2026年6月、サッカーの祭典「FIFA ワールドカップ 2026」が北米で開幕します。このビッグイベントが仮想通貨市場にとっても注目ポイントになっているのが、チリーズ(Chiliz/CHZ)です。
チリーズはスポーツ・エンタメ特化のブロックチェーンで、FC Barcelona・PSG・Manchester Cityなど世界70以上のクラブがここで「ファントークン」を発行し、世界中のファンがチームの意思決定に参加できる仕組みを提供しています。
2026年3月にはSEC/CFTCがファントークンを「証券ではない」と明確化。買い戻しプログラムや米国再参入など大きなアップデートも重なり、W杯前に注目が集まっています。
この記事ではチリーズの基本から最新動向・価格・将来性まで分かりやすく解説します。
チリーズ(Chiliz)とは

チリーズ(Chiliz)は、スポーツ・エンターテインメントに特化したブロックチェーンプラットフォームと、そのネイティブ通貨CHZの総称です。
ファンが自分のチームの意思決定に参加できる「ファントークン」の仕組みを世界で初めて大規模に展開したプロジェクトで、FC Barcelona・PSG・Manchester City・Juventusなど70以上のクラブや組織が採用しています。

「スポーツ×ブロックチェーン」って言葉だけ聞くとピンとこないかもやけど、要はファンがチームの株主みたいに意思決定に参加できる仕組みやよ

好きなサッカーチームに自分が関われるってこと?それは面白そう!
チリーズ(CHZ)の基本情報

| 通貨名称 | Chiliz(チリーズ) |
|---|---|
| シンボル | CHZ |
| 総発行枚数 | 約88億8888万8888 CHZ(追加あり・後述) |
| 流通供給量 | 約100億CHZ(2026年4月時点) |
| コンセンサス | PoSA(Proof of Staked Authority) |
| ブロックチェーン | Chiliz Chain(独自L1) |
| CEO | Alexandre Dreyfus(アレクサンドラ・ドレイファス) |
| 拠点 | マルタ |
| 公式サイト | https://www.chiliz.com |
| Sociosサイト | https://www.socios.com |
| 現在価格 | 約$0.037〜0.040(約5〜6円)(2026年4月時点) |
| 時価総額 | 約3.7〜4億ドル(CoinMarketCap) |
| ランキング | 約100位前後 |
| 史上最高値 | 約$0.88〜0.89(2021年3月) |

PoSA(Proof of Staked Authority)とは?
チリーズ(CHZ)の仕組み:CHZとファントークンの関係

チリーズのエコシステムは「CHZ」と「ファントークン」の2層構造で成り立っています。
CHZ(チリーズ)
↓ 使って購入
ファントークン(例:PSG・BAR・MAN CITYなど)
↓ 使ってできること
– チームの意思決定に参加(投票)
– VIPチケット・グッズなど特典の獲得
– ファントークン自体の価格上昇益(売却)
CHZはソシオス(Socios.com)エコシステム全体の基軸通貨。 CHZなしではファントークンを買えない仕組みのため、ファントークン需要が高まるほどCHZの需要も増加します。

ファントークン(Fan Token)とは?
チリーズ(CHZ)の主な特徴
① スポーツチームの意思決定に参加できる
チリーズの最大の特徴が、ファントークンを使ってチームの運営に関わる意思決定に参加できる点です。これまでファンはただ観戦・応援するだけでしたが、チリーズを通じてチームとの距離が一気に縮まります。
- ユニフォームのデザイン案への投票
- 練習施設・キャンプ地の選択
- チーム公式メッセージへの意見
- 展示試合の対戦相手選び

好きなチームのユニフォームデザインを自分が選ぶって体験、ファン心理にめちゃくちゃ刺さるよね。従来の「応援するだけ」との差は大きい
② Socios.com(ソシオス)プラットフォーム

