb6nv0rBp via @JpCointelegraph
— コインテレグラフ@仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年10月15日
- USDTの価格が暴落
- ビットコインの価格が暴騰
- USDT暴落の原因はビットフィネックス?
テザー社が発行するドルとのペッグ通貨のUSDTの価格が、Kraken(クラーケン)では0.85ドルまで暴落しました。
従来であれば、「USD(ドル)」と「USDT」は1対1の同等の価値を持っているはずですが、度重なるBitfinexの不信感でUSDT離れが起こっているようです。。
またUSDTの代わりにビットコインやイーサリアム、リップルなどが買われて価格が一時高騰していました。
画像でも分かるように、BTCとUSDTがきれいな逆相関関係になっています。
またUSDTでビットコインが買われるだけではなく、その他のステーブルコインであるジェミニ・ドル(GUSD)、PAX、TUSDなどに流れているという報道も多く見受けられます。(実際に他のステーブルコインの価格が上がっている)
さらに、混乱に紛れてバイナンスでは「USDTが上場廃止」というFUD(偽の情報)まで流れていたのでご注意ください!
とにかく、法定通貨とペッグ(連動)されているはずのUSDTの価格が崩れるとなると、、安定資産とは呼べなくなるので益々USDT離れが加速する可能性がありますね(・ω・`;)
なぜUSDTが崩れたのか?
BTC速報:Bitfinex再度高値更新して7700ドルに到達。Coinbaseとの価格差は1000ドルを更新。これは日本円にして86万円に相当し、11万円のプレミアとなる #ビットコイン #Bitcoin #仮想通貨 #ブロックチェーン #テザー #Tether #ビットフィネックス #Bitfinex pic.twitter.com/4NRRcGHMrF
— 墨汁うまい(Not giving away ETH) (@bokujyuumai) 2018年10月15日
USDTの価格が崩れたのは、Bitfinex(ビットフィネックス)取引所が原因とされています。
先日のニュースでも取り挙げましたが、ビットフィネックスには数々の疑惑やテザーとの深い関係があります。
ビットフィネックスとテザーの運営母体は同じとされているため、ビットフィネックスの不信とテザーの不信はイコールですよね。
ビットフィネックスでは現在、法定通貨の入金が停止している他、パートナー銀行の債務超過でビットフィネックス自体も危ないのではないか…という憶測が飛び交っています。
もちろん真相はまだ不明ですが、USDTの信用は発行元のテザー社の信用だけで成り立っていると考えると、、なにやら危ないのでは…と考えるのは普通ですね。。
現在はかなり落ち着いてきましたが、ビットフィネックスではUSDTが売り込まれて、ビットコインが買われる現象が他の取引所よりも強く出ていたので、ビットコインの価格が上昇し一時は10%以上もの乖離がありました。
法定通貨と連動し、価格がほぼ動かないとされるステーブルコインは、市場が発展するにあたってなくてはならない重要な通貨です。
今回のような「USDTの価格が下がり他のステーブルコインの価格が上がる」という非常に違和感のある、意味の分からない現象は仮想通貨市場にとってマイナスとなる恐れもあるので今後の調整課題として頂きたいものです!
OKEXが4つのステーブルコインの取扱い開始
OKEXが4種の仮想通貨ステーブルコインを新たに上場 テザー急落劇と同時期に https://t.co/yLiowV5Sw3 via @JpCointelegraph
— コインテレグラフ@仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年10月15日
- OKEXで米ドルと連動した4つの通貨が取扱い開始
- 入金はすでに可能、取引開始は16日から
- OKEXは取引量の多い大手仮想通貨取引所
中国系の大手仮想通貨取引所OKEX(オーケーイーエックス)で4種類のステーブルコインの取扱いを開始することを発表しました。
取扱いが開始されるステーブルコインは下記の4つ。
- TrueUSD(トゥルーユーエスディー/TUSD)
- USDCoin(USDコイン/USDC)
- Gemini dollar(ジェミニドル/GUSD)
- Paxos Standard Token(パクソス・スタンダード・トークン /PAX)
既に入金はできるようですが、取引に関しては16日から4つのステーブルコインのBTCペアとUSDTペアが取引可能になるとのこと。
ちなみに各ステーブルコインのポイントはこちら。
- 「TUSD」は米ドルと連動した通貨で、複数の信託銀行により支えられて破綻や不正のリスクが少ないステーブルコイン
- 「USDC」サークル社が発行した米ドルと連動したステーブルコイン
- 「GUSD」はウィンクルボス兄弟の取引所Gemini(ジェミニ)が発行する米ドルと連動したNYDFS承認のステーブルコイン
- 「PAX」はニューヨーク州の規制当局(NYDFS)より承認された(ジェミニドルと同じ)ステーブルコイン
OKEXは取扱い通貨も、170種類以上と数が多く、さらにアルトコインでのレバレッジ取引もできるということで、中級者から上級者の方も多く使用している取引所です!