Socios.com(ソシオス)はチリーズが運営するファン向けエンゲージメントプラットフォームです。クラブがファントークンを発行し、世界中のファンがCHZを使って購入・活用できます。
2026年現在、70以上のスポーツクラブ・組織がSociosと提携しています。
サッカー:FC Barcelona / Paris Saint-Germain / Manchester City / Juventus / AC Milan / Arsenal / Inter Milan / Atletico de Madrid / AS Roma / Galatasaray 他多数
格闘技:UFC(アルティメット・ファイティング・チャンピオンシップ)/ PFL
eスポーツ:OG / Natus Vincere(NaVi)/ Team Alliance 他
その他:NBA・NBAチームへの参入も検討中(米国再参入計画)
③ Chiliz Chain(独自L1ブロックチェーン)
チリーズはもともとERC-20(イーサリアム規格)でリリースされましたが、現在は独自のLayer1ブロックチェーン「Chiliz Chain」上で稼働しています。
Chiliz Chainは「スポーツ・エンターテインメント特化のブロックチェーン」として設計されており、PoSA(Proof of Staked Authority)を採用。スマートコントラクト対応・DeFiアプリの構築も可能です。
2024年5月のDragon 8アップグレードでEIP-1559型のバーン機構とステーキング報酬を導入。取引が増えるほどCHZが消却されるデフレ構造に転換しています。

EIP-1559型バーンとは?
④ ステーキングで報酬を得られる(2026年〜)
2026年1月よりCHZのステーキングが本格稼働。CHZを預けることでネットワーク検証に参加し、報酬を受け取ることができます。インフレ分の10%が流動性インセンティブとして使われる仕組みです。
最新動向(2026年の注目ポイント)
FIFA ワールドカップ 2026(6月11日〜7月19日)
2026年最大のカタリスト。 北米(米国・カナダ・メキシコ)で開催されるFIFAワールドカップに合わせて、各国代表チームのファントークンが新たに発行される予定です。過去のW杯・ユーロ開催時にファントークン需要が急増した実績があり、CHZへの追い風が期待されています。

W杯とチリーズの相性はめちゃくちゃいいよ。ファンがチームに熱くなる時期はファントークンの使い道も増えるし、CHZが自然に需要増になる構造やよ
Chiliz 2030ロードマップ(2026年2月発表)
チリーズが長期ロードマップ「Chiliz 2030」を発表。主な3本柱は以下。
- オムニチェーンFan Token(Q1 2026〜):ファントークンを複数チェーン間で自由に移動できる仕組みを導入。流動性とDeFi活用が拡大
- CHZ買い戻しプログラム(Q2 2026〜):ファントークン収益の10%を定期的にCHZ買い戻しに充当。価格の下支え機構として機能
- 米国再参入(2026年夏):規制環境が整ったことで米国市場への再参入を計画。各国代表チームのファントークン発行も予定
SEC/CFTC共同ガイダンスでファントークンが「証券でない」と明確化(2026年3月17日)
米国の証券取引委員会(SEC)と商品先物取引委員会(CFTC)が2026年3月17日に共同ガイダンスを発表。ファントークンを「デジタルコレクタブル・ツール」に分類し、証券ではないと明確化しました。
これにより米国でのCHZ・ファントークン取引に関する法的リスクが大幅に解消され、米国再参入の地ならしとなっています。

「証券ではない」ってどういうこと?

証券として分類されると金融規制が厳しくなって取引しにくくなるんよ。「証券じゃない」って認められると、より自由に取引・サービス展開できるようになる。XRPのSEC訴訟と同じ構図やよ
EU MiCA認可取得(2025年9月)
欧州の暗号資産規制「MiCA(Markets in Crypto-Assets)」に準拠した認可をChilizが取得。欧州でのFan Token取引が規制準拠のもとで合法化されました。機関投資家の参入ハードルが下がっています。
Paribu Net合併(2025年9月)
トルコのブロックチェーン企業「Paribu Net」と合併し、$PRBトークンをCHZに転換。トルコの巨大スポーツ市場への本格進出を果たしました。一時的に148百万CHZが市場に追加されましたが、長期的には需要拡大によるプラスが見込まれます。
eスポーツ(e-Sports)とチリーズ

チリーズはサッカーだけでなく、eスポーツ分野にも積極的に展開しています。OG・Natus Vincere(NaVi)などトップeスポーツチームともパートナーシップを結んでいます。

eスポーツ(e-Sports)とは?
チリーズ(CHZ)の価格推移と時価総額
チリーズ(Chiliz)のチャート
下記はCHZ/USDT(BINANCE)のリアルタイムチャートです。
価格推移(主要マイルストーン)
| 時期 | 価格目安 | 主な出来事 |
|---|---|---|
| 2018年ICO | 約$0.032(約3.5円) | プライベートセールのみ実施 |
| 2019年 | $0.01〜0.05 | Binance上場・PSG等と提携発表 |
| 2021年3月 | 約$0.88〜0.89(史上最高値) | 仮想通貨バブル・ファントークンブーム |
| 2022年 | $0.05〜0.35 | 市場全体の暴落・低迷 |
| 2023〜2024年 | $0.05〜0.15 | Dragon 8アップグレード・回復基調 |
| 2025年 | $0.06〜0.12 | MiCA認可・Paribu合併 |
| 2026年4月 | 約$0.037〜0.040(約5〜6円) | W杯前の期待感、時価総額約3.7〜4億ドル |

ATHが$0.89で今が$0.04やから、ピーク比で約95%下落してる。ただW杯のタイミングに向けて2026年初から徐々に上昇してきてて、最近は週間で+29%記録したりと動き始めてるよ

ATHから95%落ちてるって怖い数字だけど、W杯が近づいてるのは確かやもんね

そうやよ。ただ「W杯が来る→必ず上がる」は保証やないから、あくまでも一つの材料として捉えておくのが大事やよ
価格予想
※投資判断はご自身の責任で行ってください。以下は参考情報です。
| シナリオ | 価格目安 | 条件 |
|---|---|---|
| 強気(W杯盛り上がり) | $0.08〜0.10 | W杯期間中ファントークン需要が急増、買い戻しプログラム効果が出る |
| 中立 | $0.04〜0.06 | 現状維持、W杯の盛り上がりが限定的 |
| 弱気 | $0.02〜0.03 | マクロ悪化、W杯後の需要急減 |
- FIFA ワールドカップ 2026のファントークン需要
- CHZ買い戻しプログラム(Q2 2026〜)の効果
- 米国市場への再参入成否
- SEC/CFTCガイダンス後の米国取引環境
- マクロ経済環境・BTC相場の動向
- Dragon 8のバーン量(ネットワーク利用増で加速)
チリーズ(CHZ)の将来性
ポジティブ要因
リスク・懸念要因

チリーズは「スポーツファンに刺さるユースケースがある」という意味では他のアルトコインと差別化できてると思う。W杯を一つのマイルストーンとして、エコシステムが育つかどうかを見極めるのが投資判断の軸やよね
チリーズ(CHZ)の購入方法

日本でチリーズ(CHZ)を購入できる取引所は複数ありますが、手数料や使いやすさで選ぶことが重要です。以下はおすすめの取引所と購入手順です。
おすすめ取引所

取引所選びでは、手数料、セキュリティ、使いやすさを比較しましょう。Coincheckは初心者向けで手数料無料でCHZが買えます!
CHZの購入方法手順
- Step1コインチェックで口座開設
- Step2本人確認
- Step3日本円の入金
- Step4CHZを購入
coincheck(コインチェック)では簡単に購入できる販売所でも、板取引の取引所でもCHZを購入可能です。しかし、販売所ではスプレッドと呼ばれる売買価格差があり、実質的に購入額の約5%ほどが手数料として差し引かれます。
取引所の板取引では、手数料無料でスプレッドもほとんどないので、最もお得にCHZを購入可能です。
コインチェックのスマホアプリからだと販売所しかりようできません。取引所(板取引)はPCブラウザ版から利用できます。
コインチェックの取引所(板取引)使い方
まずは、サイドバナーの「トレードビュー」を選択。


続いて左上の通貨ペアを「CHZ/JPY」に変更。左側の注文画面から注文数量を入れるだけでCHZを購入可能です。

- 「購入」ボタンを押す
- 「成行」を選択(指値の場合は購入希望価格を入力)
- 注文数量を入力
- 「注文する」ボタンを押す
まとめ

チリーズ(CHZ)は「スポーツ×ブロックチェーン」という独自のニッチを開拓し、世界70以上のクラブと提携してファントークンエコシステムを構築してきました。2026年は規制環境の整備・CHZ買い戻しプログラム・そして最大のカタリストであるFIFAワールドカップ 2026と、重要な節目が重なっています。
ATHからの下落幅が大きく現状は小型銘柄の位置付けですが、スポーツという世界共通のコンテンツを背景に持つ数少ない「実需ベースのユースケース」を持つ仮想通貨の一つです。
投資する場合は、W杯前後の需要の波を意識しながら、分散投資の範囲内で判断することをおすすめします。
※この記事は情報提供を目的としたものであり、投資を推奨するものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。