取引量も多い取引所なので、ステーブルコインの流動性アップにつながるのかもしれませんね。
しかし、4種類も一度に米ドルとのペッグ通貨が取扱いが開始されるとなると、どの通貨を基軸に使うか…または退避先に選ぶか迷いますね。。
イーサリアムのハードフォークが来年に延期?
仮想通貨イーサリアムのハードフォーク実施は来年に持ち越しか 試験中に異常発生でhttps://t.co/aT21hyOmpg via @JpCointelegraph
— コインテレグラフ@仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年10月15日
- テストネットで問題が発生し「コンスタンティノープル」が延期
- イーサリアム自体は問題なし
- ハードフォーク(分岐)は実施されている
イーサリアム開発者によると、イーサリアムのアップデート「コンスタンティノープル」のテストネットで問題が発生したため、アップデートが延期になることが分かりました。
コンスタンティノープルは、イーサリアムの大型アップデート「メトロポリス」における第2弾のアップデートのこと。第1弾のビザンチウムは無事に完了済み。
今回の問題は、ハードフォーク予定であったブロックに到達したものの、テストネットだったためにマイナーがアップデートをしていなかったことが原因のようです。
なので、テストネット上での問題が起きたということでイーサリアム自体に問題があったわけではないようですね!
また、ハードフォーク(分岐)は今回のテストネットで実施されているようですよ。
しかし、合意形成の問題が発生したため、イーサム開発者のAfri Schoedon氏は「2018年中にコンスタンティノープルの実施はないだろう」とツイートをおこなっています。
「コンスタンティノープル」は、イーサリアムのネットワーク処理性能を上げるためのアップデートとなるので期待されていましたが、予定より遅れ、2018年中の実施は厳しいのかもしれませんね(ノωヽ。)。。
次回のイーサリアム開発者会議は10月19日となっているので、注目しておきたいですね!
リップル社はトランプ政権と議論している?
Ripple社新チーフ・マーケット・ストラテジスト「米トランプ政権側と定期的に議論している」
◆Ripple社の新チーフ・マーケット・ストラテジストが米トランプ政権側と議論している事を明らかに
◆リップル(XRP)が証券に該当するかについては答えは出ないだろうとの考えを示すhttps://t.co/2xdmBpNOlm— コインテレグラフ@仮想通貨ニュース (@JpCointelegraph) 2018年10月15日
- トランプ政権と議論していることが明らかに
- ビットコインとイーサは懸念している?
- XRP証券問題も話題に
リップル社の戦略チーフを務めるジョンソン氏とトランプ政権が、定期的に議論していることがBREAKERのインタビューで明らかになりました。
ホワイトハウスでは、ビットコインやイーサのマイニングの大半を中国が占めいていることに対しての懸念があるようです。
悲しいことに米国と中国では貿易戦争でバチバチですもんね…( ;∀;)
対して、リップルのXRPではマイニングがないことに加え、海外からの圧力や操作を受けないことが好印象で、重要になるかもしれないとしています。
そう考えると、中国のマイニングに抑えられているビットコインやイーサよりも、海外圧力を受けていないリップルの方が受け入れやすいものになるのかもしれませんね!
またXRPの証券問題に関しては、「SEC(米証券取引委員会)が全ての仮想通貨に対して証券か否かの答えを出そうとしていないのではないか」とも語っています。(ここはジョンソン氏の考え)
確かに仮想通貨自体が新しいものなのに、既存の枠組みの中で線引きを行うのはおかしいかもしれません。。
新しいものにはそれに見合った規制や枠組みを作る必要があるので、今はその準備段階なのかもしれませんね!
保有している仮想通貨一覧
仮想通貨ポートフォリオ【メイン】
※BCCはBCHと同じビットコインキャッシュです。
仮想通貨前日比
通貨名 | 通貨単位 | 現在価格 | 前日比 |
リップル | XRP | 48.5 | +3.3% |
ネム | XEM | 10.5 | +0.8% |
ビットコインキャッシュ | BCC | 4.9万 | +0.2% |
イーサリアム | ETH | 2.2万 | +2.4% |
バイナンストークン | BNB | 1077 | +0.8% |
ステラ | XLM | 24.3 | +1.9% |
フオビートークン | HT | 176 | -1.9% |
リスク | LSK | 319 | -3.9% |
アリス | ALIS | 6.4 | +17.6% |
ネオ | NEO | 1767 | -1.0% |
モナコイン | MONA | 134 | 0% |
仮想通貨総資産平均合計 | +1.7% |
本日の上昇はテザーの不信感から来たものなので、喜ばしいものでもないですね(・ω・`)
短期的な上昇であって、長い目で見たら(テザー/USDTにとっては)かなり悪い状況だと思います。。
ただ、USDTに代わるステーブルコインは続々と出てきているので、今後はUSDTから安全なステーブルコインにシフトしていくのかもしれませんね!!
バイナンス銘柄は突然爆発することがあるので、宝くじ感覚で超少額を投資して楽しんでいますよ(*´罒`*)